生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
BLS100YD（生物科学 / Biological science 100）分子生物学 ⅠMolecular Biology I
片山 映,山中 幸
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | H7082 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生：教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category | 学部共通科目 |
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Outline (in English)
The genome contains all biological information of an organisms. In life activities, diverse biochemical reactions are caused by synthesized proteins based on genetic information. This lecture will provide the outline of genetic information and biomolecules, and the relation with intracellular biochemical reaction.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
生命の情報は全てゲノムに組み込まれている。生物は、ゲノムの遺伝情報を利用して蛋白質を合成し、蛋白質が多種多様な生体分子を合成することで、生命活動が営まれる。これら遺伝情報や生体分子の概要と、細胞機能との関連について解説する。
到達目標Goal
遺伝子の構造と発現調節機能について、さらに生物を構成する基本物質の構造と機能について概説し、ゲノムから多種多様な生体分子が合成され細胞が構築される過程を統合的に理解することを目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
生体の分子構成の全体像を概観し、構成成分それぞれの構造と機能の特性を解説する。生体構成分子に関する授業内容に関連した自己学習を奨励する。また、分子生物学関連の最新の話題についても背景や原理、解析技術について解説・討論する。講義で実施する確認問題、演習、アンケートの内容に応じて、解説等のフィードバックを学習支援システムとオンライン講義にて行う。
感染状況に伴う講義計画の変更については、学習支援システムで提示する。本授業の開始日は4月7日（木）とし、この日までに具体的なオンライン講義の方法などを、学習支援システムで提示する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：生命分子の原理
生命分子の起源と進化、細胞の構成成分
第2回[対面/face to face]：生体高分子
生体を構成する高分子の特性
第3回[対面/face to face]：核酸の分子生物学
DNA・RNAの構造と機能
第4回[対面/face to face]：蛋白質の分子生物学
蛋白質の構造と合成と機能
第5回[対面/face to face]：遺伝情報(1)
ゲノムの構造
第6回[対面/face to face]：遺伝情報(2)
ゲノムの機能
第7回[対面/face to face]：遺伝情報(3)
遺伝子発現の制御
第8回[対面/face to face]：糖質の分子生物学(1)
糖質の構造と機能
第9回[対面/face to face]：糖質の分子生物学(2)
糖質の代謝
第10回[対面/face to face]：脂質の分子生物学(1)
脂質の構造と機能
第11回[対面/face to face]：脂質の分子生物学(2)
脂質の代謝
第12回[対面/face to face]：細胞の構造と機能(1)
原核生物・古細菌
第13回[対面/face to face]：細胞の構造と機能(2)
真核生物
第14回[対面/face to face]：ゲノミクスとプロテオミクス、他
分子生物学的解析法
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】本講義で扱う種々の分子の複雑な構造と機能は、いずれもその構成要素の科学的性質によってもたらされるものである。したがってそれらのはたらきを理解するために、生物学と化学の基本的な知識をもつことが必須である。一般教養の関連科目を習得しているレベルが必要である。
テキスト（教科書）Textbooks
＜教科書＞特定の教科書は指定しない。
＜具体的教育方法＞ 視覚的教材を多用して理解を深める方策を導入する。生命現象の本質を理解し、論理性を高める自己教育を期待する。
参考書References
＜参考書＞
授業の進行に沿い、また学生個人個人の知識水準、知的欲求に応じた参考書を紹介する。可能な限り、英語教科書に慣れることを推奨する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
＜評価方法＞
講義後の演習問題(50%)と、期末試験(50%)の結果から総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
より基礎的な内容や関連した分野の説明も交えて、バックグラウンドから理解できるようにする。