理工・生命科学部教養科目KLAC Course
BSP100LC（初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100）入門物理学Elementary Physics
鈴木 健夫Takeo SUZUKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | H3808 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 小東館-E104 |
| 配当年次Grade | 1年 |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工・生命科学部教養科目＞Category | 理系教養科目（理科系） |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline】
The aim of this course is to help students acquire essential concepts and laws of physics through thinking and working,and students will understand various phenomena of natural science with their concepts and laws.This course is especially aimed at students who didn't take physics in high school or didn't understand it well enough.
【Learning Objectives】
By the end of this course,students should be able to do the followings:
-Understanding motion analysis. i.e.velocity,acceleration,and their graphs
-Understanding balance of power,and law of action and reaction
-Appling equation of motion on uniform acceleration linear motion,uniform circular motion,and simple harmonic oscillation
-Understanding momentum and impulse,conservation of momentum
-Understanding work and energy,conservation of mechanical energy
-Understanding basic concepts of thermodynamics,wave motion and electromagnetics
【Learning activities outside of classroom】
Before each class meeting,students will be expected to have read the indicated chapters from the text.After each class meeting,students will be expected to have completed the required assignment.Your study time will be more than one hour for a class.Students will be tasked assignment report several times.Your study time for this Will be more than two hours for each report.
【Grading Criteria/Policy】
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end examination:50% Reflection card or Confirmation test for each class meeting:20%
Assignment report:30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
物理学は自然科学や工学の基礎である。この授業では力学を中心に物理現象の原理を理解し、自ら考え作業することを通じて物理の基本的な概念・法則を身に着け、それを応用して自然科学の諸現象を理解する力を養い、物理的思考法・科学的思考法を身につけることを目標とする。特に高校時代に物理を履修していなかったり、理解が十分でなかった学生を対象とする。
到達目標Goal
・運動の分析（速度・加速度、x-tグラフ・v-tグラフの理解）。
・力の理解（つり合い、力のベクトル性、作用反作用の法則）。
・運動方程式を典型的な例（等加速度直線運動、等速円運動、単振動）に適用
し使いこなせるようにする。
・運動量と力積、運動量保存則の理解。
・仕事とエネルギー、力学的エネルギー保存則について概念を理解し、基礎的
な問題に適用できるようにする。
・熱力学、波動、電気について基本的な内容のいくつかについて理解を深める。
上記の諸項目についてその概念を取り囲む背景を踏まえてその数学的記述（グ
ラフ化、数式化）ができるようにする。微積分など数学的な手法は必要に応
じて使い、高校から大学への移行が自然に行われるように進める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、以下に関連している。理工学部：「DP2」と「DP4」。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義と内容に沿った実験、実習を組み合わせて授業を進める。相互作用型演示実験講義(ILDs)である。学習内容をもとに実験結果を個人で予想し、グループで討論した上で実験結果を確認する。さらにグループで問題に取り組み理解を深めた上で確認テストにより理解度を確認する。講義では確認テストの結果をもとに補足を行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス、
運動の分析
ガイダンス
・NASAゲーム
・運動の分析（速度・加速度）
・x-tグラフ
・v-tグラフ
2[対面/face to face]：運動の分析Ⅱ、
落体の運動
・斜面上の物体の運動
・等加速度直線運動
・自由落下
・鉛直投射
・斜方投射
3[対面/face to face]：静力学、
運動の法則
・力のつりあい
・作用反作用
・様々な力（弾性力、浮力）
・力と加速度
4[対面/face to face]：仕事とエネルギー
力学的エネルギー保存則
・仕事の原理
・運動エネルギー
・位置エネルギー
・力学的エネルギー保存の法則
5[対面/face to face]：運動方程式の応用
・等速円運動
・慣性力
・単振動
6[対面/face to face]：運動方程式の応用Ⅱ（単振動・万有引力）
・単振動の具体例（ばね振り子、単振り子）
・万有引力
7[対面/face to face]：運動量と力積
・運動量と力積
・2物体の衝突
・反発係数
・運動量保存の法則
8[対面/face to face]：熱力学
・温度と熱平衡
・熱量保存
・熱力学第一法則
・熱力学第二法則
・気体分子運動論
9[対面/face to face]：波動Ⅰ（波の表現）
波の表現
・横波・縦波
・重ね合わせの原理
・波の独立性
10[対面/face to face]：波動Ⅱ（干渉）
・定常波
・干渉
・うなり
・音や光の干渉とその利
用
11[対面/face to face]：電気回路Ⅰ（電場と電位）
・静電気
・電場と電位
・電位と電位差
・オームの法則
・電力
12[対面/face to face]：電気回路Ⅱ（コンデンサーを含む回路）
・キルヒホッフの法則
・電流
・コンデンサーの性質
・コンデンサーを含む回路
・半導体
13[対面/face to face]：電流と磁場
・磁場
・電流が磁場から受ける
力
・モーター
・ローレンツ力。
14[対面/face to face]：電磁誘導
・電磁誘導の仕組み
・発電機
・交流
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、1時間を標準とする】準備では授業計画に示されたテーマについて教科書に目を通す、復習では授業中に行った問題演習を見直し理解が浅い部分を集中的に学習する。毎回の予習復習の時間は、1時間以上を想定している。また、4回程度課題が出る。これにかかる時間はそれぞれ最低2時間を想定している。
テキスト（教科書）Textbooks
高校物理基礎、物理の教科書（数研出版など）。持っていない場合は生協等で購入。
参考書References
よくわかる初等力学 前野昌弘著 東京書籍
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験（50％）、毎時間ごとの振り返り・確認テスト（20％）、課題(30％)により評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン、
電卓、ストップウォッチ(スマホなど電卓、ストップウォッチの機能を持つものがあればそれでよい。)