公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SES500P1－018（環境創成学 / Sustainable and environmental system development 500）サステイナビリティ研究入門Introduction to Sustainability Research A
杉戸 信彦、杉野 誠、高田 雅之、高橋 五月、松本 倫明、湯澤 規子、吉永 明弘Nobuhiko SUGITO, Makoto SUGINO, Masayuki TAKADA, Satsuki TAKAHASHI, Tomoaki MATSUMOTO, Noriko YUZAWA, Akihiro YOSHINAGA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X9016 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6,水7/Wed.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
公共政策学専攻 （修士課程）研究科共通科目 |
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Outline (in English)
"Introduction to Sustainability Studies" is an introductory course to learn interdisciplinary approaches to study sustainability and related issues. As a starting point for future research on sustainability, students will gain an overview of the basic concepts and methodologies of the various research areas that make up Major in Sustainability Studies. In addition, students will gain an understanding of how the concept of sustainability is treated in these fields. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each. Choose one of the themes presented in the last class and write a final report based on the theme (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この講義はサステイナビリティと関連する問題を研究するための学際的なアプローチを学ぶための入門コースである。
学生は、今後のサステイナビリティ研究の出発点として、サステイナビリティ学専攻を構成する様々な研究分野の基本概念と方法論の概要を理解する。また、これらの分野において、サステイナビリティという概念がどのように扱われているかを理解することを目的としている。
到達目標Goal
学生はサステイナビリティ研究を行っていく上での出発点として、サステイナビリティ学専攻を構成するさまざまな研究領域において、その基礎概念や方法論について概観を得るとともに、それらの領域においてサステイナビリティの概念はどのように扱われているのかについて理解する。
講義は7名の教員がオムニバス方式で担当する。学生はこの講義を2年連続して受講することにより、本専攻に所属する専任教員全員の講義を受けることが可能となり、サステイナビリティ学における幅広い基礎知識を身に着け、多角的な視野を持つことを目標としている。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、公共政策学専攻公共マネジメントコースにおいては「DP2」「DP3」に関連している。ディプロマポリシーのうち、公共政策学専攻政策研究コースにおいては「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連、特に「DP2」は特に強く関連している。ディプロマポリシーのうち、サステイナビリティ学専攻においては「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
サステイナビリティ学専攻の専任教員が各1回、合計7回を担当するオムニバス形式で行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション：サステイナビリティとは何か（吉永）
サステイナビリティとはそもそもどのような概念なのかを説明する。
第2回[対面/face to face]：自然資源の持続可能な利用（高田）
持続可能な自然資源利用について、生物多様性との関わりから現状の課題を考える。
第3回[対面/face to face]：海と人のサステイナビリティ（高橋）
海と人との共存について、文化人類学的な視点から課題と可能性について考察する。
第4回[対面/face to face]：気候変動対策としての政策オプション（杉野）
カーボンプライシングが持続可能な社会構築にどのような役割を果たすかを考察する。
第5回[対面/face to face]：食と農のサステイナビリティ研究（湯澤）
私たちが生きていくうえで欠かせない「食」をめぐる諸課題について考える。
第6回[対面/face to face]：地球惑星科学から考えるサステイナビリティ（松本）
地球の歴史における地球環境の不可逆な進化を考え、サステイナビリティについて考察する。
第7回[対面/face to face]：ハザードとレジリエンス－地震・土地条件を中心に－／総括（杉戸）
自然災害リスクを考慮したサステイナビリティとは何かを考える。
授業内容についてのディスカッション・レポート課題の発表
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
とくになし。
参考書References
その都度教員が指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業最終回に提示するテーマからひとつを選択し、それにもとづくレポートを作成する（100％）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
とくになし。