キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
BSP200MA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 200)キャリア体験事前指導(インターン)Pre-training for Career Experience
酒井 理Osamu SAKAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C7115 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | F309 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(体験型) |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
<Outline and objectives>
This is a lecture to enhance the learning effect of employment experience. The purpose is to deepen your awareness and thinking about work by discussing with others.Group work is done with the aim of knowing the way of thinking and values of others and getting used to collaborative work.
Through this lesson, you will increase your awareness of working by deeply thinking about your occupation and working. By knowing various opinions, you will be able to put together your ideas.
<Goal>
(Preparation period for practical training)
1. To learn the meaning of designing one's career and to be aware of the significance of career experience learning.
2. To understand the outline of the training site and to have one's own ideas about the organization where one will work.
3. To switch from student mode to working mode.
(During the practical training)
1. To realize and practice the importance of self-motivation.
2. To build human relations with the people at the training site.
3. To hone one's sensitivity to new phenomena, to improve one's grasp of the situation in the field, to realize the importance of the ability to identify and solve problems in the field.
< Work to be done outside of class >
The intern will be responsible for gathering information and contacting the client for practical training. In some cases, you may be asked to go to the client for an interview. Students will conduct research on "what is an organization" or "the industry in which the internship takes place. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
<Grading criteria>
Each class report 60%
Company research report 40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
キャリア体験事前指導は、キャリア体験(インターンシップ)の学習効果を高めるために行います。授業は、働くことに対する意識や考え方を深めることを目的としています。
具体的には、他の学生の考え方を知る、自分を知ることを狙いにディスカッション、グループワークをおこないます。また、職業、働くことを深く考えることにより、働くことに対する意識を高めます。また、普段あまり考えたことがない「働く」ということについて、様々な意見のなかで、今の自分の考えをまとめます。
さらに、就業体験に臨み、必要となる基礎知識や考え方を提供します。
到達目標Goal
(実習準備期間)以下3つの項目を目標とします。
1.キャリアをデザインするという意味を学習しキャリア体験学習の意義を自覚すること。
2.実習先の概要を理解し、働く場である組織について自分なりの考え方を持つこと。
3.学生モードから社会人モードへの切り替えを図ること。
(実習中)以下3つの項目を目標とします。
1.自ら動くことの重要性を実感し実践すること。
2.実習先の人たちとの人間関係を構築すること。
3.新しい事象に対する感性を磨き、現場の状況の把握力を高め、同時に現場での問題発見能力とそれを解決する能力の重要性を実感すること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デイプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
(授業の形態)
1.この授業は原則夏休みに行う体験実習の事前準備を行うためのものです。実習が要件で秋学期の「キャリア体験学習」の単位取得をもって選択必修科目である体験型科目の履修を終了とします。
2.インターン先は、教員がアドバイスを行いつつ自ら開拓します。
3.希望者の数が多い場合には選抜します。
4.実習先は多様です。実習期間についても開始・終了時期が異なります。通常6、7月に実習先にコンタクトし、原則実習は夏休みに行いますが、例外も多々ありますのであらかじめ了解しておいてください。
5.実習先の決定及び実習後の報告は個別の面談などでおこなっていきます。
(授業の進め方)
グループディスカッションを複数テーマで行います。テーマは授業計画に示してあります。クラスの人数によりますが、3-4名あるいは5-6名のグループに分かれてテーマについてディスカッションを行い、それをまとめて発表するというプロセスを繰り返しおこなっていきます。グループは頻繁に組み替えます。
グループディスカションを効果的に実施するために事前の準備としての課題、ディスカッション後の感想コメントを求めることがあります。書き方や内容に関するアドバイスについては、授業はじめあるいは終わりに全体に対してフィードバックを行います。
面談前の課題については、課題内容に基づいて個別の面談をおこなうことでフィードバックします。
内容によりオンライン、オンデマンドによる授業を適宜実施します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス、実習先の概要
目的、キャリアデザインと体験学習、受講の心構え、社会人モード、実習先の概要、評価の仕方などの説明
第2回[対面/face to face]:グループワークⅠ(ディスカッション)
「インターンシップに取り組む問題意識(どこで働きたいか、どういう仕事をしたいか、なぜそう考えるのか)」をテーマにグループ討議
第3回[オンライン/online]:グループワークⅡ-0(課題)
グループワーク前の準備として「あなたは何のために働くのか?」について各自の考え方を整理してレポートとしてまとめる。
第4回[対面/face to face]:グループワークⅡ-1(ディスカッション)
「あなたは何のために働くのか?」をテーマにディスカッション
第5回[対面/face to face]:グループワークⅡ-2(プレゼンテーション)
「何のために働くのか?」をテーマについてプレゼンテーション
第6回[オンライン/online]:グループワークⅢ-0(課題)
グループワーク前の準備として「組織とは何のためにあるのか?組織で働くとき働く人に求められるものは何か? 」について各自の考え方を整理してレポートとしてまとめる。
個別面談でインターン開拓状況の把握と開拓方法のアドバイス
第7回[対面/face to face]:グループワークⅢ-1(ディスカッション)
「組織とは何のためにあるのか?組織で働くとき働く人に求められるものは何か? 」についてグループワーク
第8回[対面/face to face]:グループワークⅢ-2(ディスカッション)
「組織とは何のためにあるのか?組織で働くとき働く人に求められるものは何か? 」についてグループワーク
第9回[対面/face to face]:グループワークⅢ-3(プレゼンテーション)
「組織とは何のためにあるのか?組織で働くとき働く人に求められるものは何か? 」についてプレゼンテーション
第10回[対面/face to face]:社会人からみたキャリアデザイン
社会人ゲストを招いて、インターンの意味を中心に、キャリアデザイン、就職活動など幅広く話をお聞きします(リクルートキャリアあるいはマイナビからゲストに来ていただく予定)
第11回[オンライン/online]:業界・企業研究課題(事前調査)
関心のある業界を定めて情報を集めます
第12回[対面/face to face]:業界・企業研究課題シェア
調査研究した業界と企業研究をグループでシェアします。
第13回[対面/face to face]:インターン開拓状況のシェアとアドバイス
先行してインターンを開拓できている人からのアドバイスを全体でシェアします。
全体でシェアしてインターン開拓へのマインドセットを形成します
第14回[対面/face to face]:まとめ(全体シェア)
春学期事前指導の授業とおして学んだこと考えたことについて、各自振り返り全体でシェアします。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
実習先の情報収集や実習先へのコンタクトをおこなってもらいます。先方に出向いて面接を受ける場合もあります。「組織とは何か」あるいは「実習先の業界」について調査研究を行ってもらいます。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
とくに指定しません。
参考書References
『ワークシフト』リンダ・グラットン、プレジデント社。
『ライフシフト』リンダ・グラットン、プレジデント社。
『何のために働くのか』北尾吉孝、致知出版社。
『仕事の報酬とは何か』田坂広志、PHP文庫。
『働くということ』ロナルドドーア、中公新書。
『働く意味とキャリア形成』谷内篤博、勁草書房。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の授業課題60%、業界・研究課題40%で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
事前指導、体験、後期の授業の一貫性を持たせる流れを意識して授業を構成しています。
その他の重要事項Others
この授業は自主性・主体性を実社会で試し磨くためのものです。すべて自ら行動しないと始まらないような設計になっています。自分で電話をして受入先担当者とコンタクトをします。受入先では自分から行動しないと仕事は始まりません。現場ではさまざまな問題が発生する。それを直に肌で感じて反応する感性やそれらに適切に対処する力を身につけてほしいと思います。まわりのできごとに気がつき、気をくばり、気がきく人材をめざして欲しいと思います。実習でセンスを磨いてください。
キャリアデザイン学部より
本科目を履修するには3月下旬の体験型選択必修科目ガイダンスに出席し、選抜で履修を許可される必要があります。必ず掲示で詳細を確認してください。