スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
SOC100IA（社会学 / Sociology 100）スポーツ社会学Sports Sociology
望月 拓実Takumi MOCHIZUKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | M1630 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
| 科目種別Class Type | 講義 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※2012年度以前入学生はカテゴリーが異なります |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門基礎科目（講義科目） |
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Outline (in English)
【Course outline】 The main focus of sports sociology is to understand sports as a social phenomenon, or to understand various cultures and phenomena in society by observing them through sports. For example, sports can be an aspect of entertainment or a bargaining tool for political activities. By examining the relationship between humans and sports from a variety of perspectives, the objective is to recognize the role that sports have within society.
【Learning Objectives】1: Be able to explain the various ways in which people interact with sports. 2: Be able to use social theory to offer specific responses to the challenges that may arise in human involvement in sport.
【Learning activities outside of classroom】 Students are expected to read carefully the reference books and related literature related to the contents of the class before the class, and to be able to reflect them in their comments and reaction papers. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
【Grading Criteria /Policy】 Class participation (reaction papers, participation in group work, speaking in class, etc.): 30%.
In-class quiz: 20%.
Final report assignment: 50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
スポーツ社会学では、スポーツを社会現象の一つとして捉える、あるいは社会における様々な文化や現象を、スポーツを通じて観測することによって理解することを主眼としている。例えば、スポーツは娯楽としての側面もあれば、政治活動を行う際の交渉道具にもなる。人間とスポーツの関わりを多様な視点から検証することによって、スポーツが持つ社会内の役割を認識することを目的とする。
到達目標Goal
１：スポーツと人との多様な関わり方を説明することができるようになる
２：スポーツの人間が関わる際に起こり得る課題に対して、社会理論を用いて具体的な対応策を提示することができるようになる
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
パワーポイントを用いた資料および映像資料を用いて講義をすすめる。なお、講義内では多様なグループワークを用いたインタラクティブなコミュニケーション機会も設定する。加えて、教員と受講生間のコミュニケーション機会を確保するためリアクションペーパーも活用する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
講義内容、講義の流れ、グループワークの解説、成績評価の解説
第2回[対面/face to face]：なぜ社会の中のスポーツを定義するのか(スポーツ社会学とは何か)
文化と社会を定義する、スポーツの伝統的な定義、オルタナティブな定義、なぜスポーツを学ぶのか
第3回[対面/face to face]：社会理論を用いた人間とスポーツの関係性
社会学における理論の解説、機能主義論、コンフリクト理論、批判論、フェミニズム理論、相互理論
第4回[対面/face to face]：スポーツと社会化
スポーツの社会化とは、従来理論からのアプローチ、社会化への新たなアプローチ、社会化研究の限界
第5回[対面/face to face]：スポーツと逸脱
スポーツにおける逸脱とは何か？、逸脱の定義、スポーツにおける逸脱を研究するときに直面する問題、逸脱の抑制アプローチ
第6回[対面/face to face]：ジェンダーとスポーツ
なぜ女性のスポーツ参画が増大したのか、参画増大を予測する際に慎重にならざるを得ない理由、イデオロギー問題と権力問題
第7回[対面/face to face]：人種・民族とスポーツ
人種と民族の違い、人種起源と人種イデオロギー、スポーツにおける人種的・民族的関係の課題と対応
第8回[対面/face to face]：スポーツと社会階層
スポーツにおいて金銭と権力は重要か？、社会階層と階層関係、社会階層とスポーツ参加、スポーツにおける経済的機会と職業機会
第9回[対面/face to face]：中間まとめと小テスト
これまでの学習内容をふりかえったうえで、その内容をふまえての穴埋め小テスト
第10回[対面/face to face]：スポーツとメディア
スポーツとメディアの双方向性、メディアスポーツにおけるイメージと語りが人々のイメージ、イデオロギー、行動に及ぼす影響
第11回[対面/face to face]：スポーツと経済
商業スポーツの台頭、商業スポーツの出現と成長、商業スポーツがもたらすスポーツへの関心、商業化とスポーツにおける変化
第12回[対面/face to face]：スポーツと政治
スポーツと政治の結びつき、スポーツの中の政治(何がスポーツとみなされ、誰がスポーツのルールを決め、誰がイベントを組織し、誰がスポーツに参加する資格を判断し、どのように選手やスポーツ関係者に報酬が分配されるのか？)
第13回[対面/face to face]：スポーツがもたらす神話
体育会系就職の実態、スポーツがもたらす神話の検討
第14回[対面/face to face]：学習の総括
学習の総括(第9回～第13回)とレポート課題の解説(テーマ設定、文字数、引用方法の種類と方法)
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で扱う内容に関連する参考書および関連文献を授業前に熟読し，授
業時に発言，またはリアクションペーパーへの記述に反映できるようにする。
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。
授業資料等の配布は学習支援システムを使用する。
参考書References
現代スポーツの社会学―課題と共生への道のり― ジェイ・コークリー、ピーター・ドネリー 南窓社
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加度(リアクションペーパー、グループワークへの参加、講義内での発言等)：30％
講義内小テスト：20％
最終レポート課題：50％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノートパソコン、あるいはタブレット
その他の重要事項Others
グループワークはオンラインツールを用いて行うため、原則パソコンを持参すること。所有していない場合はタブレットなど一定以上の画面サイズがある電子端末でも可とする。