スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS400IA（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 400）専門演習ⅢSeminar III
井上 尊寛Takahiro INOUE
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | M5212 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | 演習 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門演習 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
（Course outline）This course is an advanced seminar to write a graduation thesis in the fields of sport management.（Learning Objectives） Upon successful completion of this course, students will be able to submit their theses that are worthy of being considered as sport management articles.The aim of this seminar is read an academic paper and to do oral presentation.（Grading Criteria /Policy）Final grade will be calculated according to the following process graduation thesis (100%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義では、卒業論文を作成することを目的とする。自らが選択したテーマに則した研究方法、調査および分析の方法などを踏まえた研究成果をまとめることを目的とする。
到達目標Goal
本演習の到達目標は、自らが定めたテーマに沿った目的の設定、研究の重要性、仮説の設定、先行研究のレビューなどを適切に記載できること。適切な情報収集と分析の手法を用いて記述すること。最終的には得られた結果から結論を導くことである。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
年間を通して論文の執筆を計画的に進める。受講者は事前に資料を用意し、授業内にて添削を受けること。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回[対面/face to face]：オリエンテーションおよび卒業論文の説明
本演習の目的および進め方を理解するとともに、卒業研究の内容と構成、意義について学ぶ。また、各自研究計画を立てる。
2回[対面/face to face]：研究の背景と問題点の整理
スポーツマネジメントの視点で、研究対象とする組織などが抱える課題を特定する。
3回[対面/face to face]：研究の目的および重要性
研究課題を受け、目的を設定し、その目的を達成することでどのような学術的・実務的な貢献を果たすことができるのかについて検討する。
4回[対面/face to face]：概念的枠組み
卒業研究で扱う重要概念や分析において測定する主な要因を定義し、概念的枠組みについて検討する。
5回[対面/face to face]：仮説の設定および導出根拠の記述
仮説を理論的根拠とともに導出する。
6回[対面/face to face]：研究環境および対象の決定
研究対象とする母集団およびサンプルを設定する。
7回[対面/face to face]：調査計画
データ収集を行うための計画を立てる。
8回[対面/face to face]：質問項目の検討①
調査対象者の人口動態的特性や行動的特性などを測定するための質問項目を検討する。
9回[対面/face to face]：質問項目の検討②
調査対象者の心理的・行動的特性を測定するための要因を検討する。
10回[対面/face to face]：調査票の作成
対象となる標本の人口動態的、心理的、行動的特性を測定するための調査票を作成する。
11回[対面/face to face]：統計的手法の検討
標本の特性を示すために必要な統計的な手法について学ぶ。
12回[対面/face to face]：尺度の妥当性および信頼性の検討
研究に用いる尺度や分析の手法が統計的、内容的に妥当性や信頼性を担保しうるか検討する。
13回[対面/face to face]：調査計画の発表準備
卒業論文の緒言、目的、方法、研究の意義などをまとめた抄録を作成する。併せてスライド資料を作成する。
14回[対面/face to face]：調査計画の発表
スライドを用いて発表し、指摘された内容を踏まえ再度検討する。
15回[対面/face to face]：オリエンテーションおよび後期の概要の説明
卒業研究の進捗状況を確認し、完成に向けた計画を立てる。
16回[対面/face to face]：調査データの入力およびデータクリーニング
データ入力、欠損値や異常値のクリーニング、変数の定義、カテゴリー変数の作成などを行う。
17回[対面/face to face]：調査データの分析①
対象者の人口動態的特性と行動的特性を集計した結果を記述する。
18回[対面/face to face]：調査データの分析②
対象者の心理的特性を分析した結果を記述する。
19回[対面/face to face]：卒業論文の中間発表
研究計画に基づいてデータを収集し、基本属性を集計した結果を発表する。
20回[対面/face to face]：仮説の検証①
分析結果（基礎集計）を用い、仮説を検証する文章を記述する。
21回[対面/face to face]：仮説の検証②
分析結果（各種検定や回帰分析など）を用い、その結果を記述する。
22回[対面/face to face]：考察①
得られた分析結果の考察をおこない、設定した仮説の検証をおこなう。
23回[対面/face to face]：考察②
仮説検証およびより深い考察を行っていく。必要に応じて追加分析を行う。
24回[対面/face to face]：実践的示唆
実務として貢献しうる結果について検討し、記述する。
25回[対面/face to face]：研究の限界
取り組んできた研究では明らかにできなかった点や研究方法における問題点を記述し、今後の研究が取り組むべき研究課題や改善点についても言及する。
26回[対面/face to face]：結論
研究の目的と結果として示した科学的証左との対応の中で結論を導き出す。
27回[対面/face to face]：最終発表の準備
論文発表のスライドを作成するとともに、卒業論文の抄録も併せて作成する。
28回[対面/face to face]：最終発表
パワーポイントスライドを用いて卒業論文を発表する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業時間外の学習として与えられた課題に取り組み、授業内にて添削を受けてください。授業で指摘された内容を修正し、次の課題へ取り組むように。
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし（毎回資料を配布する）
参考書References
各学生の研究テーマに関連する過去の卒業論文や一般の論文
成績評価の方法と基準Grading criteria
テーマ発表：10点
調査計画の発表：10点
中間発表：10点
最終発表：20点
卒業論文（①緒言、②方法、③結果、④考察、⑤その他文章力、論理性、書式など）：50点
合計：100点
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業では理論に基づくことで履修者がより深く考えるように進めていきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
論文の執筆やデータ分析を行うために必要な機材やソフトウェア