理工学部Faculty of Science and Engineering
MAN100XF（経営学 / Management 100）簿記・会計Bookkeeping and Accounting
松本 徹Toru MATSUMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | H6852 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 小西館‐W304 |
| 配当年次Grade | 1年 |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Learning basic bookkeeping in this course. In particular, comprehend of account processing and create a financial statement in corporate accounting. To comprehend of bookkeeping, corresponding of digital transformation and AI era, and it is considered of various business setting in the future.
By the end of the course,students shoud be able to do following:
- Basic journal entries and posting
- Preparation of Financial statements
Students will be expected to have completed the required assinments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
Your overall grade in the class will be decided on the following
Examination three times（in class):70% Mini test:30％
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
簿記・会計では、これから４年間みなさんが履修する様々な簿記・会計系科目の基礎となる計算知識を習得することを目的とします。具体的には、企業会計において簿記一巡と呼ばれる期首・期中・期末に行われる会計処理を理解し、株主等利害関係者に開示すべき財務諸表の作成を行うことです。これらを理解することは、IT化・AI時代にも対応可能で、企業経営全般を理解する上で重要であり、企業内において将来様々なビジネスシーンで有用と考えられます。
到達目標Goal
「仕訳帳に行う仕訳」「総勘定元帳への転記」「補助簿・証憑書類の理解」「決算整理からの財務諸表（精算表を含む）の作成」の４つを理解することが到達目標となります。取引のパターンは様々であるためこれらを習得するためには、単に会計処理を授業時に暗記するだけではなく、授業後に問題等を繰り返し解くことが必須となります。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
１回につき、テキスト１章または２章進みます。まず学習のポイントで概要・目標を示したのち、本文で内容を説明します。次にそれに関する例題を用い実際の問題の解き方を解説します。最後に各自で演習問題およびワークブックの問題を解き、ミニテストで理解度を確認します。なお項目によっては実務・事例を取り上げるため、発言を求める場合もあります。また講義の進行状況によっては発展的内容（日商2級商業簿記程度）に触れることもあります。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
簿記の意義としくみ
・講義方法、成績評価等
・簿記の意義、会計期間
・貸借対照表と損益計算書
第2回[対面/face to face]：仕訳と転記
仕訳帳と元帳
・勘定
・取引の意義と種類
・仕訳と転記
第3回[対面/face to face]：決算
現金と預金（１）
・試算表の作成
・精算表の作成
・現金と現金出納帳
・当座預金と普通預金
第4回[対面/face to face]：試験１
現金と預金（２）
・試験の実施と解説
・現金過不足
・当座預金出納帳
・小口現金出納帳
第5回[対面/face to face]：繰越商品・仕入・売上
売掛金と買掛金
・３分法
・仕入帳と売上帳
・商品有高帳
・請求書と領収書
・クレジット売掛金
第6回[対面/face to face]：その他の債権と債務
受取手形と支払手形
・貸付金と借入金
・未収入金と未払金
・立替金と預り金
・仮払金、仮受金
・受取商品券
・差入保証金
・受取手形と支払手形
第7回[対面/face to face]：有形固定資産
・取得と売却
・減価償却
・固定資産台帳
・年次決算と月次決算
第8回[対面/face to face]：貸倒損失と貸倒引当金
資本
・貸倒れと貸倒損失
・貸倒引当金の設定
・株式会社の設立と株式の発行
・繰越利益剰余金と配当
第9回[対面/face to face]：試験２
収益と費用
・試験の実施と解説
・未収と未払い
・前受けと前払い
・消耗品費と貯蔵品
第10回[対面/face to face]：税金
・租税公課
・法人税、住民税及び事業税
・消費税
第11回[対面/face to face]：伝票
・仕訳帳と伝票
・３伝票制
・伝票から帳簿への記入
・伝票の集計
第12回[対面/face to face]：財務諸表（１）
・試算表の作成
・棚卸表と決算整理
・精算表の作成
第13回[対面/face to face]：財務諸表（２）
・財務諸表の作成
・総合問題
第14回[対面/face to face]：試験３
まとめ
・試験の実施と解説
・本講義のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習は該当の章を一読してください。一方、復習・宿題等をしっかり行ってください。具体的には、テキストの内容・例題・練習問題でわからないところを確認し、不明点は質問してください。なおワークブックで授業中解けなかったもの、間違えたものなどを理解するまで解いてください。また別途宿題として問題を出すことがありますのでそれを解いて提出してください。これらすべてを含めて授業時間外の学習とし、本授業については1回につき4時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
「検定簿記講義／３級商業簿記」 渡部裕亘など（2023年度版）中央経済社 800円
「検定簿記ワークブック[３級／商業簿記]」 渡部裕亘など中央経済社 800円
＊いずれも改訂がある場合は3月出版となるため、最新版を購入してください。
参考書References
検定試験を受験する場合は、試験対策用の問題集を各自で購入を検討してください。資格の大原、TAC、ネットスクールなどで出版されています。
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験３回（70％）およびミニテスト等（30％）で評価します。
欠席や期限後提出については、理由を問わず評価しません。
別途、講義期間中（4月12日～7月19日）に講義内容と同等と思われる日本商工会議所主催の簿記検定試験3級（統一（会場）試験及びネット試験）に合格した証明を講義終了日までに対面で提示できた場合は、学習成果として10％加点します（100％を上限として）。なお検定試験は個人で申込・受験してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回電卓、テキスト、ワークブックを持参してください。電卓については、スマホ等や記憶機能のあるものは使用できません。
その他の重要事項Others
シラバス提出期限後にテキスト等が改訂されることが予想されるため、それに伴う変更については初回ガイダンスで説明するので必ず出席してください。