スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
OTR600I1（その他 / Others 600）スポーツ健康学演習ⅢSeminar in Sports and Health Studies Ⅲ
木下 訓光Norimitsu KINOSHITA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | S9218 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリー |
修士課程授業科目/Master's Course 研究指導/Research courses |
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Outline (in English)
[Course outline] Students have to analyze obtained data by measurement, experiments, and investigation and report them appropriately. Students have to finish writing the result section of the thesis.
[Learning objectives] The goal of the lecture is to acquire the skill of appropriate presentation of measured data using tables and figures, and finally to finish writing the result section of the thesis.
[Learning activities outside of classroom] Total hours for studying outside of classroom is estimated to be 20 hours. Students are strongly encouraged to visit the laboratory for consultation about their thesis frequently.
[Grading criteria/policy] The grading will be determined on the basis of the following;
1) how appropriately the students present measured data using tables and figures (50%)
2) whether the students could finish writing the result section of the thesis (30%)
3) how frequent the students report their progress in their research and visit the laboratory for consultation (20%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
①調査・実験結果の分析
②調査・実験結果の提示
到達目標Goal
① 調査・実験・測定のデータを正しく分析し、これを図表を用いて学術論文において適切に提示できる。
② 研究論文における「結果」の枠組みとなる部分について雛形としての草稿を完成させる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
学部ゼミに毎週出席をする。
ゼミの冒頭で【授業の概要と目的（何を学ぶか）】に沿って進捗をゼミ生および教員に報告し、都度指導を受ける。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回[対面/face to face]：調査・実験のデータの妥当性検証
研究計画に基づき教員の指導のもと得られたデータの妥当性検証を行う。
2回[対面/face to face]：調査・実験のデータの信頼性検証
研究計画に基づき教員の指導のもと得られたデータの信頼性検証を行う。
3回[対面/face to face]：調査・実験のデータベース作成指導
妥当性・信頼性が担保されたデータをもとに、分析を行うデータベースを作成する。
4回[対面/face to face]：調査・実験のデータベース提示
妥当性・信頼性が担保されたデータをもとに、作成したデータベースを提示する。
5回[対面/face to face]：調査・実験のデータベース検証
作成したデータベースの構造が、採用している統計解析に適しているか検証する。
6回[対面/face to face]：調査・実験のデータの記述的・探索的検証
作成したデータベースを用いてデータの記述的・探索的分析を行う。
7回[対面/face to face]：記述的・探索的検証結果の提示
記述的・探索的検証結果に関する図表を作成し、提示する。科学論文にふさわしい図表を作成するための技術を習得する。DeltaGraph, SigmaPlot, Photoshopなどを用いて作成することも学ぶ。
8回[対面/face to face]：統計解析
作成したデータベースを用いて、あらかじめ想定していた検定などを行う。
9回[対面/face to face]：統計解析結果の提示（図の作成）
あらかじめ想定していた検定などに関する結果を、図を用いて提示する。
10回[対面/face to face]：統計解析結果の提示（表の作成）
あらかじめ想定していた検定などに関する結果を、表を用いて提示する。
11回[対面/face to face]：図表の検証・選定
「結果」セクションの執筆に提示する図表を選択する。
12回[対面/face to face]：「結果」セクションの構造検証
「背景」「方法」セクションと一貫性・整合性のある分析結果の提示・執筆にするためこれを検証する。
13回[対面/face to face]：研究結果の論述
修士論文の「結果」セクションの草稿執筆を継続し進捗分を提出して議論、指導を受ける。初学者は結果セクションに書くべきでない内容を含めることがあるが、そのような論文は研究構造を損なうため、最終審査で著しく低い評価となるうる。このような事態を回避する上で「結果セクション」の書き方に習熟する。特に結果と考察を混同させるて書く初学者が多いので注意すること。また統計解析の結果を正しく叙述できていないことも多い。統計解析の結果について、海外の学術ガイドライン沿って学び、過不足なく適切に報告する方法について学習する。
14回[対面/face to face]：研究結果の執筆提出
これまでの学習を踏まえて修士論文の「結果」セクションに該当する草稿を完成させて提出し指導を受ける。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
指定した文献の事前精読、課題に対する資料作成。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。
参考書References
必要な文献などは毎回指定する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①適切に分析を行い、図表を用いて科学的な提示ができたか（５０％）
②研究論文の「結果」セクションを適切にまとめることができたか（３０％）
③研究室に出頭して報告とディスカッションを行ったか（２０％）
以上３項目について各々評定し、合計得点によって総合評価を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年度開講がないため、該当なし。
その他の重要事項Others
臨床経験および医学研究歴を有する医師（日本スポーツ協会認定スポーツドクター、日本医師会健康認定スポーツ医）が授業を行う