市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
HSS300LA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 300)教養ゼミⅠLiberal Arts Seminar I
こころと体のコンディショニング
朝比奈 茂Shigeru ASAHINA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | Q6533 |
旧授業コードPrevious Class code | - |
旧科目名Previous Class title | - |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市BT‐0504 |
配当年次Grade | 法文営国2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 定員制 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | 法・文・営・国生は300番台総合科目として履修すること |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
【Course outline】
In this lecture, students are expected to understand states of “condition” and learn the purposes, elements, evaluation methods of conditioning. Being in the good condition leads athletes to the better performance, resulting in the better competitive outcomes. This lecture guides student athletes to learn the basic conditioning program and competition preparation program and helps them acquire the ability to practice such programs.
【Learning Objectives】
Understand the many different types of conditioning.
To be able to explain the physical, environmental, and psychological factors that constitute conditioning.
To be able to explain the necessity of condition assessment and methods of assessment.
Understand training plans and conditioning, and be able to explain the theory and background of periodization, and formulate their own training plans.
Understand and be able to practice specific methods of conditioning to improve athletic performance.
【Learning activities outside of classroom】
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
Resume for the lecture will be uploaded through the learning support system. Students are expected to prepare according to the resume.
【Grading Criteria/Policy】
The overall evaluation will be based on the following distribution.
1) Assignments to be done in each class (reaction papers, short quizzes, reports, etc.): 60%.
2) Final report: 20%.
3) Participation in class activities (not attendance): 20%.
If you are absent or submit assignments after the due date, your evaluation will be affected.
If attendance is less than 3/4 of the class, the grade will be “D” or “E“.
This grading method is a general rule, and students who have difficulty with regular activities will be dealt with and evaluated on an individual basis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義において「コンディション」および「コンディショニング」を理解することが目標である。コンディショニングの目的・要素・評価方法を学習する。競技力向上、傷害予防のためのコンディショニングにおけるアプローチ方法を理解し、現場に即したコンディショニングプログラムの立案ができる能力を習得することを目標とする。
到達目標Goal
「コンディショニング」という用語のもつ多様な内容を理解できる。
コンディショニングの要素となる身体的因子、環境的因子、心理的因子について、説明できる。
コンディションの評価の必要性及び評価の方法について説明できる。
トレーニング計画とコンディショニングについて理解し、ピリオダイゼーションの理論や背景について、説明でき、自身のトレーニング計画を立案できる。
競技力向上のためのコンディショニングの具体的な方法について理解し、実践できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP1、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は感染対策を十分に行い、対面授業を基本に実施する。
感染状況に応じて、オンライン授業に変更する可能性もありえる。それによって内容が変更になる場合は、学習支援システムを通じて周知する。
授業のはじめに、前回の授業の振り返りを、意見や質問を通じて行なう。
質問への回答やリアクションペーパーに対する講評等は、オフィス・アワーを利用して行う。
大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムで周知する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス
講義の概要を説明する。
コンディションとコンディショニングについて説明する。
コンディショニングの必要性について説明する。
体格・体組成計の測定を行う。
2[対面/face to face]:コンディショニングの要素
コンディショニングの要素である、身体的因子、環境的因子、心理的因子に関する講義を行う。
3[対面/face to face]:ホメオスタシス(恒常性)
人間に備わっているホメオスタシスについて説明する。
4[対面/face to face]:外傷・傷害とその対策
スポーツにおける怪我(外傷および障害)について、説明し、その原因を対策について説明する。
5[対面/face to face]:スポーツ傷害の治癒過程
炎症の役割について説明し、損傷細胞の修復メカニズムについて説明する。
6[対面/face to face]:スポーツ外傷の応急処置
現場における応急処置(RICE処置)について説明する。特に冷却療法(アイシング)の効果を説明し、実際にアイシングを試してみる。
7[対面/face to face]:パフォーマンス向上を目的としたコンディショニングの実際
コーディネーショントレーニング、スタビリティトレーニングについて、その方法を学び実践する。
8[対面/face to face]:ストレッチングとコンディショニング
スレッチングの種類や方法について説明し、実習を行う。
9[対面/face to face]:スポーツマッサージとコンディショニング
マッサージの歴史や生理学的効果を学習するとともに、学生同士実践する。
セルフマッサージの手法を説明し学生自身で実践する。
10[対面/face to face]:鍼・灸療法とコンディショニング
スポーツ選手が比較的多く利用する、鍼灸について、治効理論を説明し、実際の場面を実演する。
11[対面/face to face]:ヨガとコンディショニング
ヨガの歴史や哲学について説明し、アスリートのコンディショニングにおける役割(効果)について講義を行う。
12[対面/face to face]:睡眠とコンディショニング
睡眠が果たすコンディショニングの役割について、その効果やメカニズムについて講義を行う。
13[対面/face to face]:休養とリラクゼーション
心身の休養やリラクゼーションがコンディション調整に果たす役割を説明する。
14[対面/face to face]:総括
これまでの内容を振り返るとともに、全授業に関する質問を受ける。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で使用するレジュメ及び資料などについて必ず予習・復習をすること。
レジュメ及び資料などは、講義日の前日22時をまでに、学習支援システム上に掲載する。受講者は各自ダウンロードし、資料に基づき事前学習を行う。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない。
講義資料は授業支援システムから各自がダウンロードし持参する。
参考書References
1. 日本スポーツ協会編,公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト6 (予防とコンディショニング)
2. 人体の不思議,日経サイエンス社
3. 佐保田鶴治, ヨーガ根本経典, 平河出版社
4. リチャード・ミラー, iRest Yoga Nidra
成績評価の方法と基準Grading criteria
以下の内容で総合的に評価する。
1)毎回の授業時に取り組む課題(リアクションペーパー、小テスト、レポートなど)60%
2)期末レポート 20%
3)授業への参画状況 20%
・欠席および課題の提出が期限をすぎた場合は評価に影響する。
・出席が授業実施回数の 3/4 に満たない場合は,単位取得のための履修時間を下回ると判断されるためDもしくはE評価とする。
またこの成績評価方法は原則的なものであり、通常の活動が困難な受講者に対しては、個別に対応・評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
できるだけ多くの具体的な例を挙げ、理論と実技を交えながら講義を行う。
それにより、理解がより深まると考えられる。
また実技のポイントは繰り返し言葉にするように心がける。
提出された課題の内容について、授業の最初にファイードバックを行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要に応じてオンライン授業をおこなう場合がある。オンライン授業をより効果的に行うために、通信環境を整えておく。また通信機器としてパソコンを準備することがのぞましい。
配布資料、課題の提出は全て学習支援システムを通じて行う。
その他の重要事項Others
授業に関する質問やそれに関連する質問などは授業中および授業の前後に受け付ける。
それ以外については、随時メールを通じて、対応する。
また、オフィスアワーとして毎週月曜日16時50分〜18時30分の100分を設ける。
形式は対面とオンライン(zoom)を併用する。
オフィスアワーを利用する場合は、事前にメールを通じて連絡をとること。