経営学研究科Graduate School of Business Administration
MAN500F1－0132（経営学 / Management 500）財務諸表分析Financial Statement Analysis
髙橋 美穂子Mioko TAKAHASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学研究科Graduate School of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X7024 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木 4/ Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 修士課程（昼間）授業科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
（Course outline）
In this course, students will learn how to analyze business firms using financial statements. After learning how to read financial statements, students will learn financial ratios to understand the underlying corporate characteristics. In addition, the basic stock valuation models will be explained in order to promote understanding of the theoretical relationship between financial ratios and shareholder value.
（Learning Objectives）
By the end of the course, students are expected to do the following:
1.Understand financial statements in relation to corporate activities
2.Understand and utilize financial ratios
3. To understand how financial ratios relate to shareholder value
（Learning activities outside of classroom）
Students are required to read the relevant chapter of the textbook before class and to review the contents after class. Students study and review time for this class are 2 hours each.
（Grading Criteria）
Grades will be based on presentation (50%) and submission (50%) of the term paper.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、企業が公表する財務諸表を用いて、収益性・安全性・成長性の側面から企業を分析する方法を学びます。授業では、はじめに財務諸表の見方を説明し、続いて企業特性を把握するための各種の財務比率の内容とその計算方法を解説します。さらに、主要な財務比率が株主価値にどのような影響を与えるのか、すなわち財務比率と株主価値の理論的関係についての理解を促すため、株主価値評価モデルの基礎理論を説明します。これにより、学生が財務諸表を用いた企業分析の方法を理解し、実践できるようになることを目的とします。
到達目標Goal
この授業の到達目標は、次の３つです。
１．企業活動と関連付けて財務諸表が理解できる
２．財務比率の意味を理解した上で、企業特性を把握するために利用できる
３．財務比率と株主価値の理論的関係が理解できる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP1」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
・授業は対面で実施します
・授業に関する連絡は学習支援システム（Hoppii）のお知らせで行います。履修希望者は初回授業開始前にHoppiiのお知らせを確認してください。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
授業の進め方，財務諸表の役割と仕組みを理解する
第2回[対面/face to face]：財務諸表の入手方法
財務諸表の入手方法、決算発表の仕組みを理解する
第3回[対面/face to face]：貸借対照表の見方
貸借対照表の見方を理解する
第4回[対面/face to face]：損益計算書の見方
損益計算書の見方を理解する
第5回[対面/face to face]：キャッシュ・フロー計算書の見方
キャッシュ・フロー計算書の見方を理解する
第6回[対面/face to face]：会計方針の注記
注記事項の種類と主要な注記事項の内容を理解する
第7回[対面/face to face]：財務諸表分析の視点と手法・収益性の分析①
財務諸表分析の視点と手法を理解する。収益性を分析するための指標や比率を理解する
第8回[対面/face to face]：収益性の分析②
収益性を分析するための指標や比率を理解する
第9回[対面/face to face]：安全性の分析
安全性を分析するための指標や比率を理解する
第10回[対面/face to face]：成長性の分析
成長性を分析するための指標や比率を理解する
第11回[対面/face to face]：株式価値評価モデル①
株式価値評価の基礎理論を理解する
第12回[対面/face to face]：株式価値評価モデル②
株式価値評価の基礎理論を理解する
第13回[対面/face to face]：レポートの個人発表①
レポートの発表内容に基づくディスカッションとフィードバック
第14回[対面/face to face]：レポートの個人発表②
レポートの発表内容に基づくディスカッションとフィードバック
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の前に該当する教科書の章を読んでください。授業の後は理解を定着させるために授業内容を復習してください。本授業の準備・復習時間は、各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
桜井久勝著，『財務諸表分析』，中央経済社，最新版．
参考書References
指定しない。受講生からの質問に応じて、適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート内容の発表（50％）と提出（50％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システム（Hoppii)に接続可能なパソコンやタブレット端末を準備してください。
レポートの作成および報告を行う際は，WordやPowerPointなどを使用してください。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞経営分析、企業価値評価
＜研究テーマ＞資産価格理論における会計情報の有用性の検討
＜主要研究業績＞
会計における割引計算－割引率と対応する将来キャッシュ・フローの検討－、同文舘出版,『会計・監査研究の展開』、第 3 章所収、p57-71、2021 年 1 月