スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
OTR700I1(その他 / Others 700)スポーツ健康学高度開発研究ⅤResearch instructions in High level development of Sports and Health Studies Ⅴ
吉田 政幸Masayuki YOSHIDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | S9674 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリー |
博士後期課程授業科目/Doctor's course 研究指導科目/Research courses |
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Outline (in English)
(Course outline)
To meet the standards required for the doctoral dissertation, the students collect additional data and make sure about the quality and quantity of the data. Further, the students develop and improve their writing and presentation skills at the doctoral level.
(Learning objectives)
The goals of this course are to complete the main study of the doctoral dissertation and submit a paper to a scholarly journal.
(Learning activities outside of classroom)
Before each class, students are expected to read relevant articles, conduct data analyses, and provide explanations in the dissertation.
(Grading criteria)
Grading will be decided based on the results of hypothesis testing (60 points) and the writing of the result section (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
博士論文の作成へ向けてさらにデータの精密な分析・検討を進めるよう指示し、十分なデータの質および量を確保できているかをチェックする。また、分析・検討の結果に対する考察の方法について指導・助言を行い、学会発表におけるプレゼンテーション力および論文の作成能力の向上も目的とする。
到達目標Goal
学会発表を行うとともに、博士論文後半部にあたる論文を作成して学会誌へ投稿できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち,
「DP1」,「DP2」,「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
スポーツマネジメント研究分野のスポーツマーケティングに関する博士論文の作成へ向けてさらにデータの分析・検討を進め、十分なデータの質および量を確保できているかを確認する。さらに、分析の結果に対する考察の方法について理解を深め、博士論文の学術的貢献と実践的インプリケーションを執筆する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:仮説の検証:競合モデルとの比較(標本1)
標本1を用いて、仮説モデルと競合モデルの適合度を比較し、複数のモデルの中から理論的にも統計定期にも優れた関係性を特定し、その結果を記述する。
第2回[オンライン/online]:仮説の検証:競合モデルとの比較(標本2)
標本2を用いて、仮説モデルと競合モデルの適合度を比較し、複数のモデルの中から理論的にも統計定期にも優れた関係性を特定し、その結果を記述する。
第3回[オンライン/online]:仮説の検証:要因間の関係性(標本1)
構造方程式モデリングを用いて、標本1の要因間の関係性に関する仮説を検証し、その結果を記述する。
第4回[オンライン/online]:仮説の検証:要因間の関係性(標本2)
構造方程式モデリングを用いて、標本2の要因間の関係性に関する仮説を検証し、その結果を記述する。
第5回[オンライン/online]:仮説の検証:間接効果(標本1)
ブートストラップ法を用いて、標本1の要因間の間接効果を算出し、媒介変数の役割を分析し、その結果を記述する。
第6回[オンライン/online]:仮説の検証:間接効果(標本2)
ブートストラップ法を用いて、標本2の要因間の間接効果を算出し、媒介変数の役割を分析し、その結果を記述する。
第7回[オンライン/online]:仮説の検証:調整変数(標本1)
標本1を用いて多母集団構造方程式モデリングを実施し、調整変数の影響を明らかにし、その結果を記述する。
第8回[オンライン/online]:仮説の検証:調整変数(標本2)
標本2を用いて多母集団構造方程式モデリングを実施し、調整変数の影響を明らかにし、その結果を記述する。
第9回[オンライン/online]:追加分析の検討
分析の結果、操作変数を追加したり、別の調整変数を新たに設定したりする必要がないか議論し、必要に応じて追加分析の方向性を検討する。
第10回[オンライン/online]:追加分析の実施
研究結果を補強するだけでなく、理論的にも意味を成すと判断された分析を追加で実施する。
第11回[オンライン/online]:追加分析の結果
追加分析の結果を博士論文の中で執筆する。
第12回[オンライン/online]:仮説の検証の結果
追加分析も含め、構造方程式モデリングによる仮説検証の結果を博士論文において記述する。
第13回[オンライン/online]:本調査全体の結果
博士論文の結果(6章)を書き上げる。
第14回[オンライン/online]:目的、方法、結果の論理性
博士論文の1章から6章までの論理的つながりを確認し、問題があれば修正する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
高度な統計手法を用いた分析、博士論文の第6章の後半(仮説検証)の執筆。本授業の準備学習・復習時間は各 3 時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて資料を配付する。
参考書References
必要に応じて資料を配付する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
標本1の仮説検証:30点(要因間の関係性:10点、間接効果:10点、調整変数:10点)
標本2の仮説検証:30点(要因間の関係性:10点、間接効果:10点、調整変数:10点)
博士論文の結果(6章)の後半部の執筆:40点
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
開講初年度のため、該当しない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノートパソコン、マイクロソフト・オフィス、統計解析ソフト(IBM SPSS、MPlus)
その他の重要事項Others
進捗状況によって授業計画の順番は変更する場合がある。