通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
教育相談（夏期スクーリング）School Counseling
藤平 敦
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 39005/39006 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 藤平 敦 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 3群終日 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
Educational consultation is not something that should be conducted only by those in charge of students with problems, on a one-on-one basis in a separate room, but should be conducted by all teachers and staff for all students, taking advantage of every opportunity in their educational activities. In this class, the main objective is for students to understand the significance of educational consultation and the nature of support, while learning the viewpoints necessary for classroom and class building, using various practical examples mainly in the classroom as a field of study.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
教育相談は、担当者のみが課題を抱えている生徒のみを対象に、別室で１対１のみで行うものではなく、教職員全員が教育活動のあらゆる機会をとらえて、全ての生徒に対して行うべきものである。本授業では、主に学級をフィールドとして、さまざまな実践事例を題材にしながら、受講者である学生が教育相談の意義と支援の在り方について理解することを主目的としつつ、学級及び授業づくりに必要な視点を学ぶこととする。
到達目標Goal
①教育相談の意義と支援の在り方について理解できる。
②生徒とかかわる基本原理を理解できる。
③生徒同士のつながりを意図した働きかけについて考えることができる。
④「個別支援計画」の必要性を理解できる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は原則として、①前回の復習（約10分）、②（本時のトピックに対する）講義（約25分）＆グループディスカッション等（約40分）、③Quiz（事例検討）（15分）の３構成で進める。学生の主体的な授業参加とともに、毎回、自分自身の言葉で振り返りができることを目標とする。なお、フィードバックの方法は、授業内（上記① 前回の復習）で行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：教育相談とは何か ①
①オリエンテーション
②講義（教育相談の意義や生徒との関わり方について理解する）
③グループディスカッション
第2回[対面/face to face]：教育相談とは何か ②
①第１回の復習
②講義（教育相談における支援の在り方について理解する）
③グループディスカッション
第3回[対面/face to face]：不登校の問題から教育相談を考える①
①第２回の復習
②講義（長期欠席と不登校の違いについて理解する。不登校の状況と対応等についての基本的な考え方を理解する）
③グループディスカッション
第4回[対面/face to face]：不登校の問題から教育相談を考える②
①第３回の復習
前回の復習
②講義（不登校の出現について、不登校新規出現者と不登校継続者の違いを理解する）
③グループディスカッション
④Quiz（事例検討）＆本日の振り返り（要提出）
第5回[対面/face to face]：いじめの問題から教育相談を考える①
①前日（第１回～第４回）の復習
②講義（いじめ問題について考える。近年のいじめの社会問題化ついて考える）
③グループディスカッション
第6回[対面/face to face]：いじめの問題から教育相談を考える②
①第５回の復習
②講義（いじめの初期対応と未然防止について考える）
③グループディスカッション
第7回[対面/face to face]：学級・授業づくりに活かす教育相談①
①第６回の復習
②講義（生徒と好ましい人間関係を築いていくうえで必要な視点を、教育相談の発想から理解する）
③グループディスカッション
第8回[対面/face to face]：学級・授業づくりに活かす教育相談②
①第７回の復習
②講義（授業等の場面における教育相談の視点の必要性を理解する。一斉授業の場面において、教育相談の視点を持った（生徒たちへの）働きかけについて考える。/グループ学習や個別学習の場面において、教育相談の視点を持った（生徒たちへの）働きかけについて考える）
③グループディスカッション
④Quiz（事例検討）＆本日の振り返り（要提出）
第9回[対面/face to face]：実践事例から学ぶ教育相談の在り方①
①前日（第５回～第８回）の復習
②講義（全国各地の実践事例の紹介①）
③グループディスカッション
第10回[対面/face to face]：実践事例から学ぶ教育相談の在り方②
①第９回の復習
②講義（全国各地の実践事例の紹介②）
③グループディスカッション
第11回[対面/face to face]：連携して進める教育相談の在り方
①第１０回の復習
②講義（教職員や保護者と連携するために必要な視点を理解する。具体的な連携の在り方について考える）
③グループディスカッション
第12回[対面/face to face]：個別支援計画について考える
①第１１回の復習
②講義（個別支援計画の必要性について理解する。計画の立案方法、留意点について考える）
③小試験（Quiz＆本日の振り返り含）（要提出）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
次回のテーマに向けて、必ず、事前に各自まとめてくること。
テキスト（教科書）Textbooks
・「研修で使える生徒指導事例５０」藤平 敦 学事出版 978-4761922917
→ 毎回のQuiz（事例検討）で使用する。
・講義でのパワーポイントの資料は毎回、配布する。
参考書References
『生徒指導提要』文部科学省 令和４年１２月
https://www.mext.go.jp/content/20221206-mxt_jidou02-000024699-001.pdf
*デジタル版のみ
成績評価の方法と基準Grading criteria
・授業内容に関する記述式小試験 40%（最終日に実施）
・毎回のQuiz 30%（10×3日間）
・毎回授業の振り返り 30%（10×3日間）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回の講義では、全国の学校現場のスライド等を用いて、受講者の学生が視覚的にイメージを持ちやすいように工夫をしていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし