キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
FRI200MA(情報学フロンティア / Frontiers of informatics 200)読書と豊かな人間性Reading for Human Development
田中 順子Junko TANAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C7924 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y705 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) | 関連科目 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
(Course outline)
I want to discuss the meaning of reading books for humans, using some statistics and research.
I also explain the way to attract children, for example, how to read children some books, how to let them read books deeply and how interesting books are.
(Learning Objectives)
・ Students can explain the importance of reading books.
・ Students can use technique such as reading children some
books and organizing book reading environment.
(Learning activities outside of classroom)
Since the lecture will be given according to the chapter of the textbook, please read the relevant part of the textbook in advance before the lecture. The standard preparation and review time for this lecture is 2 hours each.
(Grading Criteria /Policy)
Class assignments (30%), mid-term report(20%), term-end report (50%) .
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
読書と豊かな人間性の関係について学ぶ。読書は人間性にどのような影響を与えるのか、その方法はいかなるものか。読書教育を進めるために、図書館と司書教諭の役割について考える。具体的には、読書の意義と効用について知り、児童、生徒の発達段階に応じた適切な指導について学ぶ。本についての知識を深め、子どもと本をつなぐ具体的な方法を身に着けるための実践も行う。毎回、その日の学びを深めるためにグループ発表を行う。
到達目標Goal
読書教育のこれまでの流れを知る。さらにそれを発展させ、課題を克服するために司書教諭は何ができるかを考える。本についての知識を蓄え、本と子供を結び付けるスキルを身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デイプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的に対面授業とする。授業の解説を受けて、自分の考えをまとめグループ発表を行う。数回、読み聞かせやブックトークなど、子供と本を結び付ける様々な実践を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:読書の意義と効用について
現代における読書の意義と効用について学ぶ。学生自身の読書体験を振り返る
第2回[対面/face to face]:これまでの読書環境と読書習慣について
子どもたちの読書状況について学ぶ。社会環境の変化と子供の読書習慣の関係を探る。
学習指導要領の変遷について学ぶ。
第3回[対面/face to face]:発達段階と読書指導
子どもの発達段階に合わせた読書指導について学ぶ。
幼少期、小学校期、中学校期、高等学校期の読書指導について。
第4回[対面/face to face]:生涯学習と読書
生涯を通じて読書を楽しみ、学習を続けていけるように、基本的な力を身に着ける指導について学ぶ。山形の図書館利用教育を徹底している小学校の取り組みを参考にする。
第5回[対面/face to face]:図書館の現状 様々な取り組みについて
子どもにとって快適な図書館、読書推進に貢献できる図書館について考える。
具体的に様々な工夫をしている図書館を事例として学ぶ。
第6回[対面/face to face]:教科指導と読書指導 司書教諭の役割
学校図書館における司書教諭の役割として、読書能力を高める指導、調べ学習の力をつける指導について学ぶ。
第7回[対面/face to face]:読書と心の教育について
「心の教育」における、読書の役割について考える。
読書療法についても取り上げる。
第8回[対面/face to face]:家庭や地域との連携
ブックスタートなど、家庭や保健所のような他機関と図書館が連携することで、本や読書と出会う環を整備する方法について学ぶ。
第9回[対面/face to face]:子供と本をつなぐスキルを身に着ける1
読み聞かせ、ストーリーテリング、ブックトークについて学んだあと学生による実演を行う
第10回[対面/face to face]:子供と本をつなぐスキルを身に着ける2
読書郵便、読書感想文、読書感想画について学んだあと学生による実演を行う
第11回[対面/face to face]:子供と本をつなぐスキルを身に着ける3
アニマシオンについて学んだあと学生による実演を行う
第12回[対面/face to face]:子供と本をつなぐスキルを身に着ける4
本の魅力を伝える力を身に着けるため、学生による読書会、ビブリオバトルを行う
第13回[対面/face to face]:子供の読書活動の推進について
「子どもの読書活動の推進に関する法律」「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」に基づき、各地方自治体、学校などの取り組みについて学ぶ。
第14回[対面/face to face]:まとめ
様々な課題をどう克服するか考える
これまでの学びを振り返り、読書と豊かな人間性についてまとめ、課題について考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストを事前に予習して授業に臨む。
実演の準備、授業の予習に2時間、復習に2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
シリーズ 学校図書館学 第4巻 読書と豊かな人間性
「シリーズ 学校図書館学」編集委員会編 全国学校図書館協議会
参考書References
『図書館をつくる 教育を変える』山形県鶴岡市立朝暘第一小学校 著
全国学校図書館協議会
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(グループ発表における発言、授業時の小課題):30%
中間レポート:20%
期末レポート:50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
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