人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
SOC200HA（社会学 / Sociology 200）フィールド調査論Field Research
藤田 研二郎Kenjiro FUJITA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | C2204 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市外濠‐S407 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 定員制 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category |
展開科目 コース共通科目 |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category |
展開科目 社会・地域関連科目群 |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
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Outline (in English)
(Course Outline) Social research methods are not only necessary for academia and marketing, but are also important in the case of receiving surveys and interviews and reading the news daily. In this class, students will learn and practice both quantitative and qualitative methods of social research, including surveys and interviews. Students will learn the knowledge and skills to systematically conduct social researches and to appropriately interpret the results.
(Learning Objectives) Being able to explain the characteristics of social research methods and the differences between quantitative and qualitative research. Being able to systematically conduct both quantitative and qualitative social researches based on the characteristics of each method. Being able to appropriately interpret the results of social researhes.
(Learning Activities Outside of Classroom) Students should pay attention to news about social researches and critically read the results daily. Students should review the previous class based on the resumes and read references. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
(Grading Criteria/Policy) Practical Work (60%) + Final Report (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
社会調査の方法は、研究やマーケティングにおいて必要なばかりでなく、ときに調査を受けたり、また日常的にニュースを読み解く際にもかかわる重要な知識である。本授業では、量的・質的双方の社会調査の方法、アンケート調査とインタビュー調査について講義と実習を行う。それらを通じて、社会調査を計画的に実施し、また調査結果を適切に読み解くための知識と能力を学ぶ。
到達目標Goal
社会調査の方法の特徴、量的調査と質的調査の違いについて説明できるようになる。それぞれの特徴にもとづき、量的・質的双方の社会調査を計画的に実施できるようになる。日常生活のなかで、社会調査の結果を適切に読み解くことができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
量的・質的双方の社会調査の方法について、各回の授業前半で講義し、後半で実習を行う。実習は、基本的に授業時間内で終わるよう計画しているが、授業時間外での作業が必要になる場合もある。
大学の行動方針レベルに変更があった場合、それに応じた授業形態の詳細は学習支援システムで案内する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
講義：本授業の概要を示し、社会調査の定義と種類、量的調査と質的調査の概要について学ぶ。
第2回[対面/face to face]：社会調査の基礎①
講義：社会調査の歴史、調査倫理、二次データの利用可能性について学ぶ。
第3回[対面/face to face]：社会調査の基礎②
講義：仮説、変数などの基本的な概念、リサーチ・クエスチョンの立て方について学ぶ。
実習：調査テーマを設定する。
第4回[対面/face to face]：量的調査①
講義：アンケート調査の種類、プロセスについて学ぶ。
実習：リサーチ・クエスチョンを立てる。
第5回[対面/face to face]：量的調査②
講義：調査票の構成、質問項目のワーディンについて学ぶ。
実習：質問項目をつくる。
第6回[対面/face to face]：量的調査③
講義：調査結果のデータ化、集計方法の種類について学ぶ。
実習：調査票を配布・回収し、データ化する。
第7回[対面/face to face]：量的調査④
講義：単純集計、クロス集計、統計的な分析について学ぶ。
実習：データを集計し、分析結果を考察する。
第8回[対面/face to face]：量的調査⑤
講義：リサーチ・リテラシーについて学ぶ。
実習：分析結果を報告し、ディスカッションをする。
第9回[対面/face to face]：質的調査①
講義：質的調査の種類、プロセスについて学ぶ。
実習：リサーチ・クエスチョンを再検討する。
第10回[対面/face to face]：質的調査②
講義：インタビュー調査の研究例、質問項目の構成について学ぶ。
実習：質問項目をつくる。
第11回[対面/face to face]：質的調査③
講義：調査の実践、ラポールの形成について学ぶ。
実習：インタビューを実践する。
第12回[対面/face to face]：質的調査④
講義：トランスクリプトの作成、補助ツールについて学ぶ。
実習：トランスクリプトを作成する。
第13回[対面/face to face]：質的調査⑤
講義：質的データの分析方法について学ぶ。
実習：分析を行い、結果をまとめる。
第14回[対面/face to face]：量的・質的方法の特徴
講義：量的・質的調査の違い、方法の特徴について学ぶ。
実習：分析結果を報告し、ディスカッションをする。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習としては、日常的に社会調査に関するニュースに関心をもち、調査結果を批判的に読み解くこと。復習としては、配布されたレジュメにもとづき前回の内容を整理し、各自の関心に応じて参考文献を読むこと。また適宜、授業時間外の実習の作業を行う。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は指定せず、毎回PowerPointと配布するレジュメにもとづき授業する。
参考書References
各回の参考文献は、授業のなかで紹介する。なお、社会調査法の入門的なテキストとしては、例えば次のものがある。
大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋編，2013，『新・社会調査へのアプローチ――論理と方法』ミネルヴァ書房．
成績評価の方法と基準Grading criteria
実習（60%）＋期末レポート（40%）、を想定。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度は授業担当者の変更により、フィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布・課題提出等のために、学習支援システムを利用。また実習でPCを使う回があるため、各自用意すること。
その他の重要事項Others
本授業は30人程度を定員とし、履修希望者は第1回の授業で決定する。なお、グループワークを行う回があるため、できるだけ欠席しないことを条件する。
関連の深いコース
履修の手引き「専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。