キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
CUM100MA(文化財科学・博物館学 / Cultural assets study and museology 100)ミュージアム教育論Museum Education Studies
渡邊 祐子Yuko WATANABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C7929 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y803 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 関連科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course surveys the principles and practices of museum education. It explores the kinds of learning that occur in museums and how educational programming can engage diverse audiences.
After each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course contents.
Your overall grade in the class will be decided based on the following:
Term-end examination 50%, in class contribution 50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では、ミュージアムにおける教育活動の理念、活動の基礎となる学習理論、国内外のミュージアムの具体的な事例に関する講義を通して、ミュージアムの教育的な役割と意義について理解を深めます。
到達目標Goal
実際のミュージアムの利用体験と照らし合わせながら講義の内容について理解を深め、ミュージアムの教育活動に必要とされる基礎的能力を養います。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デイプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、講義と演習によって構成されます。また、授業内での発表や調べ学習の他、場合によってはリアクションペーパーの提出があります。提出された課題等に対しては、授業内でフィードバックを行います。
※授業形態(対面 or オンライン)を予定から変更する場合は、各回の授業や学習支援システム(Hoppii)でアナウンスをします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
本授業の目的、進め方、計画、評価などの概要について説明します。
第2回[オンライン/online]:博物館教育とは何か
ミュージアムとは何か、“博物館教育”(museum education)とは何かについて学びます。また、なぜミュージアムにおいて教育が重視されるようになったのか、歴史をたどりながら理解していきます。
第3回[オンライン/online]:博物館教育の学習理論
ミュージアムでの学びにみられる特徴について、学校教育などとの比較をふまえて理解していきます。
第4回[オンライン/online]:教育資源としての展示
ミュージアムでの実物教授の学び(object-based learning)について理解し、教育的な活用事例を見ていきます。
第5回[対面/face to face]:展示見学
ミュージアムの展示を見学し、調べ学習をします。
第6回[対面/face to face]:ミュージアムと来館者をつなぐ①
ミュージアムの資料や展示を生かしたプログラムの実践実例を知り、プログラムの企画・立案のプロセスについて学びます。
第7回[対面/face to face]:ミュージアムと来館者をつなぐ②
ミュージアムが教育活動のために作成している教材やウェブなどの媒体、アーカイブの事例を知り、制作のプロセスを学びます。
第8回[オンライン/online]:ミュージアムと来館者をつなぐ③
ミュージアムで活躍する市民(アート・コミュニケータ)の役割と活動について学びます。
第9回[オンライン/online]:ワークショップ体験
ミュージアムで実践されているワークショップと同じ内容の活動を授業内で体験します。
第10回[対面/face to face]:プログラム・メイキング①
教育プログラムを立案するためのプロセスを理解したところで、グループごとに与えられたテーマに沿った企画を考えます。
第11回[対面/face to face]:プログラム・メイキング②
グループごとに与えられたテーマに沿った企画内容を考え、企画案を作成します。
第12回[対面/face to face]:グループ発表①
グループごとに作成した企画案を発表します。(前半)
第13回[対面/face to face]:グループ発表②
グループごとに作成した企画案を発表します。(後半)
第14回[対面/face to face]:まとめと試験
ミュージアム教育の意義や課題について、授業を通して得られた知見を整理・確認します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業では、ミュージアムの見学や、その体験をもとにしたプログラム案の企画・発表を予定しています。そのため、授業内容と合わせて各館のホームページを閲覧して多様な教育プログラムについての知識を深めたり、授業内で紹介する博物館教育に関する報告書、文献等を読んだりするための、準備学習及び課題が適宜課されます。
授業外の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて、資料を配布します。
参考書References
J.H.フォーク・L.D. ディアーキング『博物館体験』(雄山閣出版)
G.E. ハイン『博物館で学ぶ』(同成社)ほか、授業中に適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%と、期末試験50%(グループ発表及び試験)を合計して評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
基礎的な理解を深めるための講義の他、調べ学習、グループワーク、プレゼンテーション等、参加型授業の側面も重要視していきたいと思います。
その他の重要事項Others
東京都美術館で子どものための博物館教育を行ってきました。
現場の経験をもとに、国内外の先進的な事例を具体的に取り上げ、多様性を尊重した「博物館の教育」づくりの基本や方法を伝授します。
参考:東京都 東京都多文化共生ポータルサイト「やさしい日本語」活用事例 2021年3月
https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/chiiki_tabunka/tabunka/tabunkasuishin/files/0000001620/13_museum-start.pdf