スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS300IA（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 300）専門演習ⅡSeminar II
泉 重樹Shigeki IZUMI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | M5111 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | 演習 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 3 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門演習 |
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Outline (in English)
【Course outline】 The purposes of the athletic training seminar 2 are as follows. 1. to learn knowledge and skills necessary as an athletic trainer. 2. to have an opportunity experiencing the student trainer as much as possible. 3. to review the study along a graduation study theme and set a problem to reach the graduation thesis.
【Learning Objectives】 The seminar goal is for the student trainer to understand the duties and roles of an athletic trainer in a sports setting and to be able to work with them throughout the year.
【Learning activities outside of the classroom】 The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
【Grading Criteria/Policy】 Evaluated comprehensively based on normal scores, seminar content, and extracurricular activities.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本ゼミにおける3年次のテーマは以下の3つである。1. アスレティックトレーナーとして必要な基礎的な知識および技術を習得すること。2. スポーツ現場におけるアスレティックトレーナーの役割・現状に触れる機会を実習を通してできるだけ多く持つこと。3. 自身の研究テーマに沿って研究のレビューを行い卒業論文にいたる課題を設定すること。
到達目標Goal
アスレティックトレーナー（学生トレーナー）として、スポーツ現場におけるアスレティックトレーナーの業務および役割を理解し、一年間を通して活動ができることが 3年次の本ゼミナールの到達目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
2年時から引き続き、春学期では事前準備の上で発表・実践が中心になる。秋学期は自身の研究分野に関する論文の抄読・研究手法や実験機器の習熟を経て、卒業論文へいたる研究課題の設定および発表、可能な限り予備実験を行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
3年時のゼミナールの目的・内容の確認。
2[対面/face to face]：文献検索の方法と実際
図書館での実習により、オンラインデータベースの使い方および文献検索の方法に習熟する。
3[対面/face to face]：足関節の評価と運動療法
足関節のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
4[対面/face to face]：膝関節の評価と運動療法
膝関節のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
5[対面/face to face]：大腿部の評価と運動療法
大腿部のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
6[対面/face to face]：骨盤部の評価と運動療法
骨盤部のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
7[対面/face to face]：腰部の評価と運動療法
腰部のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
8[対面/face to face]：頸部の評価と運動療法
頸部のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
9[対面/face to face]：肩関節の評価と運動療法
肩関節のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
10[対面/face to face]：肘・前腕・手関節の評価と運動療法
肘・前腕・手関節のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
11[対面/face to face]：下肢のアスレティックリハビリテーション
各競技に基づいた下肢全体のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
12[対面/face to face]：体幹のアスレティックリハビリテーション
各競技に基づいた体幹部全体のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
13[対面/face to face]：上肢のアスレティックリハビリテーション
各競技に基づいた上肢全体のアスレティックリハビリテーションについて発表・ディスカッションを行う。
14[対面/face to face]：アスレティックリハビリテーションのまとめ
アスレティックリハビリテーションとコンディショニングとの関わりについてディスカッションを行う。
15[対面/face to face]：研究の方法とは
研究とは何かについて再度学習する。英語論文抄読会。
16[対面/face to face]：機器の操作方法実習：バイオデックス他
バイオデックス・パワーマックスの使い方について学習する。論文抄読会。
17[対面/face to face]：機器の操作方法実習：フォースプレート
フォースプレートの使い方について学習する。論文抄読会。
18[対面/face to face]：機器の操作方法実習：筋電図
筋電図の使い方について学習する。論文抄読会。
19[対面/face to face]：機器の操作方法実習：フレームディアス
フレームディアスの使い方について学習する。論文抄読会。
20[対面/face to face]：機器の操作方法実習：超音波診断機器
超音波診断機器の使い方について学習する。論文抄読会。
21[対面/face to face]：研究計画の作成および抄読会
研究計画を作成する。機器類使用方法の予備日。英語論文抄読。
22[対面/face to face]：研究計画の添削および抄読会
研究計画を作成し、添削する。機器類使用方法の予備日。英語論文抄読。
23[対面/face to face]：現場実習報告の書き方
アスレティックトレーナー現場での活動の報告書の書き方を講義する。
24[対面/face to face]：現場実習報告の実施
アスレティックトレーナー現場での活動の報告・ディスカッションを行う。
25[対面/face to face]：研究計画の推敲と予備実験
卒業研究の準備として各自の研究計画から、予備実験を行う。
26[対面/face to face]：予備実験結果の検討
予備実験として行った内容を検討し研究計画に反映する。
27[対面/face to face]：研究計画発表会
卒業研究の研究計画発表会を行う。
28[対面/face to face]：まとめ
研究計画発表の振り返りとともに3年時のまとめと卒業研究に向けた方向性を確認する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
第1回：特になし
第2～15回：前回授業への取り組みと復習
第16回：春学期の復習
第17～30回：前回授業への取り組みと復習
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しない。授業内で適宜、紹介する。
参考書References
１．日スポ協公認アスレティックトレーナーテキスト１～９
２．ドナルド・A．ニューマン：筋骨格系のキネシオロジー．医歯薬出版．2012
３．坂井建雄，松村讓兒：プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論／運動器系．医学書院．2011
４．日本トレーニング指導者協会：トレーニング指導者テキスト 実技編．大修館書店．2011
５．小林直行，成田崇矢，泉 重樹：女性アスリートのための傷害予防トレーニング．医歯薬出版．2013
６．Starkey. C., Brown. S. M.: Examination of Orthopedic and Athletic Injuries. F.A.Davis Company; 3 edition. 2009
７．臨床スポーツ医学編集委員会：新版スポーツ外傷・障害の理学診断・理学療法ガイド第2版．文光堂．2015
８．広瀬統一他，アスレティックトレーニング学，文光堂，2019
他、2022年版ATテキストを参考にする。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点60%、種々の活動への取り組み40%。また学外活動（課外活動）への取り組みや実習内容、運営的立場などを通して、総合的に判断する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アスレティックトレーナーは体育・スポーツと医学に関する知識の両方が求められるため学習する内容が多岐にわたる。その中で、モチベーションを落とさずに継続して学習していくために、実際の臨床現場（スポーツ現場）の経験が大変重要であることを実感している。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを使用する。