キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
MAN200MA（経営学 / Management 200）流通・マーケティング戦略論Retail management and marketing strategy
小川 浩孝Hirotaka OGAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | C7281 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | G201 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) |
展開科目 選択必修（領域別） ビジネス |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
Until now, things like Globalization, IT revolution, Work Style reform, Diversity, Sustainability have brought significant changes in Distribution/Sales and Marketing.
Pandemic, Ukraine War, Geopolitical Issues and Natural disasters resulting in significant inflation and instabilities across globe have brought even more substantial changes to each person/corporation/organization and forced us to change ourselves and the way we act. These changes also seem further accelerating right now.
Under such environment, no matter where to work at any position, all students are invited to think together about new way of Distribution/Sales/Marketing and acquire broader perspective to cope with the current changes and lead the changes. Furthermore, they will need to acquire skills and knowledges that would be useful for them in the future.
In particular in 2023, we will synergize with and deepen the learnings from Marketing Class in spring semester by highlightening new areas of Social Marketing, Marketing with IT, DIY Marketing and Marketing at startups and SMEs.
<Goals for this class>
1) Understand development of retail industry in Japan/global and relating basic B2B/B2C marketing concepts
2) Understand significant changes and those implications in retail industry
3) Listen experiences/examples from industry practitioners and develop basic understanding of real business
<Activities outside of the classroom>
Pre and post studies (2 hours each) are required. A4 one page short assignment will be given once in 2 classes. Visit real retail shops around Tokyo area by assigned team and project paper will need to turn in as a team. Transportation costs will be paid by the student.
<Grading Criteria>
Class participation 70%, Assignment submission and contents 30%. If team assignment, team members evaluate other members' contribution and cooperations each other.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
これまで、グローバリゼーション、IT 革命、働き方改革、多様性、社会持続性への注目などが、流通・販売・マーケティングのあり方に大きな変化をもたらしてきた。さらに今回のパンデミック、ウクライナ侵攻、地政学的リスク、近年の自然災害多発などは、全ての個人・企業・組織にそれまでとは全く異なる次元の変化をもたらし、存在や活動のあり方を根本的に見直すべき状況を作り出している。そして、それらの変化のうねりはさらに加速しているように見え る。そのような状況の中、どのような業種・業態・職業・地位であっても必須となる ITネイティブな考え方を軸とし、新しい流通・販売・マーケティングを共に考えることによって、変化を先取し変化とともに前に進める視点や考え方を身につける。さらに、将来実務で成果を出すのに役立つ流通やチャネルマネジメントに関連した基本概念と知識・経験を習得する。
特に2023年度は春学期に開講する「マーケティング論」での学習知識をさらに深め、ソーシャルマーケティングやITを用いたマーケティング、DIYマーケティング、スタートアップ/SME組織でのマーケティングなど新分野への視野を広げることも目的とする。
到達目標Goal
1 国内外の流通・販売業の成り立ち、付随する流通戦略、B2B/B2Cマーケティングの基本概念・進化の歴史を理解する。
2 流通業・販売業 (あるいは企業経営) に起きている劇的な変化を、消費者としてのこれまでの経験や社会人として目指す方向と照らして理解し、将来を見通す視点と考え方を獲得する。
3 起業家、流通サービスやそれに付随するマーケティングの経験豊富な実務者を登壇者として招いたり、ビデオを鑑賞することで、実務の世界で役立つ知識や事例に触れ、将来の実務家・起業家として理解しておくべき基礎的な知識と経験を身につける。また、理論と関連付けた理解が十分にできるよう、都度質問に答える。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デイプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
テキストや資料を用いた講義と、実務家・起業家の講演・質疑応答、ビデオを鑑賞し、グループに分かれて討議・発表するなどの授業を交互に行なう。
またグループごとに店舗を訪問し、観察を行うなどのプロジェクトも計画する。
なお、実務家の招聘予定等は変更される場合があります。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：流通・販売チャネルとは
国内外における流通・販売チャネルの進化過程を歴史に沿って概観する。
第2回[対面/face to face]：流通戦略とマーケティング（１）
流通戦略と流通におけるマーケティング活動を理解する。
第3回[対面/face to face]：流通戦略とマーケティング（２）
B2BとB2Cマーケティング の共通点と相違点を理解する。
第4回[対面/face to face]：流通・販売における国内・海外の成長業態・企業と、衰退業態・企業 (1)
同じ業界にあっても、成長している業態・企業と、衰退している業態・
企業はどこかを幅広い業種の中から取り出し、分類する。
第5回[対面/face to face]：流通・販売における国内・海外の成長業態・企業と、衰退業態・企業 (2)
成長企業と衰退企業の流通戦略やマーケティング戦略における共通点と相違点を見出す。
第6回[対面/face to face]：店舗訪問の準備
店舗を訪問し観察するためのグループ分け、観察ポイントなどを共有する。
第7回[対面/face to face]：立地戦略と店舗設計
実店舗の立地と店舗の設計について理解をする。
第8回[対面/face to face]：流通とマーケティングの新潮流（１）
SDGs、IT・SNSを使用したマーケティング、DIYマーケティングなど、流通・マーケティングで起こっている新潮流を確認し、社会に対してどのようなインプリケーションがあるかを理解する。必要に応じて実務家に登壇してもらう。
第9回[対面/face to face]：流通とマーケティングの新潮流（２）
SDGs、IT・SNSを使用したマーケティング、DIYマーケティングなど、流通・マーケティングで起こっている新潮流を確認し、社会に対してどのようなインプリケーションがあるかを理解する。必要に応じて実務家に登壇してもらう。
第10回[対面/face to face]：流通とマーケティングの新潮流（３）
SDGs、IT・SNSを使用したマーケティング、DIYマーケティングなど、流通・マーケティングで起こっている新潮流を確認し、社会に対してどのようなインプリケーションがあるかを理解する。必要に応じて実務家に登壇してもらう。
第11回[対面/face to face]：店舗運営の実務家による講演と質疑応答(店舗づくり)（１）
グループに分かれて店舗を訪問し、観察したことをまとめ、提言を作る。提言を発表し、実務家からのフィードバックをもらう。第１１回と第１２回は２コマ連続した授業とする（予定）。
第12回[対面/face to face]：店舗運営の実務家による講演と質疑応答(店舗づくり)（２）とまとめ。
グループに分かれて店舗を訪問し、観察したことをまとめ、提言を作る。提言を発表し、実務家からのフィードバックをもらう。第１１回と第１２回は２コマ連続した授業とする（予定）。
第13回[対面/face to face]：流通運営における人事
評価やチームづくり
テキストを基に、効果的で生産性の高いチームづくりについて理解する。
第14回[対面/face to face]：まとめと質疑応答
全授業のまとめを行い知識・理解が深まり定着したかを確認する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
復習と課題提出に重点を置いた学習になります。A4で1ページくらいの短い提出物が2回に1回ほどあります。また、グループに分かれて課題に関するディスカッションを行い、協力して提出物にまとめてもらう場合もあります。
前回の授業の資料を確認し、次回の授業に備えます。時間外に店舗見学を行う外出があります。数名のグループに分かれ指定された店舗の見学に出かけることを予定しています。
テキスト（教科書）Textbooks
なし。
参考書References
Levy, M., Weitz, B.A., Grewal, D., Retailing Management 9th Ed., McGraw-Hill Higher Education, 2014
『流通チャネルの転換戦略』V. カストゥーリ・ランガン著、小川孔輔 監 訳、小川浩孝訳、ダイヤモンド社、2011
『1からのリテール・マネジメント』清水信年、坂田隆文、碩学舎、2012
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、平常点70%、課題30%の割合で行います。平常点は出席率、授業参加態度(Class Participation)、課題提出率、課題提出内容で判断します。グループ課題の場合は課題そのものの評価 と、グループメンバー相互の評価をミックスして行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
グループに分かれて課題を行う場合は、一部の学生だけに負荷がかからないよう配慮したグループ分けを行います。また、学生同士相互に連絡が取りやすいよう連絡網の共有などを行います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料のアップロード、毎回の質問への回答などに学習支援システムHoppii、googlecrassroomを使用します。web でテストを実施しますので、スマートフォン、タブレット、PCなどで、インターネットにアクセスできる環境を各自確保してください。
その他の重要事項Others
東京周辺の店舗に見学に行くグループ課題があります。交通費等は自己負担となります。また、訪問日程などは、店舗側やグループメンバーと調整し決定することになります。