生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
BLS100YB(生物科学 / Biological science 100)細胞生物学 IICell Biology II
川岸 郁朗Ikuro KAWAGISHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | H7556 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生:教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<生命科学部>Category |
生命機能学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
The aim of this lecture is to understand basic structural features of the cell, a smallest unit of any organisms, with much emphasis on structures and functions of biomembrane and cytoskeleton.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
生物の基本単位である細胞の構造を理解する.とくに,生体膜と細胞骨格の構造と性質およびそれらが関与する細胞機能について理解する.
到達目標Goal
生物の基礎単位である細胞の物質的基盤・分子構成,および細胞としての反応性や細胞単位の生命機能を論理的に理解し,その基盤である生命機能が発現する過程を統合的に理解すること.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
細胞は生物の基本単位であり,その構造と機能を理解することは,生命機能の研究に必須である.本講義では,おもに真核生物の細胞の構造について,とくに生体膜と細胞骨格に重点を置いて概説する.さらに,生体膜と細胞骨格が関与する代表的な細胞機能として,細胞のシグナル伝達や細胞運動のメカニズムについて概説する.
講義は対面で行う予定であるが,状況によってはオンライン(Zoomリアルタイム),または対面とオンラインの併用となる可能性もある.いずれの授業方法にするかについては,授業支援システムにて提示する.いずれの場合でも,スライドと板書(オンラインではスライドへの書き込み)を用いて進める.各回終了後にリアクションペーパーの提出を求め,適宜フィードバックを行うことで,双方向性を確保する.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:はじめに
生命の階層性,細胞とは(大きさ,形),細胞小器官の構造,細胞内区画化の意義
第2回[対面/face to face]:生体膜-1
脂質二重層
第3回[対面/face to face]:生体膜-2
脂質二重層の流動性
第4回[対面/face to face]:生体膜-3
膜蛋白質
第5回[対面/face to face]:これまでの復習-1
中間テスト
第6回[対面/face to face]:膜輸送-1
生体膜の透過性
第7回[対面/face to face]:膜輸送-2
受動輸送,イオンチャネル
第8回[対面/face to face]:膜輸送-3
能動輸送
第9回[対面/face to face]:細胞のシグナル伝達-1
受容体
第10回[対面/face to face]:細胞のシグナル伝達-2
細胞内シグナル伝達因子
第11回[対面/face to face]:これまでの復習-2
中間テスト
第12回[対面/face to face]:細胞骨格-1
微小管
第13回[対面/face to face]:細胞骨格-2
ミクロフィラメント,中間径フィラメント
第14回[対面/face to face]:細胞骨格-3
細胞骨格の動態,モータータンパク質
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業中に指示する内容について,参考書や原著論文等で復習し,理解を深める.
テキスト(教科書)Textbooks
とくになし.
参考書References
Essential細胞生物学 原書第3版 Bruce Alberts 他 南江堂
基礎から学ぶ生物学・細胞生物学 和田勝 羊土社
その他,授業内で適宜紹介する.
成績評価の方法と基準Grading criteria
<評価基準>中間テスト(20%)・期末テスト(70%)の成績を総合し,平常点(10%)を加味して評価する.
<評価基準>細胞の構造,とくに生体膜と細胞骨格の構造と機能について理解しているか.その知識を具体的な事例の解釈に適用できるか.よく分からない点について自ら積極的に調べ,考察できるか.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
スライドと板書のバランスに留意する.適宜資料を配付する.ノートを取る時間に配慮する.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを利用する.
その他の重要事項Others
随時小テストを行い,理解度をモニタできるようにする.ただし,小テストの点数は成績評価には含めない.また,講義内容に関する質問・感想・要望を随時受け付けるとともに,教員からも質問を投げかけるなどして双方向性を確保する.授業の進め方は,理解度等をもとに調整する.