政治学研究科Graduate School of Politics
POL600A4-2315（政治学 / Politics 600）国際地域研究（朝鮮半島）（２）Area Studies (North Korea) 2
権 鎬淵
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 政治学研究科Graduate School of Politics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X5538 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火6/Thu.6 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
国際政治学専攻 選択科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the political and social issues of contemporary North Korea. It includes the issue of basic political structure, the analysis of communist party, government and military. Recent situation of North Korea's nuclear weapon capability, ballistic missiles and conventional weapons will be checked. It also will check current social and economic situation; food and energy situation, the social influence of compulsory military service, the perception of unification issues, etc.
The aim of this course is to help students understand the political and social issues in North Korea, compare them with similar issues in Japan and get a good idea to cope with those issues.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義は、地域研究課目の一環として、北朝鮮における政治社会の諸問題を検討する。
朝鮮労働党、行政府、軍の３者関係と「先軍政治」、核やミサイル戦力の現状と配置状況、兵役制度の仕組みと社会的影響、 食糧事情、エネルギー（特に電気）事情、ジャンマダン（市場）経済の状況、通常軍事力の陳腐化、歴史認識などを取り上げ、その実態を分析するとともに、それに対する政治社会的な施策を比較検討する。
到達目標Goal
学生は北朝鮮の社会構造の基本とその問題点を学ぶことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP1」は特に強く関連、「DP2」「DP3」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
教員による授業が行われたあと、院生側が事前に用意してきた論点や疑問点が発表され、それらについて自由討議を行う。
授業の形態は対面授業を原則とする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：権力機関の構成
国家保衛省 · 人民武力省 · 人民保安省
第2回[対面/face to face]：朝鮮労働党、行政府、軍の３者関係
役割分担と相互関係
第3回[対面/face to face]：兵役制度の仕組みと社会的影響
10年説、13年説？
女性の兵役は？
第4回[対面/face to face]：教育制度
学年制、カリキュラム、学費について
第5回[対面/face to face]：経済制度１
就職・雇用・住宅・配給・老後政策
第6回[対面/face to face]：経済問題１
食糧事情、
ジャンマダン経済の状況
第7回[対面/face to face]：経済問題２
工業生産、エネルギー事情
第8回[対面/face to face]：改革開放の経済政策の試み
特区制度、農業制度、利益配分システム、私営企業
第9回[対面/face to face]：国連による経済制裁
経済制裁の内容と効果
第10回[対面/face to face]：核・ミサイル戦力の状況
戦力分析
第11回[対面/face to face]：通常戦力の状況
通常戦力の南北比較
第12回[対面/face to face]：韓国や南北統一に関する認識
権力者と一般人の認識
第13回[対面/face to face]：米国、中国に対する政策
対ロシア政策も
第14回[対面/face to face]：日本に対する政策
対日政策の歴史も含む
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
院生は指定テキストを２回以上熟読し、討論したいテーマと質問事項を1枚の紙にまとめ、授業開始の際に教員に伝達する必要がある。
テキスト（教科書）Textbooks
開講の際に開示する
参考書References
開講の際に開示する
成績評価の方法と基準Grading criteria
出席40％、討論参加度30％、レポート30％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
担当教員の専門分野等
日本の防衛政策
南北朝鮮情勢
東アジアの軍事情勢