スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
HSS500I1(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 500)スポーツ健康学高度開発特論B(マネジメント領域)Advanced Lectures in High level development of Sports and Health Studies B (The field of Management Science)
伊藤 真紀、吉田 政幸Maki ITOH, Masayuki YOSHIDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | S9502 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリー |
博士後期課程授業科目/Doctor's course 専門科目/Specialized courses |
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Outline (in English)
(Course outline)
The goal of this course is to understand the management principles of sport organizations.
(Learning objectives)
In this course, students will learn both internal and external management theories which include organizational behavior and sport marketing.
(Learning activities outside of classroom)
Before each class, students are expected to read relevant articles and book chapters.
(Grading criteria)
Grading will be decided based on mid-term (50%) and final (50%) reports. Upon successful completion of this course, students will be able to understand the logic, importance, and uniqueness of the management of sport organizations.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
スポーツ健康学高度開発特論B(マネジメント系)では、スポーツ組織のマネジメントに関する基礎的かつ専門的知識を修得することを目的とし、履修者はスポーツ組織の内部環境と外部環境のマネジメントについて学ぶ。スポーツ組織の内部環境のマネジメントについてはスポーツ組織論のアプローチから理解を深める。スポーツ組織の外部環境のマネジメントについては、スポーツマーケティング論のアプローチから学習する。
到達目標Goal
高度なスポーツマネジメント能力の向上において不可欠な(1)スポーツ組織の内部環境のマネジメント(スポーツ組織論)と(2)外部環境のマネジメント(スポーツマーケティング)について理解を深める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち,「DP1」,「DP2」,「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学期の前半では組織論、組織行動論、社会心理学などの知見をスポーツへと応用し、スポーツ組織の内部環境のマネジメントの構造、重要概念、理論について学習するとともに、履修者の興味のある事例にそれらをあてはめ、考察する。学期の後半ではマーケティング論、消費者行動論、社会心理学などの知見をスポーツへと応用し、スポーツ組織の外部環境のマネジメントの構造、重要概念、理論について学び、併せて履修者の興味のある事例にそれらを適応・調整することで理解を深める。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:研究倫理について
研究倫理教育の一環として、研究者によるねつ造、剽窃等の不正行為の徹底した防止を目的に、本学が指定するeラーニングコースを利用した講義を行う(担当:伊藤)。
第2回[オンライン/online]:組織行動論
組織論の目的、組織とは何か、組織の分類、組織の境界線、経営組織と集団行動(チームのダイナミクス)、組織文化ついて学習する(担当:伊藤)。
第3回[オンライン/online]:個人の理解(パーソナリティと対人認知)
パーソナリティと組織行動について学習する。組織における対人認知、対人的コミュニケーションと組織コミュニケーション、組織における効果的なコミュニケーション戦略について理解を深める (担当:伊藤)。
第4回[オンライン/online]:組織の中の集団
組織の中の集団チームを理解する。コミュニケーションプロセス並びに異文化コミュニケーションについて理解する(担当:伊藤)。
第5回[オンライン/online]:動機付けの基本的なコンセプト
モチベーション理論(自己決定理論、期待理論など)を理解し、人のモチベーションのメカニズムを理解する(担当:伊藤)。
第6回[オンライン/online]:モチベーション理論(自己決定理論、期待理論など)を理解し、人のモチベーションのメカニズムを理解する(担当:伊藤)。
リーダーシップ理論の変遷を理解し、スポーツ組織における効果的なリーダーシップの在り方について学習する(担当:伊藤)。
第7回[オンライン/online]:組織変革と組織開発
組織の理念、ビジョン、戦略に関する考え方を理解し、スポーツ組織における組織形態について学習し、 組織開発におけるマネジメントについて学習する(担当:伊藤)。
第8回[オンライン/online]:スポーツビジネスと顧客満足
人々がスポーツに求めるニーズに応え、顧客満足を獲得することはスポーツ組織の重要なマーケティング目標である。今回はこのテーマについて、顧客満足理論と属性理論の視点から理解を深める (担当:吉田)。
第9回[オンライン/online]:スポーツ消費者態度
人々はスポーツイベント、選手、チーム、スタジアム、開催都市、スポンサーなどに対して好意的、あるいは非好意的な態度を形成する。そのメカニズムを態度理論と精緻化見込みモデルによって解明する(担当:吉田)。
第10回[オンライン/online]:スポーツ消費者の態度変容
人々は外部環境からの刺激や自己の心理状態を理由にスポーツ関連の対象(イベント、選手、チーム、スポンサー、テクノロジーなど)の評価を変容させる。この変容のプロセスを計画的行動理論とテクノロジー受容モデルの視点から学ぶ(担当:吉田)。
第11回[オンライン/online]:スポーツビジネスと社会的アイデンティティ
スポーツは人々のアイデンティティ形成と密接に関わっている。アイデンティティに基づいたスポーツマーケティングを理解するため、社会的アイデンティティ理論と組織的アイデンティフィケーション理論をスポーツへと応用する(担当:吉田)。
第12回[オンライン/online]:スポーツビジネスと心理的連続モデル
人々はスポーツ関連の対象との関係性を段階的に強めていく。このプロセスを理解するため、心理的連続モデルとスポーツ関与について学習する(担当:吉田)。
第13回[オンライン/online]:スポーツビジネスとブランド
スポーツブランドのイメージは付加価値を生み出す。この価値の構造と高め方について、ブランド価値モデルとブランドビルディング理論の視点から理解を深める(担当:吉田)。
第14回[オンライン/online]:まとめ
これまで学習した内容をまとめ、スポーツマネジメント能力とは何かという疑問に対する答えを導き出す(担当:吉田)。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
オムニバス形式により担当教員が各々の専門的授業を行うので、専門的知識の予習・復習が必要となる。
テキスト(教科書)Textbooks
適宜、資料を配付する
参考書References
適宜、資料を配付する
成績評価の方法と基準Grading criteria
スポーツ組織の内部環境のマネジメントに関するレポート:50点、スポーツ組織の外部環境のマネジメントに関するレポート:50点
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
記載不要
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし