通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
HIS100TD(史学 / History 100)日本史概説(東アジアのなかの古代日本)(後期メディア)Japanese History
浜田 久美子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 63001 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 浜田 久美子 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 後期メディア |
期間Period | 後期 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
・Learn about the history of ancient Japan, which developed in East Asia, and have an interest in contemporary issues and local communities.
・Learn the methods of historical research to analyze using historical materials and previous research.
・Learn how to search for documents and how to use the library, and be able to create a report.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
・東アジアのなかで展開してきた日本古代の歴史を学び、現代社会や地域社会に通じる問題関心を持てるようにする。
・史料や先行研究を用いて分析する歴史学研究の手法を学ぶ。
・文献探索や図書館の活用法を学び、リポートを作成できるようにする。
到達目標Goal
・日本古代の歴史が東アジアのなかで展開してきたことを理解する。
・史料や先行研究を批判的に分析する歴史学研究の方法を理解する。
・調べた情報を整理して、考察に踏み込んだリポートを作成できるようにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:,DP3,DP5」「日本文学科:DP1,DP2」「史学科:DP1,DP3」「地理学科:DP1」「経済学科:DP4,DP5」「商業学科:自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【授業の進め方と方法】
動画の講義を視聴し、復習小テストに回答すること。
【課題等に対するフィードバック方法】
中間リポートについては、全体講評及び模範解答や優秀リポート等の掲示を実施する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
この講義の内容と学習の進め方、図書館の活用法について学ぶ。
第2回[オンライン/online]:リポートの書き方
文献探索の方法やリポートの書き方について学ぶ。
第3回[オンライン/online]:古代史を学ぶための基礎知識
古代という時代の特性や古代の史料などを学ぶ。
第4回[オンライン/online]:6世紀から7世紀へ
新羅の台頭と隋の建国が東アジアに与えた影響を学び、遣隋使派遣に関する史料を読む。
第5回[オンライン/online]:7世紀の東アジア
唐の建国が東アジアに与えた影響を学び、倭国の権力集中(乙巳の変)の史料を読む。
第6回[オンライン/online]:7世紀から8世紀へ
百済・高句麗の滅亡と天智・天武・持統朝の律令国家形成について学び、白村江の戦いに関する史料を読む。
第7回[オンライン/online]:律令国家の外交(1)唐・新羅との外交
遣唐使の派遣と新羅と外交から、律令国家の外交姿勢について学び、遣唐使関係の史料を読む。
第8回[オンライン/online]:大仏造立と東アジア(1)さまざまな社会不安
東大寺の大仏造立の背景となる奈良時代の社会不安について学び、国分寺建立の詔を読む。
第9回[オンライン/online]:大仏造立と東アジア(2)大仏造立へ
大仏造立を唐や新羅との交流のなかに位置付け、大仏造立の詔を読む。
第10回[オンライン/online]:律令国家の外交(2)渤海との外交
渤海使の来日と安史の乱の発生から、藤原仲麻呂政権の外交について学び、渤海と日本との外交文書を読む。
第11回[オンライン/online]:9世紀の転換(1)海商の来日
交易の拡大に伴う国際関係の転換について学び、張宝高との交易をめぐる記事を読む。
第12回[オンライン/online]:『入唐求法巡礼行記』を読む
9世紀の入唐僧円仁が書いた『入唐求法巡礼行記』の一部を読み、その史料的価値について学ぶ。
第13回[オンライン/online]:9世紀の転換(2)「境界」の生成
幼帝即位と相次ぐ自然災害、新羅海賊への警戒などが生み出す「境界」について学び、貞観地震などの記事を読む。
第14回[オンライン/online]:東アジア世界の変質
唐、渤海、新羅の滅亡を迎えて変質する東アジア世界のなかで日本日本の文化受容を考えるとともに、これまでの講義を総括する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
予習として事前に配布した「本日の史料」を読み、復習として講義資料のほか、授業で紹介した文献を読むことを勧める。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は用いず、講義資料を配布する。
参考書References
・鈴木靖民監修、高久健二・田中史生・浜田久美子編『古代日本対外交流史事典』八木書店、2021年
・浜田久美子『日本史を学ぶための図書館活用術』吉川弘文館、2020年
その他のものは、各回の講義資料末尾に記す。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間リポート(40%)と期末リポート(60%)で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
国立国会図書館司書の経験を生かして、文献探索の方法や図書館活用術を講義する。