スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
HSS500I1（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 500）スポーツ健康学高度開発特論A（ヘルス領域）Advanced Lectures in High level development of Sports and Health Studies A（The field of Health Science）
泉 重樹、越智 英輔、鬼頭 英明Shigeki IZUMI, Eisuke OCHI, Hideaki KITO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | S9501 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1～2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリー |
博士後期課程授業科目/Doctor's course 専門科目/Specialized courses |
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Outline (in English)
(Learning Objectives)
Students will acquire the knowledge, and skills to be able to support and lead on health promotion throught one's life.
(learning activities outside of classroom)
Before/after each class meeting, students will be expected to spend 2 hours to understand the course content.
(Grading Criteria/Policy)
Your overall grade in the class will be decided based on the following. Reports(60%),in class contriobution(40%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
スポーツ健康学高度開発特論A（ヘルス系）では、医科学的なアプローチから、身体の構造と機能に基づく評価・処置、運動器リハビリテーションに関する専門的知識や技能を修得する。運動科学的アプローチからは、機能解剖学、運動生理学、運動指導について、健康科学的アプローチから、健康教育・公衆衛生学に関する専門的知識を修得する。以上により、生涯を通じての積極的な健康づくりを支援・指導できるようになるための専門的知識や技能を修得し、健康づくりの高度な促進を支援・指導できるようになることを目的とする。
到達目標Goal
健康づくりの高度な促進を支援・指導するための知識と技能の修得
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち，「DP1」，「DP2」，「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
医科学的アプローチ（泉）から身体の構造と機能に基づく評価・処置、運動器リハビリテーションについて解説し、運動科学的アプローチ（泉、越智）から機能解剖学、運動生理学、運動指導について解説する。健康科学的アプローチ（鬼頭）から健康教育・公衆衛生学については解説する。なお、研究倫理教育として、本学が指定するeラーニングコースを利用した講義を1コマ分行う（担当：鬼頭）。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：研究倫理について
研究倫理教育の一環として、研究者によるねつ造、剽窃等の不正行為の徹底した防止を目的に、本学が指定するeラーニングコースを利用した講義を行う（担当：鬼頭）。
第2回[対面/face to face]：機能解剖学、健康科学の研究分野と課題
機能解剖学、健康科学、運動器リハビリテーション分野の具体的研究を紹介しそれぞれの研究分野やあるいは重複する分野を紹介しながら整理する（担当：泉）。
第3回[対面/face to face]：姿勢とアライメントが運動器に及ぼす影響についての研究課題
正常な姿勢を理解し実際に修得し、これから逸脱した時のストレスがどこにかかるかなどを体験しながら考察していく。こうしたマルアライメントが運動器疾患に及ぼす影響についての研究を紹介し議論する（担当：泉）。
第4回[対面/face to face]：習慣的動作が運動器に及ぼす影響についての研究課題
日常生活動作に関わる正常な動作パターンを理解し、これから逸脱した時のストレスがどこにかかるかを体験しながら考察していく。正常から逸脱した動作パターンを繰り返すことで引き起こされる運動器の障害について研究論文を紹介し議論する（担当：泉）。
第5回[対面/face to face]：アスレティックトレーニング
日本のアスレティックトレーニングを北米のアスレティックトレーニングの歴史と現状を対比させながら紹介し超高齢社会の日本におけるヘルスケア専門職としての役割を議論する（担当：泉）。
第6回[対面/face to face]：スポーツ現場の安全管理
本邦のスポーツ時緊急対応計画の現状を米国のスポーツ現場の安全管理の最新状況と対比させながら紹介するとともにスポーツ現場の安全管理の実態に関して議論する（担当：泉）。
第7回[対面/face to face]：外傷・障害予防
アスレティックトレーナーを中心にスポーツ現場で行われる外傷・障害予防に関する研究を紹介しながらスポーツ傷害を「防ぐことが可能である必然的な事象」として向き合うための方策について議論する（担当：泉）。
第8回[対面/face to face]：コンディショニング・リコンディショニング
外傷・障害の受傷から競技復帰までの取り組みについて主に外傷・障害評価および運動器リハビリテーションの観点から研究を紹介しスポーツにおける多職種の役割と連携について議論する（担当：泉）。
第9回[対面/face to face]：身体運動科学、運動生理学的視点による運動科学①
運動生理学的視点から健康の維持・増進および疾病予防を理解する。関連する最新の知見からライフステージ別あるいは疾患別に解説およびディスカッションする (担当：越智)。
第10回[対面/face to face]：身体運動科学、運動生理学的視点による運動科学②
健康づくりを高度に促進するための運動・栄養摂取についについて理解を深める。特に運動に伴う骨格筋の損傷・肥大に関して、先端的知見をミクロ・マクロの視点から解説およびディスカッションする (担当：越智)。
第11回[対面/face to face]：身体運動科学、運動生理学的視点による運動科学③
健康づくりを高度に促進するための運動・栄養摂取について理解を深める。特に運動に伴う呼吸循環器系の応答・適応に関して、先端的知見をミクロ・マクロの視点から解説およびディスカッションする (担当：越智)。
第12回[対面/face to face]：健康教育の視点による健康科学①
生涯を通じての健康を妨げる要因、危険行動について現状把握と課題克服に向けての取組の在り方について論じる。（担当：鬼頭）
第13回[対面/face to face]：健康教育の視点による健康科学②
学校教育における健康教育の課題と対応について論じる。（担当：鬼頭）
第14回[対面/face to face]：公衆衛生学の視点による健康科学
健康への環境対策や感染症対策などに焦点を当て、疫学的な視点も踏まえて、対策の手立て等について論じる。（担当：鬼頭）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
オムニバス形式により担当教員が各々の専門的授業を行うので、専門的知識の予習・復習が必要となる。予習・復習少なくとも２時間は必要。
テキスト（教科書）Textbooks
適宜、資料を配付する。
参考書References
適宜、資料を配布する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業での取組状況（参加態度による）（40点）、レポート60点（担当者：鬼頭、泉、越智が20点満点で評価）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
記載不要
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
泉担当：特になし。越智担当：特になし。鬼頭担当：ノートパソコン。
その他の重要事項Others
各担当教員による授業の順番は進捗状況によって変更することがある。