理工・生命科学部教養科目KLAC Course
BSP100LC（初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100）科学実験ＩScience Lab I
小鍋 哲Satoru KONABE
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | H3351 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 小東館-物理実験室 |
| 配当年次Grade | 1年 |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工・生命科学部教養科目＞Category | 理系教養科目（理科系） |
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Outline (in English)
(Course outline)
This course introduces basic physics experiments such as electric circuits, dynamics, thermal phenomenon and optics, to students taking this course.
(Learning Objectives)
The goals of this course are to understand
(1) What is the experiment.
(2) Physics theories and principles of each experimental theme.
(3) Mechanisms of experimental and measuring equipments.
(4) Data processing and graph creation method and evaluation of experimental results.
(5) How to draw conclusions from experiment results.
(6) How to publish experiment results.
（Learning activities outside of classroom）
After each class meeting, students will be expected to spend an hour to understand the course content.
(Grading Criteria /Policy)
Grading will be decided based on lab reports (50%), and the quality of the students’ experimental performance in the lab (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
物理学の主な分野から電気系、力学系、熱系、光学系のテーマを実施する。
これらを通して以下のことを学ぶ。
１．実験とは何か。
２．個々のテーマに関連する物理学の部分の理論と原理に関すること。
３．実験で用いる装置や測定器のしくみと取り扱いに関すること。
４．定量的な実験におけるデータ処理の方法、グラフ作成法および結果の評価に関すること。
５．実験で得られたデータからどのように結論が導かれるかなど、実験の方法について。
６．実験の結果を第三者に公表する方法。
到達目標Goal
１. 実験に取り組む姿勢を理解する。
２．実施したテーマに関する原理、背景、目的を理解する。
３．実験で用いる装置，測定器などを理解しその技術を習得する．
４．測定値の整理（データ処理）のしかたを身に付け、表または図（グラフ）などで表現できるようにする。
５．測定に伴う誤差の問題を理解し、自分の測定値の誤差を自分で評価できるようにする。
６．結果を考察し、結論へと導けるようにする。
７．第三者に公表する方法（特にレポートの作り方）を身に付ける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、以下に関連している。生命科学部「DP1」。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
物理学は自然の中でおこる現象を理解し、説明しようとする学問である。理論を裏付けするために実験や観測は不可欠なものである。ここで行う科学実験は比較的容易なテーマを取り上げている。これらの実験を通して理論との結びつきについて認識を深めることを大きな目標とする。初めに、実験で用いる装置や測定器の使用法、得られたデータの処理方法を理解する。次に、得られた結果からどのように結論が導かれるのか考察し議論する。さらに、報告するためのまとめ方を学ぶ。課題に対するフィードバックは、オンライン授業の場合「学習支援システム」を通じて行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンスおよび
基礎実験１
クラス分けと実験の進め方・日程、実験記録及びレポートの書き方、成績評価法などの説明の後、簡単な実験を行う。
2[対面/face to face]：基礎実験２
長さと測定データのばらつき
誤差の性質を知る。
3[対面/face to face]：基礎実験３
密度の測定と測定精度
誤差の評価について
4[対面/face to face]：力学実験１
重力の加速度
5[対面/face to face]：力学実験２
球の衝突
6[対面/face to face]：コンピュータ処理１
データの統計処理とグラフ作成
7[対面/face to face]：電気実験１
電流・電圧の測定
8[対面/face to face]：電気実験２
電流計と電圧計よる抵抗測定
9[対面/face to face]：オシロスコープ
信号波形の観測と測定、リサージュによる周波数測定
10[対面/face to face]：熱学実験１
固体の比熱
11[対面/face to face]：熱学実験２
金属の温度係数の測定
12[対面/face to face]：光学実験
レンズによる結像
13[対面/face to face]：コンピュータ処理２
エクセルによる数値計算と物理現象のシミュレーション
14[対面/face to face]：まとめ
発表形式にまとめる
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、1時間を標準とする】実験テーマの内容を事前に予習をすることが望ましい。そのために、配布するテキストを活用すること。
テキストの付録にも実験に関わる内容が記載されている。参考にすること。
テキスト（教科書）Textbooks
配布する。その他に実験に必要な実験ノート，作図のためのグラフ用紙，レポート作成に必要なレポート用紙などは適宜配布する。
参考書References
授業中に必要に応じて紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%、レポート点など50%で評価する(詳細は初回ガイダンスで説明する)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実験前後におけるグループ（実験チーム）内ディスカッションを行うことで実験テーマに対する目的意識や関心度の向上を図りたい。さらにレポート作成に力を入れた指導を計画している。
履修上の注意
科学実験はI、II、IIIセットで履修する。第1回目の授業のはじめには、共通ガイダンスと各実験の個別ガイダンスがあるので、必ず出席すること。ガイダンスの実施方法は学習支援システムで連絡する。共通ガイダンスでは実験の実施方法・成績評価基準など履修する上で重要な説明がある。