理工・生命科学部教養科目KLAC Course
BLS100LC(生物科学 / Biological science 100)入門生物学Elementary Biology
齋藤 理佳Rika SAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | H3861 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 小東館-E107 |
配当年次Grade | 1年 |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工・生命科学部教養科目>Category |
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Outline (in English)
【Course outline】
Basic biological sciences is the study of all living things — from bacteria to plants to animals — and their relationship to their environments. This class study the structure and function of cells, organ systems, and tissues in animals and plants.
【Learning Objectives】
You learn about physiology, behavior, genetics and heredity, pharmacology. This class provides a foundation of understanding in the basic biological sciences.
【Learning activities outside of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
【Grading Criteria /Policy】
Final grade will be calculated according to the following process Mid-term report and/or in-class contribution(30%), term-end examination (70%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義の概要としては、「講義者・受講者・受講内容」が密接につながった授業を展開することにより「生きた授業」を実践する。
目的としては、この授業によって基礎生物科学の基本的な概念や原理をもとに育成された科学的自然観を、新たなる自分の知識として広げていくこと。
特に高校時代に生物を履修していなかったり、理解が十分でなかった学生を対象とする。
到達目標Goal
講義は、(1)生命の多様性、(2)生命の基本単位である細胞、(3)遺伝、(4)人間の形態と機能 の4本立てで行う。(1)及び(2)においては、生命とはなにか、また体細胞や生殖細胞だけでなはく、幹細胞、そして癌細胞の特質が説明できる。さらにこれらの細胞と人間の健康を紐付けて説明できる。一方、(3)においては、遺伝子やDNAを中心に学ぶ。ヒト-細胞ー核ー染色体ーDNAー遺伝子の関係を理解できる。さらに遺伝の基礎を説明できる。(4)においては、神経系や感覚系、血液循環や生体防御などの「マクロ」分野を学び、私たちの持っている身体の機能の特徴が理解できることを目的とする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で授業は進める。パワーポイントと書画/黒板を使用し、必要であれば講義内容のさらなる理解度アップのための授業も取り入れる。また、回によっては学習支援システムを通じて行うこともある。学習支援システムを通じて行った場合には小テストを提出してもらい、提出翌週の講義の冒頭において正解を提示するとともに解説も併せフィードバックを行う。これにより、さらに理解を深めてもらう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:生命の多様性
ー生命と自然科学ー
生物の特徴とは?
細菌とは?
ウイルスとは?
2[対面/face to face]:生命の多様性
ー生命の化学ー
生命をつくる基本的化学物質
3[対面/face to face]:細胞:生命の基本単位
ー細胞骨格を内部区画ー
細胞をグルーピングすると?
4[対面/face to face]:細胞:生命の基本単位
ー幹細胞、癌、人間の健康ー
幹細胞:未分化な細胞
がん細胞:悪性化した件
5[対面/face to face]:遺伝
ー遺伝の様式ー
遺伝学の基礎用語、
遺伝の基本様式
メンデル遺伝の法則
6[対面/face to face]:遺伝
ー染色体とヒトの遺伝学ー
遺伝における染色体の役割
ヒトの遺伝病
7[対面/face to face]:遺伝
ーDNAと遺伝子ー
DNAと遺伝子の概観
8[対面/face to face]:遺伝
ー遺伝子からタンパク質へー
遺伝子の働き
遺伝子からタンパク質への概要
突然変異
9[対面/face to face]:遺伝
ーDNAテクノロジーー
DNAテクノロジーの素晴らしき新世界
10[対面/face to face]:人間の形態と機能
ー血液循環とガス交換ー
ヒトの心臓血管系
血管と血流
11[対面/face to face]:人間の形態と機能
ー神経系と感覚系ー
ヒトの脳の構成
神経系の概要
12[対面/face to face]:人間の形態と機能
ー感覚器官ー
五感について
13[対面/face to face]:人間の形態と機能
ー生殖と発生ー
ヒトの生殖
動物の有性生殖と無性生殖
14[対面/face to face]:人間の形態と機能
ー動物の行動ー
行動の遺伝的基盤
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】各時間の講義の予習として、毎時間ごとの講義テーマに関する項目を予め参考書類などで調べておくこと。
また復習としては、毎時間ごとに授業中に配布したプリント、power pointとともに重要ポイントをまとめるので、それらについて理解を深めておくこと。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定なし。
こちらからプリントを配布する。
参考書References
1) ケイン生物学
M.Cain/H.Damman/R.Lue/C.Yoon原著 石川統監訳 東京化学同人
2)Essential細胞分子生物学原著第3版
B.Alberts et al.(著)、中村桂子/松原謙一(翻訳)南江堂
3) Essential Cell Biology 4th edition原著第4版
B.Alberts et al.(著)、Garland Science
4)The cell 細胞の分子生物学原著第5版
B.Alberts et al.(著)、中村桂子/松原謙一(翻訳)ニュ
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業評価アンケートの指摘に応じ講義内容や講義レベル、講義形式および配布資料などを適宜修正する
成績評価については、上記(1)~(4)までのテーマ及び最新の基礎生物科学において講義中に話した内容を十分に理解できたかどうか、さらに自分自身の知識としてどれだけ身に着いたかを評価基準とする。具体的には授業にどれだけ熱意を持って取り組んているかを含む平常点及び授業内課題併せて30%、期末試験70%とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
全体的に授業の進行スピードが速めなので、その度ごとにみなさんの様子をみながらひとつひとつ理解できているか否かを確認しつつ、場合によっては進行スピードの速度をゆっくりに切り替えることにより、きめ細かい授業を展開したいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし
その他の重要事項Others
なし