教職・資格(小金井)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei)
SEE200LC(科学教育・(教育工学) / Science education/ Educational technology 200)特別活動論Extra-curricular Activities
田神 仁Hitoshi TAGAMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(小金井)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | H0519 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 小西館‐W304 |
配当年次Grade | 2年 |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
〇 In the future, students will be able to provide accurate and effective guidance in each field of extracurricular activities (class activities / homeroom activities, student organization activities, school events) and club activities as a classroom teacher, a division of school affairs, and an advisor for club activities. We will improve our qualifications through experiences such as exercises. 〇 Not only knowledge about extracurricular activities, but also knowledge about today's educational issues such as work style reform of teachers related to club activities, curriculum open to society at school events, etc. will be enhanced. 〇 Classes will focus on exercises such as group work, mock classes, jigsaw methods, role-playing, and debate based on actual cases, and students will acquire the necessary qualities as teachers through these experiences. To be able to.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
〇学生が将来,学級担任,校務分掌担当,部活動顧問として,特別活動の各分野(学級活動・ホームルーム活動,生徒会活動,学校行事)及び部活動において的確かつ効果的な指導が行えるよう,演習などの体験を通して資質向上を図る。〇特別活動に関する知識だけでなく,部活動などに関わる教員の働き方改革,学校行事等における社会に開かれた教育課程など,今日的な教育課題についても知見を高める。〇授業は,実際に起こりそうな事例を基にしてグループワーク,模擬授業,ジグソー法,ロールプレイング,ディベートなどの演習を中心に行い,学生がそれらの体験を通して教員として必要な資質が身に付けられるようにする。
到達目標Goal
特別活動は、学校における様々な構成の集団での活動を通して、課題の発見や解決を行い、よりよい集団や学校生活を目指して様々に行われる活動の総体である。学校教育全体における特別活動の意義を理解し、「人間関係形成」・「社会参画」・「自己実現」の三つの視点や「チームとしての学校」の視点を持つとともに、学年の違いによる活動の変化、各教科等との往還的な関連、地域住民や他校の教職員と連携した組織的な対応等の特別活動の特質を踏まえた指導に必要な知識や素養を身に付ける。
Extra-curricular activities are carried out in various groups, to discover and solve
problems, and to build a better group and school life. The aim of this class is to
understand the significance of extra-curricular activities in school education, and to
acquire the knowledge and background necessary for guiding such activities. For that
purpose students have to learn the perspectives of "human relations" "social
participation" and "self-realization" in pupils’ developmental process, and also the
perspective of "school staff as a team" in teachers’ systematic and collaborative
guidance process.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
〇授業は演習を中心とし,必要に応じて講義を行う。〇対面授業(ハイフレックス授業)を基本とするが,必要に応じてzoom授業とすることがある。〇今後のコロナウィルスの状況によっては全てzoomとなることもある。〇zoom授業の場合は,インターネットにつながるノートパソコン,Webカメラ,マイク,wifi等の通信環境が必要。〇その場合は,ブレイクアウトルーム間移動等の機能を使用するため,zoomは最新バージョンに更新しておくこと。(参考:2023.1.28現在Ver.5.13.5)〇授業の進め方:毎回,演習の中でグループ協議,調べ学習,ロール・プレイング,ジグソー学習,ディベート,模擬授業等のアクティブ・ラーニング等を行う。〇課題の配布・提出及び返却は,対面授業参加者は教室で,zoom参加者は学習支援システムを用いて行う。○資料の配布は学習支援システムによる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:〇ガイダンス〇学級活動に関する演習①(他己紹介・いいところ探し)
〇授業のねらい、授業計画、進め方、評価等に関する説明。〇生徒間の人間関係構築法を体験する。
第2回[対面/face to face]:○学級活動に関する演習②(席替え)〇特別活動に関する理解。
○模擬授業を通して,席替えにまつわるトラブル対応と担任としての留意点を確認する。○学習指導要領による特別活動の目標や内容,指導上の留意点等に関する知識・理解。
第3回[対面/face to face]:〇学級活動に関する演習③(人権尊重・WC掃除)
○担任として,生徒の人権尊重についてディベートにより明らかにする。
第4回[対面/face to face]:○学級活動・生徒会活動に関する演習①(委員選出)
○グループワークと模擬授業を通して,各種委員選出に伴うトラブル対応等について学ぶ。
第5回[対面/face to face]:○学級活動・学校行事に関する演習①(文化祭の出し物決め)
○グループワークと模擬授業を通して,文化祭における学級の出し物を決めにおける担任としての指導の仕方を学ぶ。
第6回[対面/face to face]:○生徒会活動に関する演習①(生徒総会の在り方)
○生徒指導部員として,生徒総会の在り方に関するディベートを行い,問題点を明らかにする。
第7回[対面/face to face]:○生徒会活動に関する演習②(文化祭の実施)
○生徒指導部員として,文化祭実施に伴う問題点についてジグソー法により明らかにする。
第8回[対面/face to face]:○生徒会活動に関する演習③(生徒会役員選挙)
○生徒指導部員として,生徒会役員選挙を意義あるものとするための方策についてグループ協議する。
第9回[対面/face to face]:○生徒会活動に関する演習④(生徒会サミット)
〇数校の高校の生徒会役員が集まる「生徒会サミット」に向けた役員への指導に関する研究〇ロールプレイングにより生徒会サミットについて理解を深める。
第10回[対面/face to face]:○学級活動・学校行事に関する演習②(修学旅行の班分け)
○グループワークと模擬授業を通して,修学旅行の班分け,部屋割りに伴う問題点を明らかにし,担任として対応する力を身に付ける。
第11回[対面/face to face]:○学級活動・学校行事に関する演習③(AIと特別活動)
○AIアプリを特別活動に活用する可否と活用するに当たっての留意点についてグループ協議を通して研究する。
第12回[対面/face to face]:○学級活動・学校行事に関する演習④(卒業式に関する指導)
○儀式的行事である卒業式を迎えるに当たっての3学年担任の指導について事例を基にしたジグソー法を通して学ぶ。
第13回[対面/face to face]:○特別活動に関する学校の現状
○現職教員による現状報告及び演習(予定)
第14回[対面/face to face]:〇部活動指導に関する演習
○まとめ
〇事例を基に,ロールプレイングを通して顧問としての指導の在り方について学ぶ。〇これまでのまとめを行い,重要点を振り返る。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】〇返却された提出物や配布資料を基にして授業の復習を行うこと。〇代表者による模擬授業を行うので,授業の振り返りも行うこと。
テキスト(教科書)Textbooks
〇特に定めない。必要があれば資料等を授業中に配布する,
参考書References
〇『中学校学習指導要領/特別活動編』〇『高等学校学習指導要領/特別活動編』(最新版 文部科学省)○文科省のサイトからPDFでダウンロード可能。(https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387018_013.pdf)(https://www.mext.go.jp/content/1407196_22_1_1_2.pdf)○教採受験予定者には書籍(東山書房¥275)購入を推奨。
成績評価の方法と基準Grading criteria
〇期末試験は実施しない。〇評価の配分は,授業中に行う演習等に関する課題の提出状況及び内容の充実度(50%),授業への取り組み姿勢[平常点](50%)。〇公欠・忌引以外の欠席の場合,授業態度は5段階評価で「1」となる。〇出欠回数を評価に加えることはないが,欠席すると授業への取組姿勢(平常点)の評価が「1」となるため,かなり不利になる。欠席がないことを期待する。○欠席の場合でも,1週間以内に課題を学習支援システムに提出すれば,課題についての評価は「3」以上となる。〇公欠の場合,事前に申請すれば公欠届の提出は事後でもよい。○公欠や忌引の場合は,欠席でも課題不提出でも不利にならない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
○昨年度の授業改善アンケートで演習が大変好評であったので,概ねアクティブ・ラーニングが実現できたと思われる。〇授業方針としては,一方的な講義調にならないよう,毎回演習を中心とし,学生のアクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)が実現できるようにする。○現職教員による授業も好評だったので,今年度も実施する。〇教員にならない学生もいると思うが,教員になることを前提に実践的な指導力向上を目指し,将来保護者になったときにも役に立つ内容とする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
〇対面授業の際は授業中に手書きで課題に記入して授業後に提出するので,筆記用具の持参だけでよい。〇オンライン授業の際は,zoomによるブレイクアウトルーム,Wordによる課題記入を行うので,Wordとzoomをインストールしたパソコンが必要。〇オンライン授業での課題にはWordで記入し,授業日の23:55までに学習支援システムに提出する。○外部講師によっては教室にPC持参となる場合がある。
その他の重要事項Others
〇必要があれば,メールや学習支援システム等を用いて質問してほしいメールは随時受け付けるが,授業担当者は金曜日(5限),土曜日(春学期は2限,秋学期は2・3・4限)の授業があるので,対面での質問等があれば授業前後に西館講師室に来てほしい。