通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
MAN300TG（経営学 / Management 300）人的資源管理論Ⅰ（夏期スクーリング）Human Resources Management I
田上 皓大
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 38006 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 田上 皓大 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 1群夜間 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
Human Resource Management (HRM) is a field of study in business administration and commerce that deals with the management of "human" as management resources. In this course, students will learn (1) basic concepts of HRM, (2) issues and problems related to HRM, and (3) current situation and changes of HRM in Japanese companies. In Human Resource Management I, by focusing on (1) in particular, students will be able to deepen their understanding of the systems and practices related to HRM in companies and workplaces.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
人的資源管理（Human Resource Management）は、経営学・商学のなかで、経営資源としてのヒトの管理を行う学問分野です。本科目では、そうした人的資源管理の基礎として、①人的資源管理の基本的考え方、②人的資源管理にかかわる課題や論点、③日本企業の人的資源管理の現状や変化について学びます。人的資源管理論Ⅰでは特に①を中心的に学ぶことで、会社や職場でのヒトの管理に関わる制度と慣行について、理解を深めることができます。
到達目標Goal
人的資源管理論Ⅰでは、人的資源管理の基礎について理解することを学習目標とします。
①人的資源管理の基本的な考え方を習得する。
②人的資源管理に関わる論点を知る。
③日本企業における人的資源管理の現状と変化について理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「経営学・商学」「自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式で行います。配付資料に沿って講義を進めます。また、毎回の授業で10～15分の時間をとり、リアクションペーパーを提出してもらいます。リアクションペーパーは、授業内容に関連した設題に回答する形式とします。リアクションペーパーについては翌日の授業内でフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
授業概要の説明、基本的概念の整理
第2回[対面/face to face]：雇用管理
採用、配置・異動、雇用調整、定年
第3回[対面/face to face]：人事制度
職能資格制度、人事考課制度、昇進
第4回[対面/face to face]：能力開発
人的資本、企業内教育訓練・OJT、Off-JT・自己啓発
第5回[対面/face to face]：賃金管理と福利厚生
賃金決定、賃金体系、年功賃金、賃金制度、福利厚生
第6回[対面/face to face]：雇用システムと社会保障
日本的な経営・雇用慣行・人事管理の特徴
第7回[対面/face to face]：労働時間と勤務場所
長時間労働、労働時間短縮、弾力的な労働時間制度、テレワーク
第8回[対面/face to face]：労使関係
労働組合、集団的・個別的労使関係
第9回[対面/face to face]：多様な人材
女性、高齢者、外国人、ダイバーシティ・マネジメント
第10回[対面/face to face]：多様な働き方
非正社員、雇用類似の働き方、副業、ボランティア・NPO、労働者協同組合
第11回[対面/face to face]：まとめ
日本的な経営・雇用慣行・人事管理とその改革
第12回[対面/face to face]：試験
試験、解説
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。準備学習として、テキストの該当する箇所を読んでおいてください。復習として、参考書の該当箇所や、関心のあるトピックを扱った学術論文を探して読んでみましょう。また、新聞記事に日々目を通し、仕事や雇用に関する最新の情報に触れることも大事です。
テキスト（教科書）Textbooks
『よく分かる 産業社会学』ミネルヴァ書房、上林千恵子編著、2012年、￥2,600+税
参考書References
『新しい人事労務管理 第6版』、有斐閣、佐藤博樹・藤村博之・八代充史著、2020年、￥2,100+税
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点40％、試験60％で評価します。平常点には、毎回のリアクションペーパーへの評価も含めます。試験では、①人的資源管理の基本的な考え方を理解しているかだけでなく、②示されたデータから要点を読み取ることができているか、③論理的な記述をできているか、を重要な評価基準とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生からの意見や要望には、可能な範囲で応えるようにします。意見や要望は、授業の前後に直接、あるいは毎回のリアクションペーパー上で受け付けます。
その他の重要事項Others
冬期開講予定の人的資源管理論Ⅱと合わせて受講することで、人的資源管理についてより深く理解することができます。本講は学術的に人的資源管理論を学ぶことを目的とする講義で、経営・労務における実務的なノウハウやスキルを教授する講義でありません。