キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
MAN200MA（経営学 / Management 200）就業機会発見実務How to enhance your employability
今井 道子Michiko IMAI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | C7283 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | G402 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) |
展開科目 選択必修（領域別） ビジネス |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
The aim of this course is to create opportunities to enhance your own employability and entrepreneurship by considering "what makes the difference between those who increase employment opportunities and those who do not" and "who can create business opportunities."
By the end of the course, students should be able to do the followings:
1.Creating an opportunity to understand methods to deepen your understanding of the labour market and the times.
2.Promoting and checking your self-understanding, and increasing your awareness of social role and employability.
3.Providing time for contemplation on what it means to be a 'people expert', which is one of the greatest strengths of being a career design graduate.
Occasionally a brief report will be given. Your study time will be more than 4 hours for a class.
Your overall grade in the class will be decided based on the following:
Term-end examination(25%), Reports(25%), Comments on reaction papers(50%),and in-class contribution. The final examination will be open-book (students may bring in all but electronic equipment) and will include questions to see whether the achievement objectives have been met.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
「就業機会を増やす人、そうでない人の違いは何か」「ビジネス機会を作れる人とは」を考え、自らのエンプロイアビリティやアントレプレナーシップを高める機会をつくります。
到達目標Goal
労働市場や時代の理解を深める手法、自己理解を促進したり点検したりする手法について理解し、自己の社会的役割認識やエンプロイアビリティを高める機会をつくります。また、キャリアデザイン学部出身者として何より強みとなる「人のエキスパート」とは何か、について思索する時間を目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デイプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
エンプロイアビリティやアントレプレナーシップの認識を高めるため、①職場、職業等の概念を理解します②演習を通じてキャリア理論で学んだ自己理解手法を確認し、自らのキャリア形成につながる体験をします③演習を通じて多様なジョブ、これから注目される業界について理解します。④演習を通じて実社会で生きていくためのさまざまなスキルトレーニングを行います。グループ演習が多いので出席をお願いします。試験(オープンブック方式:電子機器を除いて持ち込み可)を実施します。試験問題のテーマは、授業の中で案内します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：オリエンテーション
授業の進め方、第2回目以降の授業内容、成績評価方法についてお話しします。また、本授業で取り上げるテーマについて、概要を紹介します。
第2回[対面/face to face]：総論
エンプロイアビリティとは何か、キャリア開発の重要性について理解します。演習を通じて興味がある企業のエンプロイアビリティについて考えます。
第3回[対面/face to face]：自己理解 1 (特性因子理論より)
演習を通じてRIASECの理論(ホランド)を体感し、自己理解・自己開示への啓発的体験を得ます。
第4回[対面/face to face]：自己理解 2 (発達理論より)
職場やチームにおいてなぜコミュニケーションが重要かを理解し、演習を通じて自分の中に形成しているキャリアドライバーを見つめ、自己理解への啓発的体験を得ます。
第5回[対面/face to face]：自己理解 3 (トランジションへの対応として)
4S理論(シュロスバーグ)を背景に、具体的事例を用いて、キャリアの節目に対応する手法を学び、自己理解と自己肯定感を高める啓発的体験を得ます。
第6回[対面/face to face]：職業理解 1 (採用)
採用に際して重要視されていることを理解します。また、「仕事とキャリア」に関する多様な経験談を聞き、実社会での職業について理解を深める機会にします。演習を通してインターン先企業の決め方について考えます。
第7回[対面/face to face]：職業理解 2 (職務)
ジョブ(職務)の概念を会得し、ジョブ(職務)を中心として人事制度ができあがっていることを把握します。また、企業で導入が進むジョブ型人事制度での働き方について考えます。
第8回[対面/face to face]：職業理解 3 (職場コミュニケーション)
職務遂行でコミュニケーションを円滑にするにはどのようなことに気をつけたらよいかを理解します。また、多様なジョブについて学び、演習を通してジョブごとの課題解決手法について考えます。
第9回[対面/face to face]：職業理解 4 (起業)
起業を志す人の特性について思索します。また、「起業とキャリア」に関する経験談を聞き、実社会での職業について理解を深める機会にします。演習を通して、興味がある起業分野のビジネスモデルについて考えます。
第10回[対面/face to face]：成長できる仕事選び 1 (やりたいジョブ)
自分のやりたいジョブについて思索し、演習を通してジョブごとの課題解決手法について考えます。
第11回[対面/face to face]：成長できる仕事選び 2 (業界理解)
業界の構造を知り、各業界の特徴、これから注目される業界について考えます。演習を通して、興味がある業界について理解を深めます。
第12回[対面/face to face]：成長できる仕事選び 3 (就活のプロセス)
就活のプロセスについて理解し、相手に伝わるES(エントリーシート)の文章の書き方、直前対策について学びます。
第13回[対面/face to face]：成長できる仕事選び 4 (面接の意義)
自己理解を踏まえた「自分らしさ」を伝え、相互理解を図るという面接の意義、そこでの
対応について理解します。
第14回[対面/face to face]：振り返り
13回のセッションを通じて自己のエンプロイアビリティが高まったか、興味をもつ業界、ジョブについて振り返ります。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ときどき簡単なレポートを出します。本授業の準備学習・復習時間は計4時間程度を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
『キャリア開発論（改訂版）』（武石恵美子著:中央経済社、2023年4月発行予定）
参考書References
適宜提示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験(25)、レポート(25)、リアクションペーパーのコメント(50)を基準とします。質問・発表などによる積極的な授業参加を重視します。期末試験はオープンブック方式(電子機器以外は持ち込み可)で、到達目標に達しているかを見る設問を出題します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「就活で、グループディスカッションの経験が少ないことが不安です」というフィードバックを多数いただきましたので、グループ全体で議論をまとめる力、それを元に時間内でプレゼンを行う力が自然に身に付くように授業内で訓練します。ディスカッション力は、就活のみならず、就職後、日々の仕事の中で生きてきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを通じて資料等を配布します。
その他の重要事項Others
ビジネス雑誌を編集する仕事を通して、長年にわたってビジネス社会を取材し見つめてきました。その実務経験を生かして、多様なキャリアと多様な仕事に携わる経験者の言葉や実感をお伝えします。それを踏まえてエンプロイアビリティやアントレプレナーシップを高める方法について考察し、今後のキャリアについて思索する機会をつくります。その上で、いま起きている変化に対応し、今後実社会で生きていくためのさまざまな力を身に付けます。