社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1－1200（社会学 / Sociology 500）理論社会学１（社会システム理論）Theoretical Sociology 1
徳安 彰
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X6003 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course introduces several concepts of general systems theory and cybernetics to help students analyze social phenomena.
The goals of this course are (1) to learn several concepts of general systems theory and cybernetics, (2) to apply these concepts to social phenomena, and (3) to understand the mechanism of social phenomena with these concepts.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading will be decided based on in-class contribution(50%) and short reports (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、一般システム理論やサイバネティクスの概念を学び、それを社会現象に適用して、社会現象のメカニズムを理解することを目的とする。
到達目標Goal
この授業では以下のようなことができるようになることを目標とする。
①一般システム理論やサイバネティクスの概念を理解し、修得することができる。
②それらの概念を社会現象に適用することができる。
③それらの概念によって社会現象のメカニズムを理解することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
この授業は、一般システム理論やサイバネティクスの概念について教員が説明する部分と、それを受講生が社会現象に適用して発表し、全員で検討する部分から成り立つ。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
授業の概要とシステム理論の歴史について概説する。
第2回[対面/face to face]：ホメオスタシス
ホメオスタシスの概念を説明し、社会現象に適用する。
第3回[対面/face to face]：フィードバック
フィードバックの概念を説明し、社会現象に適用する。
第4回[対面/face to face]：モーフォジェネシス
モーフォジェネシスの概念を説明し、社会現象に適用する。
第5回[対面/face to face]：エントロピー
エントロピーの概念を説明し、社会現象に適用する。
第6回[対面/face to face]：シナジェティクス
シナジェティクスの概念を説明し、社会現象に適用する。
第7回[対面/face to face]：カオス
カオスの概念を説明し、社会現象に適用する。
第8回[対面/face to face]：ブラックボックス
ブラックボックスの概念を説明し、社会現象に適用する。
第9回[対面/face to face]：トリビアルな機械／トリビアルでない機械
トリビアルな機械／トリビアルでない機械の概念を説明し、社会現象に適用する。
第10回[対面/face to face]：開放システム／閉鎖システム
開放システム／閉鎖システムの概念を説明し、社会現象に適用する。
第11回[対面/face to face]：オートポイエーシス
オートポイエーシスの概念を説明し、社会現象に適用する。
第12回[対面/face to face]：システム分化
システム分化の概念を説明し、社会現象に適用する。
第13回[対面/face to face]：総括討論１
全体を振り返り、全員で総合討論を行う。
第14回[対面/face to face]：総括討論２
全体を振り返り、全員で総合討論を行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
とくに用いない。
参考書References
『社会学理論応用事典』丸善、2017 年（とくに「社会システム」の各項目）。その他の参考書については、授業内で紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
この授業は、平常点のみで評価する。その内訳は、
①授業内での議論 50％
②授業後の掲示板への書き込みおよびその内容 50％
である。授業に出席しなかったばあいには、授業後の掲示板の書き込みも含めて、当日分の評価はゼロである。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
初めての担当なので、とくにない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
可能ならば自分用のノートパソコンを準備するのが望ましい。
その他の重要事項Others
この授業は、受動的な受講ではなく、能動的に自分で概念を社会現象に適用する作業が最も重要です。毎回、自分の頭を使い、他の受講生と一緒になって考える作業が課せられます。授業に積極的にコミットする姿勢で臨んでください。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞社会システム理論
＜研究テーマ＞グローバル化の中の社会システム
＜主要研究業績＞学術研究データベースを参照