キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
情報資源組織論【2016年度以前入学者用】Organization of Information Materials
竹之内 明子Akiko TAKENOUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | C4743 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 0605 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 2016年度以前入学者は学部専門科目として履修可能。2017年度以降入学者がこの科目を履修する場合、卒業所要単位外として、教職・資格科目（市ヶ谷）のシラバスに記載されている授業コードで履修してください。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) | 関連科目 |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
Organization of information resources is essential to accurately provide the information resources requested by library users. The organization of information resources can be roughly divided into descriptive cataloging methods for describing data related to information resources according to a fixed method, and taxonomy and subject matter methods for analyzing and expressing the contents of information resources. In this class, students will learn the usefulness of information resource organization and its theoretical background, as well as the basics of cataloging, taxonomy, subject matter, and trends in new cataloging methods.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
図書館の利用者が求める情報資源を的確に提供するには、情報資源の組織化（整理）が欠かせません。情報資源の組織化は、情報資源に関するデータを一定の方法に従って記述するための記述目録法（狭義の目録法）と、情報資源の内容（主題）を分析、表現するための主題目録法（分類法および件名法）に大別できます。この授業では、情報資源組織化の意義とその理論的背景に加え、目録法、分類法、件名法の基礎的事項、新しい目録法の動向までを学びます。
到達目標Goal
この授業では、終了時に以下の能力を身につけていることを目標とします。
1) 情報資源組織化の意義と方法を理解する
2) 情報資源組織化のためのツール（種類と特徴）を理解する
3) 目録法、分類法、件名法の概略を理解する
4) 新しい目録法の動向を理解する
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
情報資源組織化に関する基礎知識として、『日本十進分類法』（NDC）を使用した分類法、『基本件名標目表』（BSH）を使用した件名法、『日本目録規則』（NCR）を使用した目録法の概略を学びます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：情報資源組織化の目的
情報資源の組織化とは
情報資源組織化の意義
第2回[対面/face to face]：主題による組織化
主題とは何か，主題を明らかにする方法，知の分類と情報資源の分類
第3回[対面/face to face]：分類法
代表的な分類法
日本十進分類法（NDC）
第4回[対面/face to face]：件名法
シソーラスと件名標目表
基本件名標目表（BSH）
第5回[オンライン/online]：目録法
書誌記述
アクセスポイント
目録作業の実際
第6回[対面/face to face]：日本目録規則（NCR）
書誌階層
目録記入
目録作業の実際
第7回[対面/face to face]：新しい目録規則とその動向
FRBR
NCR2018
第8回[オンライン/online]：書誌コントロール
国際的な書誌コントロールの展開，国立図書館と全国書誌
第9回[オンライン/online]：書誌情報の流通
集中目録作業
共同目録作業
第10回[対面/face to face]：装備と配架（排架）
登録、装備、配架
第11回[オンライン/online]：多様な情報資源の組織化
地域資料の組織化
絵本の組織化
学校図書館における組織化
第12回[対面/face to face]：Web OPAC
設計、リプレイス、バージョンアップ
第13回[オンライン/online]：ネットワーク情報資源の組織化
電子ジャーナル
機関リポジトリ
メタデータ
Webの組織化
第14回[対面/face to face]：まとめ
情報資源組織法の振り返り
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
Hoppiで、毎週、教材と課題をアップロードするので、期日までに取り組んで提出してください。
本授業のための予習・復習の時間は各回2時間以上を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
竹之内禎, 山口洋, 西田洋平編著『情報資源組織論』，東海大学出版部, 2020
参考書References
竹之内禎ほか編著『情報資源組織演習：情報メディアへのアクセスの仕組みをつくる』，ミネルヴァ書房，2016
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価の方法：毎回の授業への参加と提出課題（100％）
評価の基準：
1) 課題に積極的に取り組み、理解を深めているか
2) 情報資源組織化の意義と方法を説明できるか
3) 情報資源組織化のために使用されるツールについて説明できるか
4) 目録法、分類法、件名法の概略を説明できるか
5) 新しい目録法の動向について説明できるか
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
新しい専門用語の意味を覚え、図書を中心とした図書館の情報資源を管理するツールについて、演習につながる理解が得られるように解説していきます。前の回の知識が後の回の前提となり、演習科目の土台ともなるので、毎回の内容をしっかり覚えてください。わからない点は遠慮なく問い合わせてください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
「実務経験のある教員による授業」に該当します。
中央大学図書館，東京大学駒場図書館，東海大学付属図書館での勤務経験から，情報資源組織法の知見を教授します。
本科目は対面授業を基本としながら、オンライン授業も取り入れるハイブリッド形式で実施予定です。