通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
HUG200TE（人文地理学 / Human geography 200）人文地理学特講（夏期スクーリング）Special Study in Human Geography
小原 丈明
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 36008 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 小原 丈明 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 2群午前 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This course introduces urban developments, especially the advantages and problems of the phenomena from the point of view of geography to
students taking this course. The goals of this course are to obtain the knowledge of urban developments and to acquire the way of geographical thinking.
Before / after each class meeting, students will be expected to spend each 4 hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process: term-end examination (70％) and short reports (30％).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本授業は地理学（主として都市地理学，経済地理学，社会地理学）の立場を中心に関係する他分野も踏まえつつ，都市開発について学ぶものです。都市開発がどのような事象に関わって展開されているのか，都市開発にはどのような利点や問題点があるのかなど，都市開発の諸側面について考えていきます。
到達目標Goal
本授業を通じて，都市開発に関わる諸事象を題材にして，地理学，とりわけ都市地理学の見方・考え方を修得することを目標とします。また，都市開発を考えるには都市地理学の見方・考え方のみでは不十分であることから，隣接学問分野の考え方や見方も含めて身に付けることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本授業は講義形式で行います。まず，都市開発との概念や種類など基本事項の理解に努めます。それを踏まえ，土地利用や土地所有，地価・地代，立地，デベロッパーなど都市開発に関わるさまざまな側面について学び，その上で都市開発の功罪（利点や問題点）などについて考えていきます。
本講義では，授業で扱う内容について受講生自身が考えることを求めます。それゆえ，適宜，授業内課題（小レポート課題）を課すことになるので，積極的に取り組むことを期待します。それら課題のフィードバックは授業内で行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：ガイダンス／都市開発の概要
講義の進め方／都市開発の基本概念・種類
第2回[対面/face to face]：土地利用①
都市の水平的拡大／都市的土地利用
第3回[対面/face to face]：土地利用②
都市の垂直的拡大／高度化・高密度化
第4回[対面/face to face]：土地所有
土地所有の変遷／土地所有者の意思決定
第5回[対面/face to face]：地価・地代
地価の変遷／都市開発と地価の関係性
第6回[対面/face to face]：立地と開発①
住宅地の立地・開発
第7回[対面/face to face]：立地と開発②
マンションの立地・開発
第8回[対面/face to face]：立地と開発③
業務施設（オフィス）の立地・開発
第9回[対面/face to face]：立地と開発④
商業施設の立地・開発
第10回[対面/face to face]：都市再開発①
都市再開発の法制度／都市再開発の歴史的展開
第11回[対面/face to face]：都市再開発②
アクターからみた都市再開発
第12回[対面/face to face]：試験・総括
試験／まとめ／補足／質疑応答
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の中で指示する課題（授業内小レポート課題）に取り組んでもらうことがあります。また，授業で紹介する参考文献を自主的に読むことを望みます。なお，本授業の授業外学習（レポート課題・準備・復習時間）は4時間を標準としますが，スクーリング期間中にそれだけの授業外学習を行うのは困難であると考えますので，スクーリングの事前に課題を出す可能性があります。
テキスト（教科書）Textbooks
特定のテキストは使用しません。レジュメならびに講義資料は授業中に配布します。
参考書References
・橘川武郎・粕谷 誠編（2007）:『日本不動産業史』名古屋大学出版会．
・實 清隆（2008）:『都市における地価と土地利用変動』古今書院．
・全国市街地再開発協会編（1991）：『日本の都市再開発史』同協会．
・堤 純（2009）:『土地利用変化のメカニズム』古今書院．
・松原 宏（1988）:『不動産資本と都市開発』ミネルヴァ書房．
・渡辺尚志・五味文彦編（2002）：『土地所有史』山川出版．
・その他の参考文献は講義中に適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（小レポート課題等）：30％，筆記試験（持ち込み不可）：70％。授業で扱う内容を正しく理解した上で，そえぞれの事象の関係性を総合的かつ論理的に考える力を重視します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義形式の授業であるため担当者からの話題提供が中心となりますが，多くの資料・データを提示することで，受講生自身が考察を行った上で，講義内容を理解できる授業となるよう心掛けます。