スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS400IA（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 400）専門演習ⅢSeminar III
林 容市Yoichi HAYASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | M5222 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | 演習 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門演習 |
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Outline (in English)
【Course outline】The purpose of this course is to write a graduation thesis. To achieve this objective, students raise their research questions and experimental designs, as well as, collect and analyze data based on the knowledge, experience, and methods learned in previous classes.
【Learning Objectives】By the end of the course, students should be able to:
1. Set research themes and issues and formulate appropriate research plans.
2. Collect and analyze data using appropriate methods and present the results using charts and tables.
3. Think logically about the results obtained.
4. Write academic papers using appropriate notation and expressions.
5. Effectively presentation of the results obtained.
【Learning activities outside of the classroom】Preparation and review work outside of class is an essential requirement for completing the paper and various presentations. Students must conduct experiments, research, and prepare for presentations outside of class according to the assigned tasks. The standard time for these preparatory studies and reviews is 2 hours each.
【Grading Criteria/Policy】Grading will be decided based on the content of the research and paper conducted(70%), presentation and Q&A(20%), and participation in the discussion to the presentation(10%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では，自らが問題・課題を提起して，先行研究のレビューから研究の方向性を見いだし，これまでに修得した知識，経験，手法等を用いて実際に情報収集，データ収集・分析，文章作成を行い，卒業論文を作成することを目的とします。
到達目標Goal
1．研究テーマ・課題を設定でし，適切な研究計画を立案できる。
2．妥当な方法を用いてデータ収集・分析し，適切に図表を用いて結果を提示できる。
3．得られた結果に対して，論理的な考察ができる。
4．的確な表記・表現を用いて学術論文が執筆できる。
5．得られた結果を効果的にプレゼンテーションできる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
自らの興味に沿って研究テーマを設定し，グループでミニ研究を行い，論文作成に向けた準備を行います。その後，研究課題・研究仮説の設定，実験・測定・調査，統計解析方法を検討して研究計画書を作成し，全体で論議を行います。計画が立案した後は，各自でデータ収集や分析を行い，結果について発表・意見交換をします。最終的に卒業論文を完成させ，内容のプレゼンテーションを行います。
また，前回の授業で実施した内容や提出された課題に対しては，授業内で全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：概要の説明
授業計画や実践内容などについて説明を受け，グループ分けを行う。
第2回[対面/face to face]：研究テーマの設定
研究遂行に関する講義を受ける。グループごとの研究テーマを設定する。
第3回[対面/face to face]：研究課題の設定
研究テーマに関する文献をレビューし，グループごとに研究課題を設定する。
第4回[対面/face to face]：研究計画の立案1
複数のグループを設定し，この週の担当のグループがミニ研究の計画を発表した上で，その内容に関して全体で論議する。
第5回[対面/face to face]：研究計画の立案2
前回に引き続き，この週の担当グループがミニ研究の計画を発表し，その内容に関して全体で論議する。
第6回[対面/face to face]：研究計画書の作成
研究計画書の作成方法に関して講義を受ける。グループで研究計画書を作成する。
第7回[対面/face to face]：研究の実践1
グループごとに，ミニ研究に向けたデータ収集の準備・実践を行う。
第8回[対面/face to face]：研究の実践2
グループごとに，データ分析，結果のまとめ・解釈を行う。
第9回[対面/face to face]：研究成果の発表
ミニ研究の結果報告会（ミニ研究の結果をグループごとに発表する）。
第10回[対面/face to face]：論文作成法の解説
研究結果を論文にまとめる技法などの講義を受ける。
第11回[対面/face to face]：個人研究の計画
卒業論文で対象としたい研究テーマについて文献をまとめ，課題を明らかにする。
第12回[対面/face to face]：個人研究の発表１
履修学生の中で順番を設定し，この週の担当学生が卒業論文で対象としたい研究テーマについて，研究計画を発表する。
第13回[対面/face to face]：個人研究の発表2
前回に引き続き，この週の担当学生が卒業論文で対象としたい研究テーマについて，研究計画を発表する。
第14回[対面/face to face]：個人研究の計画
卒業論文の研究計画について討論し，まとめる。
第15回[対面/face to face]：卒業論文執筆に向けたスケジュール確認
授業内容の説明と卒業論文執筆に向けたスケジュールの確認する。
第16回[対面/face to face]：研究計画発表
研究計画を発表し，問題点などを含めて全体で論議する。
第17回[対面/face to face]：データ収集に向けた確認と準備
卒業論文に使用するデータの収集に関係する機器や方法を確認し，実際の測定・実験・調査に向けた準備を行う。
第18回[対面/face to face]：論文の執筆：方法
論文の「方法」を執筆し，全体で論議・推敲する。
第19回[対面/face to face]：収集データ・分析結果の発表1
収集データを分析して発表し，全体で論議する。
第20回[対面/face to face]：収集データ・分析結果の発表2
全体での論議を踏まえて図表を踏まえて結果を示し，発表する。
第21回[対面/face to face]：論文の執筆：結果
論文の「結果」を執筆して全体で論議・推敲する。
第22回[対面/face to face]：論文の執筆：考察（1）
論文の「考察」を執筆して全体で論議・推敲する。
第23回[対面/face to face]：論文の執筆：考察（2）
前回の遂行を踏まえて執筆した「考察」を発表し，意見交換を行う。
第24回[対面/face to face]：論文の執筆：全体
卒業論文全体を執筆し，全体で推敲・意見交換を行う。
第25回[対面/face to face]：要約の執筆
卒業論文の要約を完成させ，発表する。
第26回[対面/face to face]：プレゼンテーション（1）
履修学生の中で順番を設定し，この週の担当学生が卒業論文の内容をプレゼンテーションし，意見交換を行う。
第27回[対面/face to face]：プレゼンテーション（2）
前回に引き続き，この週の担当学生が卒業論文の内容をプレゼンテーションし，意見交換を行う。
第28回[対面/face to face]：口頭発表練習
指定の時間内で卒業論文の内容についてプレゼンテーションを行い，討議する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業外での予習・復習の作業が，論文の完成や種々の発表の重要な要件となります。課された課題に添って，資料作成や発表準備を行って下さい。
また，個人研究，グループ研究共に，各回のテーマ・内容に沿って授業以外に時間を設けて実験・調査，発表準備などの作業を行う必要があります。授業内活動の補足など，必要な作業をしてください。これらの準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用しません。必要に応じて適宜資料の配付，書籍・文献の紹介をします。
参考書References
Thomas J. R. and Nelson J. K.（田中 喜代次 訳)．身体活動科学における研究方法．ナップ.
出村愼一，山下秋二，佐藤進．健康・スポーツ科学のための調査研究法．杏林書院.
浦上昌則，脇田貴文．心理学・社会科学研究のための 調査系論文の読み方．東京図書．
田中敏，山際 勇一郎．ユーザーのための教育・心理統計と実験計画法―方法の理解から論文の書き方まで．教育出版．
成績評価の方法と基準Grading criteria
1）研究実施状況・研究論文の内容：70%，2）発表・質疑応答の内容20%、3）発表への質問状況・論議への参加状況：10%，として総合評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2022年度は，履修登録をした学生から数名が卒論の提出に至りませんでした。これは，本人の意向に基づくものではありますが，卒論の計画段階における指導も不十分であった可能性があります。
2023年度は，計画段階から出来るだけ早めに進展させ，余裕を持って実験や調査が可能となるよう，授業内での指導を充実させて行きたいと考えています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
各種原稿・レポートに対してコメントをつけて返却した場合，タブレットやスマートフォンではそのコメントを確認できないという意見がありました。
そのため，自宅または学内でパソコンを使用して原稿やレポートを確認できるように準備・使用環境の確認をしておいてください。
その他の重要事項Others
・シラバスの内容については，授業の進行状況や学習者の理解状況によって多少の変更が生じる場合があります。
・授業の運営方針や受講に際しての注意点などを説明しますので，受講者は初回の授業に必ず出席してください。