通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
GEO300TE（地理学 / Geography 300）地理情報システム（GIS）（１）（夏期スクーリング）Geographical Information(1)
中山 大地
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 36006 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 中山 大地 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 1群後半集中 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This class aims to learn basic operation and analysis methods of GIS using MANDARA (free desktop geographic information system) and Excel (spreadsheet software).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
無料で使用できるデスクトップ型地理情報システムであるMANDARA10と表計算ソフトのエクセルを用いて，GISの基本的な操作方法・分析方法を習得する．
到達目標Goal
本授業では，インターネットから無料で取得できるGISデータと，エクセルで作成した様々な表を地図上に表示する手法を学ぶ．本授業の到達目標は，卒業論文などで使えるコロプレスマップをMANDARAを用いて作成できるようになることである．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
20分程度の講義と80分程度の実習で1回の授業とする．初日と二日目には提出物を作成し，内容について授業内で講評を行う．最終日は最終レポートを作成し，試験としてプレゼンテーションを行う．最終レポートはある課題に対してMANDARAを用いた分析を数名のグループで行い，その結果を8分以内のプレゼンテーション（パワーポイントで作成）にまとめる．プレゼンテーションに対しては各自に採点表を配付し，自己採点と相互採点を行い，教員による講評を行う．
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：授業ガイダンス
GISの基礎的な概念を解説する．
第2回[対面/face to face]：コロプレスマップの基礎（提出物1）
基本的な地図であるコロプレスマップの作成方法を学ぶ．
第3回[対面/face to face]：MANDARAの基礎
MANDARAの基礎的な操作方法を学ぶ．使用データは適宜配付する．
第4回[対面/face to face]：都道府県コロプレスマップの作成（提出物2）
都道府県別の人口マップと人口密度マップを作成し，考察を加えて提出物を作成する．
第5回[対面/face to face]：エクセルとMANDARAを用いた地図の作成（提出物3）
表計算ソフトであるエクセルでデータを処理し，その結果をMANDARAで地図化する方法を学ぶ．
第6回[対面/face to face]：統計データの活用
総務省統計局のホームページから統計データをダウンロードし，エクセルを使って分析を行う．結果を地図化する．
第7回[対面/face to face]：統計データを用いた地図の作成（提出物4）
e-statからダウンロードしたデータを用い，人口統計に関する地図を4枚作成する．
第8回[対面/face to face]：市区町村別マップの作成（提出物5）
市区町村別マップの作成（提出物5）
第9回[対面/face to face]：グループワーク1：課題の検討
グループごとに一都三県（埼玉県，千葉県，東京都，神奈川県）の市区町村（東京都の島嶼部を除く）における少子高齢化に関係する事象を示す地図を作成し，考察を行う．
第10回[対面/face to face]：グループワーク2：データの入手と地図の作成
e-statなどから必要なデータをダウンロードし，エクセルなどを用いてデータ処理を行い地図を作成する．
第11回[対面/face to face]：グループワーク3：考察とプレゼンテーション
作成した地図を元に考察を行い，8分以内（目安としてパワーポイント10枚程度）のプレゼンテーションを作成する．
第12回[対面/face to face]：グループワーク4：発表会
発表会を行い，自己採点と相互採点を行う．相互採点の結果からベストプレゼンテーションを選ぶ．作成したプレゼンテーションは最終レポートとして提出する．
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は各2時間を標準とする．
エクセルなどの表計算ソフトについて基本的な操作方法を学習しておくこと．参考書などを用いてMANDARAの基本的な概要について学習をしておくこと．授業時に指示される方法での復習を行うこと．
テキスト（教科書）Textbooks
プリントを配布する．
参考書References
谷謙二（2018）『フリーGISソフト MANDARA10 パーフェクトマスター』古今書院，￥3,800＋税，ISBN9784772281195
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内で提出する提出物（5回，合計50%）と最終プレゼンテーションにおける自己・相互採点（50%）で成績を評価する．
提出物の評価基準：コロプレスマップの作成方法（階級区分の方法，各階級の塗り分け，階級のシンボルなど）がきちんと理解できていること．増減を表す図が適切に作成できていること．作成した図を適切に考察できていること．
最終プレゼンテーションの評価基準：自分のグループのプレゼンテーションと，他のグループのプレゼンテーションに対して5段階で評価を行う．評価の基準は以下である．適切なデータを用いているか，適切な分析がなされているか，適切な図が作成できているか．
最終レポートの課題は以下である．
一都三県（埼玉県，千葉県，東京都，神奈川県）の市区町村（東京都の島嶼部を除く）における少子高齢化に関係する事象を示す地図を作成し，考察を行う．
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし．
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報実習室を使用する．データ持ち帰り用のUSBメモリ（空き容量8GB程度）を持参すること．初回の授業時に色鉛筆を使用する（10色程度）ので持参すること．