国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
FRI300GA（情報学フロンティア / Frontiers of informatics 300）コネクション・デザインConnection design
川村 たつるTatsuru KAWAMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | C0830 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | ハイパーテクスト論 |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市外濠‐S505 |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 旧：ハイパーテクスト論の修得者は履修不可 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | × |
| 人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | 定員35名 定員を超えた場合は選抜を行います。詳細は学習支援システムで通知します。 |
| 毎年・隔年Frequency | 毎年開講 |
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Outline (in English)
In this class, we will examine how people are connecting with each other, which is changing in various ways in the modern age, and consider what form and role a "third place" will take in the future, which is needed by people apart from home and work. The goal of the class is to examine the "third place" in today's world.
The goal of the class is to enable students to reconsider how to connect people with each other and with society, while considering the "third place" in the modern age.
Reactions to the class content will be submitted online after class.
The standard preparation and review time for this class is 4 hours each.
Grading will be based on 70% regular marks and 30% assignments.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、現代の家族関係や公共施設の在り方、シェアリング・エコノミー、ソーシャルネットワーク等の事例を見ていきながら、1989年にアメリカの社会学者によって提唱された「第三の居場所（サードプレイス）」のような機能は、現代においてはどのように形を変え、どのような役割を持つことができるのかを考察し、これからの人と人の繋がり方を考えていきます。
到達目標Goal
これからの“第三の居場所（サードプレイス）”を考えていくことで、現代社会における人と人、人と社会の繋がり方を受講者それぞれが再考察できることを目標としています。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
■人数制限・選抜
提出されたレポートの講評会を行いますので、本授業は受講生の定員を35名とします。この人数を超える場合は、初回の授業の前に選抜を行います。
※選抜を行う場合は、事前に学習支援システムで登録者に連絡を行います。
■授業の進め方
①授業は、対面を基本とした講義形式で行います。
②授業ごとに授業内容に関するリアクションペーパーの提出が必須です。提出されたリアクションは、提出者の名前を伏せた上で全員分の内容を翌週に全受講者に配布します。そのリアクション集の中でフィードバックが必要な内容にはコメントを付記し、全体で議論が必要なリアクションに関しては、授業内で時間を設けて行うようにします。
③課題として、中間と最終の計2回のレポート提出を行ってもらいます。提出されたレポートは、講評会の形で発表と講評を行います。
※注意事項：何らかの事情でオンラインでの受講を希望される方は、必ず事務に相談をしてオンライン受講の許可を大学から受けるようにしてください。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
現代における人と人の繋がりを考える
第2回[対面/face to face]：考察１「サードプレイス」
「サードプレイス」とは？
第3回[対面/face to face]：考察２「家族の在り方」
日本の住宅の変遷から「家族の在り方」を考える
第4回[対面/face to face]：考察３「パブリックスペース」
公共施設の事例から「パブリックスペース」を考える
第5回[対面/face to face]：考察４「共有する時代」
シェアリングエコノミーの事例から「共有する時代」を考える
第6回[対面/face to face]：考察５「所有しない時代」
サブスクリプションの事例から「所有しない時代」を考える
第7回[対面/face to face]：グループディスカッション１
中間レポートのためのグループディスカッション
第8回[対面/face to face]：中間レポート講評会
他の受講生の中間レポートを読み、意見交換
第9回[対面/face to face]：考察６「ネットワーク」
複雑ネットワークの視点から「ネットワーク」を考える
第10回[対面/face to face]：考察７「ソーシャルネットワーク」
インターネット心理学の視点から「ソーシャルネットワーク」を考える
第11回[対面/face to face]：考察８「人と人との繋がり方」
発達心理学の視点から「人と人との繋がり方」を考える
第12回[対面/face to face]：考察９「ダイアローグとモノローグ」
オープンダイアローグの事例から「ダイアローグとモノローグ」を考える
第13回[対面/face to face]：グループディスカッション２
最終レポートのためのグループディスカッション
第14回[対面/face to face]：最終レポート講評会
他の受講生の最終レポートを読み、意見交換
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
●授業リアクションの提出は、授業内容を振り返り、授業後に授業支援システムで提出を行うこととします。
●課題は、各自が授業外で行うこととします。
●映像資料（20～30分）がある場合は、授業時間外に各自でオンライン視聴してもらいます。
●本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。
※上記以外に準備学習や復習が必要なことは、随時授業内で設定します。
テキスト（教科書）Textbooks
特定の教科書は使用しません。
参考書References
『インターネットの心理学』パトリシア・ウォレス（NTT出版/2018年）、『新ネットワーク思考』アルバート＝ラズロ・バラバシ著（NHK出版/2002年）、『複雑な世界、単純な法則』マーク・ブキャナン著（草思社/2005年）、『つながっているのに孤独』シェリー・タークル著（ダイヤモンド社/2018年）、『サードプレイス─コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」』レイ・オルデンバーグ著（みすず書房/2013年）、『オープンダイアローグとは何か』斎藤 環著＋訳（医学書院/2015年）等。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、出席率と各授業毎に提出される「授業に対するリアクション」の内容から、授業の理解度を平常点として評価（70%）。
また、課題（中間・最終レポート）に対して受講者自身がどのようなにアプローチができたかを評価（30%）。
この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とします。
※成績評価を行うためには、すべての課題提出を必須とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者各自がテーマを自身に引き寄せて考察できるように、扱う事例の選択や授業の進め方を工夫していきたい。