理工学部Faculty of Science and Engineering
HUI200XE(人間情報学 / Human informatics 200)感性工学KANSEI engineering
倉掛 正治Shoji KURAKAKE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | H6041 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 小西館‐W305 |
配当年次Grade | 2年 |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
応用情報工学科 学科専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Students will learn the basics of the physiology of vision, hearing, and somatosensory. Then they will learn some computing methods to process sensor data in accordance with human perception, which are called "KANSEI" information processing.
MATLAB program will be used for experiments regarding human perception.
[Learning activities outside of classroom]
The review and the preparation of each lesson will take 4 hours. How to use MATLAB should be learnt by students themselves by mainly using relevant web pages.
[Grading Criteria /Policy]
Grade is determined 60% by the submission of the assignment for each lesson and 40% by the evaluation of the repots on the issues presented at some lessons.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
視覚、聴覚、体性感覚(触覚を含む)のそれぞれに対して、人間の知覚の仕組みや特性と、人間の感性にマッチした処理をコンピュータで実現することを目指す感性情報処理の基礎を学ぶ
到達目標Goal
・聴覚、視覚、体性感覚の仕組みを理解する
・錯覚を含む人の知覚特性の例を知る
・視覚、聴覚、触覚をコンピュータで処理する基本技術を取得する
・VRへの触覚の追加など、人の感性に沿ったコンピュータ処理の実例を知る
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
○授業はスライドを用いた講義形式で行う.
○MATLAB環境で,講師から提供されるコードを実行して、講義で取り上げる技術や手法の理解を深める。
○一部の講義はオンラインで実施予定。授業の方法や授業計画の変更、成績評価方法の変更などが必要になった場合は、学習支援システムでその都度提示する。担当教員から学習支援システムを通じた連絡がないか、日ごろからよく確認するようにしてください。
○講義資料の配布、プレゼン資料作成に必要な素材の提供は、「学習支援システム(Hoppii)」を通じて行う
○質問やコメントの受付、およびそれらへのフィードバックは「学習支援システム(Hoppii)」を通じて行う。必要に応じて、質問・コメントを授業内で紹介し、さらなる議論に活かします
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:聴覚、視覚、体性感覚
講義内容の概論
2[オンライン/online]:音の物理的特性と聴覚の仕組み
・物理的現象としての音
・人体における聴覚の仕組み
3[対面/face to face]:人の聴覚の特性
・大きな音の感じ方
・二つの音の識別
・1オクターブ違っても同じに聞こえる?
・カクテルパーティー効果
4[オンライン/online]:聴覚の情景分析
・音源の方向定位
・聴覚の能動性
・音声の知覚
5[オンライン/online]:音響・音声処理の基礎
・音の情報のコンピュータへの取り込み
・周波数解析
・音声認識の基礎
6[対面/face to face]:光の物理的特性と視覚の仕組み
・物理現象としての光
・人体における視覚の仕組み
7[対面/face to face]:人の視覚の特性
・形の認識
・中心視と周辺視(スライダーが消えて見える理由)
・動体視力
・色の見え方
8[オンライン/online]:光の明るさの処理
・画像処理、物体認識の基礎
・明るさの恒常性
9[オンライン/online]:光の色の処理
・カラー画像処理の基礎
・色の恒常性
10[対面/face to face]:触覚の知覚
・触覚の概論
・人体における触覚・体性感覚の知覚の仕組み
11[対面/face to face]:触覚の発展形:熱さ、痛み、かゆみ
・温感の仕組み
・痛みの二つの側面
・かゆいとは何か
12[オンライン/online]:触覚と感情
・感情の生理的理解
・触覚と感情との関係
13[対面/face to face]:VRにおける触覚
触覚センサ、触覚アクチュエーター、VRにおける触覚の効果
14[オンライン/online]:まとめ
・講義内容の振り返り
・最終レポート作成
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
○本授業の準備・復習等の授業時間外学習は4時間を標準とする
○MATLABの使い方の基礎は講義で説明するが,自習して使いこなすことが必要。MATLABが動作しない,使い方が分からない,という場合はソフトウェアステーションなどで各自解決すること
テキスト(教科書)Textbooks
特定の教科書は特に定めない。
講義スライドは授業支援システムへ事前にアップする。
参考書References
特になし。必要に応じて講義中に紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点:60%
・毎回の講義において、講義の感想を授業支援システムにアップすること。
・感想は1~2行でよい
レポート:40%
・レポート課題は3回を予定。内容は、MATLAB環境に自ら撮影した画像/録音した音声を取り込み、提供されたコードで処理した結果と処理内容の説明を記述したもの等とする。
・処理内容の理解が正確であるか、対象とするデータに対して学んだ手法を適切に使っているか、が評価基準
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
知識の取得のみならず,実際に知識を使うことにも時間を割くようにする。このことで、理解が深まり、考える力を身につけることにつながる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
各自のノートPCを使用.最新版のMATLABを使えるようにインストール(アップデート)と必要な設定をすませておくこと
その他の重要事項Others
特になし