国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
LIT300GA(文学 / Literature 300)英語圏の文化Ⅴ(文学と社会B)Cultures of the English-Speaking Community V
北 文美子Fumiko KITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C0964 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y403 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | 人数制限・選抜あり |
毎年・隔年Frequency | 毎年開講 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
(Course Outline)This course aims to deepen the understanding of British and Irish Literature from the 18th century to the 20th century, and to examine social, cultural and historical backgrounds of each literary work.
(Learning Objective)By the end of the semester, students are expected to make themselves familiar with the history of British and Irish Literature and to acquire an understanding about the relation between social, cultural and historical backgrounds and literary works.
(Learning activities outside of classroom) Students should read the relevant literary materiel beforehand, and spend more than one hour preparing for each class.
(Grading Criteria/Policy)
Assignments 40% Exam 60%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
18世紀から20世紀にかけての英語圏(イギリスとアイルランド)の文学作品を取り上げ、各作品の社会的・文化的・歴史的背景を考察しながら、文学を理解するうえでの知的視野を広げることをめざします。
到達目標Goal
それぞれの文学作品にうかがえる文体・人物造型・風景描写などを仔細に検討することで、時代の思想を読み解き、近代・現代における文学と社会のつながりについて理解を深めます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で授業を行います。対面授業です。毎回講義内容に対する各自の理解を確認するため、授業で扱った作品の引用をテキスト分析し、リアクション・ペーパー(課題)としてまとめ、提出してもらいます。レビュー・ウィークにリアクション・ペーパーをもとにしながら内容の復習をします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回[対面/face to face]:イントロダクション
コース概要について説明します。
2回[対面/face to face]:デフォーと近代資本主義
『ロビンソン・クルーソー』と資本主義社会の合理精神について考察します。
3回[対面/face to face]:メアリー・シェリーと近代ロマン主義
『フランケンシュタイン』とロマン派の興隆について考察します。
4回[対面/face to face]:マックファーソンとケルティシズム
『オシアン』とケルティシズム、オリエンタリズムとの関係を考察します。
5回[対面/face to face]:マシュー・アーノルドと帝国主義
『ケルト文学研究』とビクトリア朝時代の帝国主義、社会ダーウィン主義について考察します。
6回[対面/face to face]:バーナード・ショーと地方主義
『ピグマリオン』とビクトリア朝の標準英語化の動きについて考察します。
7回[オンライン/online]:レビュー
リアクション・ペーパーを返却し、前半のまとめをします。
8回[対面/face to face]:イェイツと民族主義
『ケルトの薄明』と民話蒐集の政治的意図について考察します。
9回[対面/face to face]:ジョイスとモダニズム
『ユリシーズ』とモダニズム運動について考察します。
10回[対面/face to face]:ベケットとポストモダニズム
『モロイ』とポストモダニズム思想について考察します。
11回[対面/face to face]:アンジェラ・カーターとフェミニズム
『血染めの部屋』とフェミニズム思想、童話の脱構築について考察します。
12回[対面/face to face]:ブライアン・フリールとポストコロニアリズム
『トランスレーションズ』とアイルランドの植民地経験について考察します。
13回[オンライン/online]:レビュー
リアクション・ペーパーを返却し、後半のまとめをします。
14回[対面/face to face]:学期末試験、まとめ
学期末試験、まとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回取り上げる作品を原書あるいは翻訳で事前に読んでおいてください。本授業の準備学習・復習時間は各1時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
各回、プリントを配布します。
参考書References
適宜、授業内で紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点、リアクション・ペーパー(30%)
試験(70%)
この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を
合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
参考文献の紹介に加えて、内容についての簡潔な解説も付け加えます。