キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
SOC200MA（社会学 / Sociology 200）市民社会と政治Civil Society and Politics
長島 美紀Miki NAGASHIMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | C7751 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市外濠‐S205 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) | 関連科目 |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
We hear comments like "I'm not interested in politics" and "I don't see the connection between politics and myself." Is this really the case? Our daily lives are closely connected to politics. It starts with a small question or request, but it is a big connection that leads to your local neighbourhood association, your municipality, your prefecture, your country and the international community.
In this class, we will consider 'politics' in various themes in civil society. The aim is to encourage students to think about politics as their own personal matter through the course of the lecture.
Learning activities outside of classroom;
The standard preparation and review time for this class is one hour each.
- Preparation: Themes and discussion topics for the next lecture will be presented in advance, and references will be provided as necessary.
-After the class, students will submit their comments on the lecture online.
Grading criteria
Comprehensive evaluation will be made on the basis of the following: regular marks (10%), submission of reaction paper (40%), and final report (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
「政治に興味がない」「自分とのつながりが分からない」そんなコメント聞くことがあります。果たして本当にそうでしょうか？ 私たちの日常は「政治」と密接にかかわっています。それはちょっとした疑問や要望から始まり、あなたの暮らす地域の町内会、市町村、県、国、そして国際社会へとつながる、大きなつながりです。
本講義（授業）では、市民社会における様々テーマにおける「政治のあり方」について考えていきます。授業を通じてぜひ政治を自分ゴトとして考えてもらうことを目的とします。
到達目標Goal
市民社会とは何かを理解し、市民社会を取り巻く状況と市民が政治に参画するための道すじを考え、理解する力を身につける。各回取り上げる話題を変えることで、最終的に様々な課題が自分自身に関係することを理解します。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業では毎回テーマに沿って講師からの講義とその後受講生同士の映像やレジュメ、パワーポイントを使った論点の提示します。
毎回終了後にリアクションペーパーの提出があります。毎回授業の初めにリアクションペーパーを見ながら、振り返りを行います。課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：アドボカシーとは何か
アドボカシーとはどのような活動を指すのでしょうか？ 市民社会と政治をつなぐ「アドボカシー」を考えます。
第2回[対面/face to face]：わたしたちの人生と政治
わたしたちの生活は政治と密接にかかわります。わたしたちの人生から政治とのかかわりを考えま
す。
第3回[対面/face to face]：SDGs と市民社会
持続可能な開発目標（SDGs）という言葉が良く聞かれるようになりました。授業でテーマで取り上げる前に、そもそもSDGs とは何か、SDGs における市民社会の役割を考えます。
第4回[対面/face to face]：SNS、インターネットが変える世界
SNS やインターネットはわたしたちの生活を一変させました。情報を得る手段はどう変化したか考えます。
第5回[対面/face to face]：貧困とはなにか
日本でも聞かれるようになった貧困・格差の問題。相対的貧困、コロナによる非正規労働者の失業とその対策について考えます。
第6回[対面/face to face]：ジェンダー平等
Me Too は私たちの問題でもあります。＃ Me Too や最近のSNS での炎上テーマを通じて私たちの生きやすさ、社会の包摂を考えます。
第7回[対面/face to face]：フードロスとは
最近よく聞かれるフードロス問題。フードロスの根本課題と市民社会の役割を考えます。
第8回[対面/face to face]：エシカル消費とは何か
「エシカル消費」という言葉が良く言われる一方、このエシカル消
費は何を意味するのでしょうか？消費を通じて私たちは社会を変え
られるでしょうか？
第9回[対面/face to face]：ディーセントワーク
「人間としての尊厳ある働き方」に注目が集まっています。同一労働同一賃金の一方で、コロナによる非正規雇用者の失業など、雇用環境は厳しいのが現状です。働くとはどういうことか、考えます。
第10回[対面/face to face]：差別はなぜおきるのか
問題に見られるように、コロナ禍での持たざる者への差別が起きました。差別はなぜ起きるのか、日本での問題は何か、考えます。
第11回[対面/face to face]：地球規模の感染症対策
コロナは医療崩壊や地域医療のあり方への疑問を投げかけました。望ましい医療体制とは何でしょうか？
第12回[対面/face to face]：「自粛警察」「買い占め騒動」から考える
コロナ禍で問題になった「自粛警察」。私たちが正しい判断を持ち、行動するにはメディアの情報を正しく判断する必要があります。自粛警察などを事例に問題を考えま
す。
第13回[対面/face to face]：民主主義を考えるポス
トトゥルースの時代
私たちは情報をいかに知り、判断すべきでしょうか？ メディアの役割は？ 改めて情報と市民社会の関係を考えます。
第14回[対面/face to face]：民主主義を考える
民主主義とは何か、そして今日本を含め世界各地で生じているポピュリズムは何でしょうか？ そしてこの流れは市民社会にどう影響するのか、考えます。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
［準備学習］事前に次回講義のテーマとディスカッションテーマ、および必要に応じて参考文献を提示。
［復習］授業終了後に講義のコメントをオンライン提出。
テキスト（教科書）Textbooks
特に教科書を使用しません。
参考書References
一般社団法人SDGs 市民社会ネットワーク編『基本解説 そうだったのか。SDGs 2020 ―我々の世界を変革する：持続可能な開発のための2030 アジェンダから、日本の実施指針まで―』（2020 年、一般社団法人SDGs 市民社会ネットワーク）詳細は以下参照のこと。https://www.sdgs-japan.net/shop-1
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(10 ％)、リアクションペーパーの提出（40 ％）、最終レポート（50 ％）により総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生のコメントを反映しながら授業を設計します。
関心のあるテーマに配慮しながら講義は設計します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン、通信環境
その他の重要事項Others
授業は場合によってテーマが変更されたり、講義の順番が入れ替わることがあります。その場合は変更となる回の前までにお伝えします。
関連の深いコース
履修の手引き「専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。