教職・資格（小金井）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei)
SEE300LC（科学教育・（教育工学） / Science education/ Educational technology 300）教育実習（事前指導）Guidance for Educational Practice
田神 仁Hitoshi TAGAMI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格（小金井）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | H1710 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 小西館‐W304 |
| 配当年次Grade | 3年 |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
〇 Students will learn the basic ideas that should be understood when conducting mathematics education in practical training. : (1) Preparations before the training (2) Attitudes during the training (3) After the training, learn about the ideal way of teaching training by dividing it into a summary and how to reflect on it. ○ Experience the relationships with students in various situations at school, including classes, and deepen their understanding of their psychology and behavior. ○ Understand the duties of teachers involved in class management through exercises such as student guidance, career education, and parental support.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
〇学生は，教育実習を行うに当たって理解しておくべき基本的な考え方を学ぶ。：①実習前に準備しておくこと②実習中の心構え③実習後のまとめと反省の仕方に分けて，教育実習の在り方等について学ぶ。○授業をはじめ，学校での様々な場面の生徒との関わりを模擬体験し，生徒の心理や行動について理解を深める。○生徒指導やキャリア教育，保護者対応など，演習を通して学級経営に関わる教員の職務を理解する。
到達目標Goal
○教員に求められている資質・能力の具体的な内容から教育実習の目的を理解する。○単元指導計画の立案，学習指導案の作成，学習指導の技術・課題等の整理に関する知見を身に付け，教育実習生としての資質向上を図る。○生徒指導や学習指導，進路指導等に関する基本的な知識を身に付けるとともに，演習を通して教員としての意識高揚及び実践的指導力の向上を図る。○学級の意義と学級経営の在り方を知り，担任業務を学ぶ上での心構えと準備ができる。〇4年生による「教育実習報告」「教育委員会による教採説明」「合格体験談発表会」「卒業生教員を囲む会」を通して教職の現状を知り，教育実習や教職への意欲を高める。〇これからの教員に求められる資質・能力や学校の実態，教員研修や働き方改革等学校教育の現状に関する知見を深める。
○ Understand the purpose of educational training from the specific contents of the qualities and abilities required of teachers. ○ To acquire knowledge about the planning of unit instruction plans, the creation of learning instruction plans, and the arrangement of learning instruction techniques and issues, and to improve the qualifications as an educational trainee. ○ To acquire basic knowledge about student guidance and learning guidance, and to raise awareness as a teacher and improve practical leadership through exercises. ○ Know the significance of the class and the ideal way of class management, and be prepared and prepared for learning the homeroom teacher. 〇 Learn about the current state of the teaching profession through the "educational training report" by the 4th graders, "teaching training briefing session by the board of education", "passing experience story presentation", and "meeting to surround graduate teachers" to increase motivation for educational training and teaching profession. .. 〇 Deepen knowledge about the qualities and abilities required of teachers in the future, the actual situation of schools, and the current situation of teacher training and work style reforms.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
〇授業は演習を中心とし，必要に応じてzoom授業とすることがある。〇今後のコロナウィルスの状況によっては全てzoom授業となることもある。〇zoom授業の場合は，インターネットにつながるノートパソコン，Webカメラ，マイク，wifi等の通信環境が必要。〇ブレイクアウトルーム間移動等の機能を使用するため，zoomは最新バージョンに更新しておくこと。（参考：2022.1.28現在Ver.5.15.5）〇授業の進め方：毎回，演習の中でグループ協議，調べ学習，ロール・プレイング，ジグソー学習，ディベート，模擬授業等のアクティブ・ラーニングを行う。〇課題の配布・提出及び返却は，対面授業参加者は教室で，zoom参加者は学習支援システムを用いて行う。○資料の配布は，学習支援システムで行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：◎講義概要説明等のガイダンス◎人権教育
○講義概要等の説明○履修カルテの提出○動画を用いて，グループ協議を通して，人権教育について理解を深める。
第2回[対面/face to face]：◎教育実習に向けた教職の理解
○理科数学合同で，教育実習に向けた意識等に関するグループワークを通して理解を深める。
第3回[対面/face to face]：◎４年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化（１）中学校
○中学校における教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消（3・4年生合同）
第4回[対面/face to face]：◎４年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化（２）高等学校
○高等学校における教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消（3・4年生合同）
第5回[対面/face to face]：◎教育実習における留意点
○グループワークを通して，教育実習における留意点について理解を深める。（理数合同）
第6回[対面/face to face]：◎４年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化（３）数学教育
○中学校・高等学校における数学の教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消（3・4年生合同）
第7回[対面/face to face]：◎４年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化（４）中高一貫教育
○中高一貫教育校における数学の教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消○中高一貫教育校における教育実習の留意点の明確化（3・4年生合同）
第8回[対面/face to face]：◎４年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化（５）学校運営
○中学校・高等学校における教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消○校務分掌など教員の仕事の確認（3・4年生合同）
第9回[対面/face to face]：◎４年生の教育実習体験報告を通した実習課題の明確化（６）道徳教育
○中学校・高等学校における教育実習の実態把握○意見交換による疑問点の解消○道徳教育に関する理解（3・4年生合同）
第10回[対面/face to face]：◎教員採用選考合格者体験談発表会（理数合同）
○合格体験談を聞くことを通して，教育実習での心構えや教員採用選考への準備の仕方を学ぶ。（理数合同）
第11回[対面/face to face]：◎教育委員会による教員採用選考説明・卒業生を囲む会（理数合同）
○働き方改革，教員研修など，教職の意義と教員生活の現状について学ぶ。（理数合同）
第12回[対面/face to face]：◎人生の岐路
〇ディベートを通して教員のライフステージに関する理解を深める。
第13回[対面/face to face]：◎教育時事についての理解（キャリア教育）◎担任の業務の理解（保護者対応）
○ロールプレイングを通したキャリア教育に関する事例研究○履修カルテ返却
第14回[対面/face to face]：◎教員の守秘義務についての理解
○グループ協議を通して，守秘義務について理解を深める。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】○中学校及び高等学校の学習指導要領全体について理解を深めておく。○学習指導要領（中高数学科）に目を通し、特に学習指導案を作成する単元について調べておく。○日々の学校教育に関わるニュースや現場の課題等（教育時事）について関心をもち，考察する。○教員採用選考受験予定者は，志望自治体の教員採用選考に関する知見を深めておく。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。
参考書References
○学習指導要領中学校数学（平成２９年３月文部科学省）○学習指導要領高等学校数学（平成３０年３月文部科学省）○中学校キャリア教育の手引き（平成２３年５月文部科学省）○高等学校キャリア教育の手引き（平成２４年２月文部科学省）○【改訂版】生徒指導提要（平成２２年３月文部科学省）○授業中の配布資料
成績評価の方法と基準Grading criteria
〇期末試験は実施しない。〇評価の配分は，授業中に行う演習等に関する課題の提出状況及び内容の充実度（50％），授業への取り組み姿勢［平常点］（50％）。〇出欠回数を評価に加えることはないが，欠席すると授業への取組姿勢（平常点）の評価が「1」となるため，かなり不利になる。欠席がないことを期待する。○欠席の場合でも，1週間以内に課題を学習支援システムに提出すれば，課題についての評価は「3」以上となる。〇公欠の場合，事前に申請すれば公欠届の提出は事後でもよい。○公欠や忌引の場合は，欠席でも課題不提出でも不利にならない。★本授業の評価と実習校による評価とを併せて次年度の科目「教育実習」として評価される。したがって，3年次末には本授業の評価は受講者に通知されない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本授業は授業改善アンケートの対象ではないが，前年度の受講生からの聞き取りによれば，演習を重視したアクティブ・ラーニング，4年正等による合格体験談発表会，教採説明・卒業生を囲む会が極めて好評であった。そのため，今年度も主体的・対話的で深い学びに向けた授業や上記のイベントを実現する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業に持参すべきものがあれば，事前に通知する。
その他の重要事項Others
★本授業の単位を取得できなかった場合は，教育実習を行うことができない。
★２時間連続授業が数回あり，それに伴って休講となる日もあるので注意すること。
★「3・4年合同」「理数合同」となる回があるので注意すること。
★授業計画表は，夏休み中に配布及び掲示する。