スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
SOM100IA（社会医学 / Society medicine 100）生理学Physiology
【2018年度以降入学生対象】
高見 京太Kyota TAKAMI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | M1150 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金1/Fri.1 |
| 科目種別Class Type | 講義 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※2018年度以降入学生対象 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門基礎科目（講義科目） |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course outline
The aim of this course is to help students acquire be able to classify normal body functions and theoretically explain systematic interrelationships.
Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to do the followings:
- Be able to specifically describe the structure and function of the human body.
- Be able to systematize physiological functions and their mechanisms.
- Be able to consider life phenomena.
Learning activities outside of classroom
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
Grading Criteria /Policy
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Answers to Preparation Sheet: 52%, Review Quiz Answers: 48%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
・生理学は、ヒトのからだの機能がどのように発現し、維持され、調節されているかを明らかにする学問である。授業で扱う内容は、スポーツ健康学部に入学したのであれば、いずれのコースに進もうとも理解しておくべき、ヒトのからだの形態と機能および重要な反応・適応である。
・授業の目的は、正常なからだの機能を分類したうえで理解し、また体系付けられた相互の関連性を理論的に説明できるようになることである。
到達目標Goal
・ヒトのからだの構造と機能について具体的に述べることができる。
・生理機能とその仕組みについて系統立てることができる。
・生命現象について考察することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
基本的に対面の講義形式で行う。
①授業で使用する『配布資料』が、前回の授業終了時に学習支援システムの「教材」に掲載されるので、これをダウンロードして予習をする。
②配布資料と同時に『予習Sheet』が、「テスト/アンケート」に掲載されるので、期限までに実施する。
③『配布資料』を印刷して持参するか、PCやタブレット端末で閲覧できるようにして受講する。
④授業終了時に、『復習Quiz』が「テスト/アンケート」に掲載されるので、これを期限内に実施する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：人体の成り立ち、生体の持つ調節のメカニズム
人体の成り立ちを確認し、人の重要な生命プロセスを分類する。そして、生体の持つ調節のメカニズムを理解する。
2[対面/face to face]：細胞膜の生理学、細胞の電気現象
細胞の主要な部分の名称とその役割を学習し、細胞の電気現象を理解する。
3[対面/face to face]：神経系、体性感覚
神経系のはたらきを理解して、神経伝達の仕組みを学習する。感覚を分類し、体性感覚の受容器の仕組みを理解して、体性感覚の伝達経路を理解する。
4[対面/face to face]：視覚、スポーツビジョン
眼球の構造と視覚の経路を理解し、視覚情報の処理の仕組みを学習して、スポーツビジョンについて学ぶ。
5[対面/face to face]：聴覚、平衡感覚、味覚・嗅覚
聴覚器の構造を理解し、聴覚情報の処理仕組みを学習する。前庭系の末梢機構、中枢機構を理解し、平衡感覚の制御について学習する。味覚器と嗅覚器の構造を理解し味覚と嗅覚のメカニズムを学習する。
6[対面/face to face]：脳の高次機能、記憶、情動
大脳皮質の機能局在を理解し、感覚の統合と記憶・情動とが行動を起こしていくことを学習する。
7[対面/face to face]：自律神経系、内分泌系
交感神経系と副交感神経系の構造について理解し、その機能を学習する。
主なホルモンとその作用メカニズムについて学習する。
8[対面/face to face]：血液、体液
血液と体液について、その役割と機能について学習する。
9[対面/face to face]：消化、栄養
消化管の構造を理解し、消化管の運動、吸収、分泌について学習する。
生命・生活活動維持に必要な栄養素について理解し、栄養素の代謝メカニズムについて学習する。
10[対面/face to face]：代謝
筋のエネルギー供給機構を学習して分類する。そして、エネルギー代謝について理解する。
11[対面/face to face]：腎機能と尿生成
ネフロンの形態と機能理解し、腎臓内の浸透圧勾配と尿濃縮について学習する。
12[対面/face to face]：睡眠
睡眠の種類を理解し、睡眠覚醒の調節、体内時計について学習する。
13[対面/face to face]：体温調節
体温調節機構と熱中症について学習する。
14[対面/face to face]：生殖
男女の生殖機能について理解し、その働きについて学習する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・予習として、授業支援システムから予習シートをダウンロードして、設問への解答を記入し、配布資料とともに授業に持参する。
・復習として、配布資料の最終ページにある章のまとめを理解する。
・本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
「はじめの一歩のイラスト生理学 改訂第2版」(照井直人編, 羊土社, 2012年)
参考書References
「トートラ人体解剖生理学 原書11版」(佐伯由香・細谷安彦・高橋研一・桑木共之 編訳, 丸善出版, 2020年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
予習Sheetの提出(52%)
復習Quizへの解答（48%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
知識だけでなく興味・関心が高まるような具体的な内容を取り扱う。予習・復習時間や基本的な知識レベルの差異を考慮して、理解度を高める工夫をする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布・課題提出等のために授業支援システム等を利用する。
その他の重要事項Others
各自の関心領域の授業外学習を通じて基礎知識を習得することと、講義での主体的な学びを通じてスポーツ健康学の基盤を固めてほしい。
学習進度に応じてスケジュールを変更する場合もある。