経営学研究科Graduate School of Business Administration
MAN500F1－0182（経営学 / Management 500）経営学演習ⅠSeminar in Business AdministrationⅠ
長岡 健Takeru NAGAOKA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学研究科Graduate School of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X7064 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 土5/Sat.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 修士課程（昼間）授業科目 |
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Outline (in English)
The objective of this seminar is to write a dissertation for the degree of MBA. For this purpose, you will learn the basics of research such as reviewing relevant studies, collecting data, analyzing data, and reporting the output.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
このクラスでは、研究活動の実践を通じて、経営学（特に、人材・組織マネジメント）に関する研究を遂行するために必要な知識、スキル、考え方を学んでいく。受講者は教員の指導を受けながら主体的に研究活動に取り組み、その成果を修士論文として執筆する。
到達目標Goal
経営学という学問分野における高水準な修士論文を執筆することを到達目標とする。具体的な学習目標は次の通り。
（1）研究テーマに関する高度な専門知識を幅広く持っている。
（2）データ（質的データ／量的データ）を収集することができる。
（3）データ（質的データ／量的データ）を分析することができる。
（4）分析結果について解釈・考察を行い、新たな知見を紡ぎ出すことができる。
（5）研究結果を論文としてまとめ、報告することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP2」「DP3」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
少人数グループでゼミを行い、その中で論文指導を行う。毎回のゼミにおいて、受講者は研究活動に関する進捗報告や、他の受講者とのグループ討議を行いながら、調査・分析、論文執筆に関する指導を受ける。ただし、学習者の関心領域と進捗状況に合わせて、柔軟な指導を行っていく。また、プロポーザル発表会（４月上旬）及び中間報告会（９月中旬）では、人材・組織マネジメントコースの全教員からアドバイスを受け、多様な視点から研究テーマを掘り下げていく。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
演習並びに学術研究の性質の理解、進め方、年間計画
第2回[対面/face to face]：研究計画書の作成指導①
研究リソースや研究関心の確認
第3回[対面/face to face]：研究計画書の作成指導②
テーマ設定について
第4回[対面/face to face]：研究計画書の作成指導③
研究方法や研究意義について
第5回[対面/face to face]：先行研究の検討①
先行研究の調べ方
第6回[対面/face to face]：先行研究の検討②
先行研究の読み方
第7回[対面/face to face]：先行研究の検討③
先行研究のまとめ方
第8回[対面/face to face]：先行研究の検討④
先行研究全体の批判的検討と研究課題の特定
第9回[対面/face to face]：調査方法の検討①
仮説構築とそれに基づく調査対象の検討
第10回[対面/face to face]：調査方法の検討②
分析枠組みと分析方法に関する検討
第11回[対面/face to face]：調査方法の検討③
調査の具体的項目に関する検討
第12回[対面/face to face]：調査方法の検討④
調査実施にあたっての注意事項や調査倫理について
第13回[対面/face to face]：調査方法の検討⑤
パイロット調査の報告
第14回[対面/face to face]：コース中間報告会の準備
発表報告資料やプレゼンへの助言
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
先行研究調査、データ収集、データ分析、解釈・考察、報告書（論文）の執筆という一連の研究活動については、基本的に各自が自主的に進めていく。授業では、各自が時間外に進めている研究について報告を行う。
テキスト（教科書）Textbooks
（1）佐藤郁哉 『フィールドワークの技法』 新曜社
（2）伊丹敬之 『創造的論文の書き方』 有斐閣
（3）研究進捗状況等に合わせて適宜提示する
参考書References
（1）中原淳ほか 『企業内人材育成入門』 ダイヤモンド社
（2）松尾睦 『経験からの学習』 同文舘出版
（3）ロビンス，S．P．『組織行動のマネジメント』 ダイヤモンド社
（4）研究進捗状況等に合わせて適宜提示する
成績評価の方法と基準Grading criteria
（１）授業への参画度： 25 ％
【評価基準】出席頻度／議論での積極性／授業への貢献度
（２）研究活動を通じての学習成果： 25 ％
【評価基準】テーマに関する知識習得／調査スキルの習得
（3）修士論文の内容評価： 50 ％
【評価基準】議論内容／構成の妥当性/新規性/進歩性/明快性
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
（1）研究方法論に関する学習指導を丁寧に行う。
（2）学生同士のグループ討議を積極的に行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
（１）調査に使用する機器やアプリ（ソフト）は各自で準備する。
（２）資料配布・課題提出等に「学習支援システム」を利用する。
その他の重要事項Others
（１）今年度は基本的に対面で論文指導を行う。
（２）受講者の人数、関心、研究の進捗を勘案し、受講者と相談の上で、指導の内容や進め方を修正する場合がある。
担当教員の専門分野等
〈専門領域〉
組織社会学、経営学習論、質的調査法
〈研究テーマ〉
組織と学習、組織エスノグラフィー、
創造的なコラボレーションのデザイン
〈主要研究業績〉
『みんなのアンラーニング論』（単著）
『ダイアローグ 対話する組織』（共著）
『企業内人材育成入門』（共著）
『越境する対話と学び』（共著）
〈ウェブサイト〉
http://www.tnlab.net/