理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
BLS500Y2(生物科学 / Biological science 500)生命システム工学特論Biological Process Engineering
川岸 郁朗Ikuro KAWAGISHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | YD007 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 生命機能学専攻 |
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Outline (in English)
This course is an introduction to the system biology. We will build an understanding of biological systems not sticking to the details of the elements, rather focus on the emergence of intracellular structures through interactions among the cell constituents.
Commitments to the class, reports, and presentation are taken together for evaluation.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
核酸・脂質・蛋白質などの高分子が作り出す構造はさまざまな機能を生み出し,あらゆる生命現象の基盤となっている.しかし,これらの構成要素そのものを詳細に調べても,生命現象のメカニズムが理解できるとは限らない.本講義では,要素の詳細にこだわるのではなく,要素同士の相互作用によって生じる性質をシステムとして捉え,生命現象の根底にあるメカニズムを理解する手法を学ぶ.
到達目標Goal
シグナル伝達系と細胞骨格を題材とし,システム工学的視点に立った生命現象の理解を深める.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義と演習,議論
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:序論
生命科学におけるシステム工学的視点について概説する.
2[対面/face to face]:シグナル伝達系概論1
フードバック,フィードフォワード回路について解説する.
3[対面/face to face]:シグナル伝達系概論2
シグナル伝達系のダイナミクスの解析について解説する.
4[対面/face to face]:原核生物の走化性1
走化性シグナル伝達系の分子機構について解説する.
5[対面/face to face]:原核生物の走化性2
走化性シグナル伝達系が示す性質について解説する.
6[対面/face to face]:真核細胞の走化性1
真核細胞の走化性シグナル伝達系の分子機構について解説する.
7[対面/face to face]:真核細胞の走化性2
真核細胞の走化性シグナル伝達系が示すダイナミクスについて議論する.
8[対面/face to face]:原核細胞の細胞分裂1
原核細胞の細胞分裂面決定に関わる分子について解説する.
9[対面/face to face]:原核細胞の細胞分裂2
原核細胞の細胞分裂面決定機構について解説する.
10[対面/face to face]:原核細胞の細胞分裂3
原核細胞の細胞分裂のダイナミクスについての研究手法とその結果について議論する.
12[対面/face to face]:真核細胞の細胞分裂1
真核細胞の細胞分裂装置を構成する分子について解説する.
12[対面/face to face]:真核細胞の細胞分裂2
真核細胞の細胞分裂面決定に関わる分子の相互作用について解説する.
13[対面/face to face]:真核細胞の細胞分裂3
真核細胞の細胞分裂面決定機構の研究手法とその結果について議論する.
14[対面/face to face]:真核細胞の細胞分裂4
真核細胞の細胞分裂装置形成についての研究手法とその結果について議論する.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内で指定する論文を読む(週4時間を標準とする).
テキスト(教科書)Textbooks
指定なし.
参考書References
細胞の分子生物学
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への取り組み,レポート,発表を総合的に評価する.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし