キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
PSY200MA(心理学 / Psychology 200)臨床教育相談論ⅠClinical Consultation in Education I
土屋 弥生Yayoi TSUCHIYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C7156 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | S205 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) 発達・教育 |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
【Course outline】This course deals with the basic knowledge and methods of understanding students that are necessary for educational consultation.
The aim of this course is understanding of problems and issues in the field of education and to think about practical educational consultation.
【Learning Objectives】By the end of the cource,students should be able to the followings:
-A,To acquire the basic knowledge necessary for providing educational consultation.
-B,To acquire the methods of understanding students which are the basis of educational consultation.
-C,Understand and think independently about problems and issues in the educational field.
【Learning activities outside of classroom】Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Lecture/Exercise(two-credits)
【Grading Criteria /Policies】Your overall grade in the class will be decided based on the following
Mini tests: 40%,Term-end report : 50%,in class contribution: 10%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
教育相談をおこなう上で必要となる基本的な知識,児童生徒理解の手法を学ぶ。また,教育現場における問題,課題について理解を深め,現場での教育相談のあり方について考える。
到達目標Goal
(1)教育相談をおこなう上で必要な基本的知識を習得する。
(2)教育相談をおこなう上で基盤となる児童生徒理解の手法を習得する。
(3)教育現場における問題・課題について理解し,主体的に考える。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デイプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は講義形式でおこないます。小テストや課題の提出は「学習支援システム」を通じて行う予定です。最終授業で、13回までの講義内容のまとめや復習だけでなく、授業内で実施した小テスト、課題に対する講評や解説をおこないます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:ガイダンス
講義の概要,到達目標,授業の進め方について確認する。
2[オンライン/online]:人間の発達と課題①:乳幼児期から児童期
乳幼児期・児童期の発達と課題について学ぶ。
3[対面/face to face]:人間の発達と課題②:青年期から成人期以降
青年期から成人期以降の発達と課題について学ぶ。
4[対面/face to face]:教育相談とは何か
教育相談の対象,位置づけ,目的について学ぶ。
5[対面/face to face]:教育相談における児童生徒理解の手法①:心理学的理解と現象学的理解
教育相談の現場で用いられる心理学的手法・現象学的手法について学ぶ。
6[対面/face to face]:教育相談における児童生徒理解の手法②:人間学的理解
教育相談の現場で用いられる人間学的理解の方法について学ぶ。
7[オンライン/online]:教育相談における児童生徒とのコミュニケーション
教育相談の現場でのコミュニケーションについて、心理学的立場・現象学的立場について学ぶ。
8[オンライン/online]:教育現場の諸問題と教育相談①:発達障害の理解
教育相談の臨床で必要となる発達障害についての基礎的知識を身に着ける。
9[対面/face to face]:教育現場の諸問題と教育相談②:発達障害の児童生徒の現状
教育現場における発達障害の児童生徒の現状を理解する。
10[対面/face to face]:教育現場の諸問題と教育相談③:不登校の児童生徒の現状
教育現場における不登校の児童生徒の現状を理解する。
11[対面/face to face]:教育現場の諸問題と教育相談④:メンタルヘルスの問題を抱える児童生徒の現状
教育現場におけるメンタルヘルスの問題を抱える児童生徒の現状を理解する。
12[オンライン/online]:教育現場の諸問題と教育相談⑤:いじめ問題
教育現場におけるいじめ問題について理解する。
13[オンライン/online]:教育相談における連携の重要性:児童虐待,家庭の諸問題,保護者との連携
家庭の諸問題、児童虐待などについて学び、教育相談において重要となる保護者との連携について考える。
14[オンライン/online]:まとめ・振り返り:教育相談のあり方について
13回までの学習を振り返り、課題の解説を通して学習のまとめとする。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前学習(2時間)として、教科書で各回のテーマに該当する部分を読み、予習しておく。また、事後学習(2時間)として、各回の授業内容について授業資料や教科書を用いて振り返りをする。振り返りにおいては、各回の授業で用いた具体的な事例について、自分が臨床の現場で教育相談を行うことになった場合のことを想定して、主体的に考えるようにする。
テキスト(教科書)Textbooks
土屋弥生著『教師と保護者のための子ども理解の現象学』2023年、八千代出版
参考書References
文部科学省HP https://www.mext.go.jp/
厚生労働省HP「発達障害の理解のために」https://www.mhlw.go.jp/seisaku/17.html
内閣府「子供・若者白書」https://www8.cao.go.jp/youth/suisin/hakusho.html
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト(40%)、期末レポート(50%)、平常点(10%)とします。小テスト、期末レポートは「学習支援システム」上でおこないます。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業で使用する資料、プリント等はPDFで学習支援システムに掲載する予定ですので、各回とも授業前に各自入手するようにしてください。また、小テスト・課題提出についても学習支援システムを利用しますので、必要な機器等を準備しておいてください。
その他の重要事項Others
担当者は、学校教育現場で学校心理士資格を持つ教員として心理教育的支援をおこなった実務経験をもつ。この経験を基に、実際の教育相談のあり方や進め方についてできる限り具体的に講義をおこなう。