通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG(経営学 / Management 200)経営学特講(夏期スクーリング)Special Study in Management
神谷 健司
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 38009 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 神谷 健司 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 夏期 |
期間Period | 2群午前 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The issues to be dealt with this lecture are (1) Consideration of analysis method based on turning points of the company in corporate research, (2) basic thinking on the new revenue recognition accounting standard, and (3) the structure and content of the "Integrated Report" published by each companies.
Before/after each lectures,studennt will be expected to read text book at least 2 hours.
Final grade will be calcurated accorrding to the following process: Mid-term report(30%), term-end examination(70%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この講義では,メディア授業(会計学入門)では十分時間を取れなかった3つの事項について,少し時間をかけて解説し,受講生とともにいくつかの課題を具体的に考えていきたい。今回扱う課題は,①企業研究における当該企業の変節点による分析の検討,②新しい収益認識会計基準における基本的考え方の検討,③各企業が公表している「統合報告書」の構造と内容についての検討である。①に6コマ,②に3コマ,③に3コマ程度を予定している。
到達目標Goal
ある企業を考察した場合,その企業の変節点を見出し,総合的にその企業の評価を行なうことが出来るような思考を身に着けてもらいたいと思う。また新しい収益認識基準の基本的な部分を理解するとともに,「統合報告書」における非財務情報の情報としての重要性も各自確認していただきたい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「経済学科:DP2」「商業学科:経営学・商学,自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
パワポあるいは、レジュメに基いて授業を進める。一通り説明を行った後に,
受講生から意見を求めたりすることによって理解を確認したい。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]: 財務データ等を用いた企業研究の方法
企業研究の研究にはさまざまなやり方があるが,そのうちの基本的な方法について紹介する。またさまざまな資料,データの入手方法にも触れる。
第2回[対面/face to face]: 企業の変節点の分析について考えてみる。
変節点を発見する際には、どのような観点から考えるべきか,いくつかの可能性について考える。
第3回[対面/face to face]: カルビーの経営改革
カルビーの発展史と2010年代に実施された経営改革について検討する。
第4回[対面/face to face]: 売上高営業利益率の本質
1つの目標指標となった売上高営業利益率について、その利益率の意味について考える。
第5回[対面/face to face]: 各企業のドメインの変更と企業経営について考える。
企業ドメインとは何か。またそれ変更することは企業経営的に何を意味するのかを考えていく。
第6回[対面/face to face]: カルビーの変節点の分析の考察とレポートの作成
カルビーの変節点はどこであるのか具体的に考えてみる。
第7回[対面/face to face]: 従来の実現の概念に基づいた収益の認識について
伝統的な実現概念に基づく収益の認識について考える。
第8回[対面/face to face]: 新しい収益の認識基準における収益の認識について
新しい収益の認識基準における考え方について検討する。
第9回[対面/face to face]: 新しい収益の認識基準について
新しい収益の認識基準における考え方について検討する。
第10回[対面/face to face]: 統合報告書の記載内容の確認と実際にカルビーの報告書を読む。
カルビーの統合報告書を読み、カルビーの経営施策について考える。)
第11回[対面/face to face]:カルビーの報告書を読む。統合報告書についてのレポートの作成。
前回に続き、残りの部分を読む。
第12回[対面/face to face]: 今回の講義のまとめと最終的試験
重要事項の確認と60分の最終試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は,各2時間を標準とします。
本授業を履修する学生は,あらかじめカルビーのホームページから,企業情報,会社の沿革・歴史、商品の歴史などを調べておくこと。またカルビーの統合報告書,中期経営計画等についても一通り読んでおいて欲しい。カルビーの現在のさまざまな取り組み状況についても把握しておくこと。
テキスト(教科書)Textbooks
特に必要無し。資料などは授業中に配布する。
参考書References
①については、榊原清則『企業ドメインの戦略論』中公新書,1992年,および
榊原清則『経営学入門(上)』日経文庫,2002年の第4章のドメインの議論が 参考になる。③については、統合報告書について書かれた各種解説本。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業中に書いてもらったレポート(30点)と最終的な試験(70点)の合計点に
よる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。本年度から開講。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。