市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
BIO300LA 教養ゼミⅡLiberal Arts Seminar II
自然史 〜進化生物学:ヒト・自然・生物と文化のダイナミズム〜
島野 智之Satoshi SHIMANO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | Q6318 |
旧授業コードPrevious Class code | P6117 |
旧科目名Previous Class title | 自然史 |
開講時期Term | オータムセッション/Autumn Session |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市市他‐その他 |
配当年次Grade | 法文営国2~4年 哲学科除く(2016年度以前入学生のみ) |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 定員制(20 名)※履修登録は学部事務にて行います。 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | 法・文・営・国生は300番台総合科目として履修すること |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
In the Autumn Session (as the Fall Semester: September 13 - 19). Based on the knowledge of natural history acquired in the spring semester, fieldwork will be conducted at a natural history museum to study the significance and contents of museum exhibits and their display techniques, based on surveys of exhibits.
Eventually, the objective is to reconsider our relationship with nature. To learn about the formation process of nature and the evolution of organisms in the history of the earth (natural history) in order to understand human beings as living organisms.
From the viewpoint of biology, we will consider what life is and what evolution is, and how the diversity of life on the earth has been created.
We will also consider the relationship between humans and the ecosystems maintained as a result of biological evolution, which are currently linked by industries such as fisheries, agriculture, and forestry.
Students are expected to complete the required assignments (class tests, assignment reports) at the end of each class.Your study time will be more than four hours for a class.
The basic grade is the report to be submitted at the end of the lecture/practice (60%). In addition to this, various documents to be submitted in the lecture (impressions of videos, etc., quizzes, etc.) (40%) will also be added, and students will be evaluated comprehensively.
Students who have achieved at least 60% of the objectives of the class will be graded on the basis of this grading system.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
教養ゼミIIでは,オータムセッション(秋学期として:9月13日〜9月19日)では.春学期に学んだ自然史の知識をもとに,自然史博物館でのフィールドワークを実際におこない,現地調査に基づいて,博物館の展示の意義と内容,その展示手法を学ぶ.
最終的には,自然と私達の関係を見つめ直すことが目的である.生物としての人間を知るために,地球史における自然の形成プロセス(生命史)と生物の進化を学ぶ(自然史).
生物学の観点から生命とは何か,進化とは何かを考え、地球上に見られる生物の多様性がどの様に生み出されてきたのかを考える.
また,現在,生物進化の結果,維持されている生態系と人間との関係は,水産業,農業,林業などの産業によって結びついていることについても考える.
到達目標Goal
生命(生きていること)を考えるための基礎としての自然と人間についての価値観を考え,社会活動・社会生活の中に活かすことの出来るように説明できること.年度の最後に,種々の資料や調査を付き合わせて,各自の成果を発表にまとめる.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オータムセッション(秋学期として:9月13日〜9月19日)では.生物学の観点から,生命とは何か,進化とは何かを考え、地球上に見られる生物の多様性がどの様に生み出されてきたのかを討議し,社会活動・社会生活の中に活かすことの出来るように説明発表してもらう.
つぎに,春学期に学んだ自然史の知識をもとに,自然史博物館でのフィールドワークを実際におこない,展示などの調査に基づいて,博物館の展示の意義と内容,その展示手法を学ぶ.事後には討議,ゼミ形式でレポートに年度の最後としてまとめる.命を考えるための基礎としての自然と人間についての価値観を考え、できること。年度の最後に、種々の資料を付き合わせて、各自の成果を発表にまとめる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:フィールドワークI(1).
博物館学と博物学.博物館フィールドワークについて【講義】
第2回[オンライン/online]:フィールドワークI(2)
フィールドワークについてテーマの設定と討議
第3回[対面/face to face]:フィールドワークII(1)【現地フィールドワーク:国立科学博物館】
生物の進化を展示から理解しと博物館の展示形態を調査する(1)
第4回[対面/face to face]:フィールドワークII(2)【現地フィールドワーク:国立科学博物館】
生物の進化を展示から理解しと博物館の展示形態を調査する(2)
第5回[対面/face to face]:フィールドワークII(3)【現地フィールドワーク:国立科学博物館】
生物の進化を展示から理解しと博物館の展示形態を調査する(3)
第6回[対面/face to face]:フィールドワークII(4)【現地フィールドワーク:国立科学博物館】
生物の進化を展示から理解しと博物館の展示形態を調査する(4)
第7回[対面/face to face]:フィールドワークIII(1)【現地フィールドワーク:神奈川県立・生命の星地球博物館】
館の特徴である「地球史(地質)と組み合わせた生物の進化」という展示を理解し博物館の展示形態を調査する(1)
第8回[対面/face to face]:フィールドワークIII(2)【現地フィールドワーク:神奈川県立生命の星地球博物館】
館の特徴である「地球史(地質)と組み合わせた生物の進化」という展示を理解し博物館の展示形態を調査する(2)
第9回[対面/face to face]:フィールドワークIII(3)【現地フィールドワーク:神奈川県立生命の星地球博物館】
館の特徴である「地球史(地質)と組み合わせた生物の進化」という展示を理解し博物館の展示形態を調査する(3)
第10回[対面/face to face]:フィールドワークIV(1)【現地フィールドワーク:目黒寄生虫館】
館の特徴である「寄生虫の進化と適応」という展示を理解し博物館の展示形態を調査する(1)
第11回[対面/face to face]:フィールドワークIV(1)【現地フィールドワーク:目黒寄生虫館】
館の特徴である「寄生虫の進化と適応」という展示を理解し博物館の展示形態を調査する(2)
第12回[対面/face to face]:フィールドワークV(1)【現地フィールドワーク:国立科学博物館,付属自然教育園】
館の特徴である「自然や生態系を理解する」という展示を理解し,園の展示の工夫を調査する(1)
第13回[対面/face to face]:フィールドワークV(2)【現地フィールドワーク:国立科学博物館,付属自然教育園】
館の特徴である「自然や生態系を理解する」という展示を理解し,園の展示の工夫を調査する(2)
第14回[対面/face to face]:フィールドワークVI討議・まとめ
各自で作成したレポートについて発表と討議をおこなう.フィールドワークのまとめ.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
疑問などはそのままにせず,まず自分で解決するよう努力して下さい.
事前につたえるので,討議に必要な事前の調査,あるいは,授業に必要な必要な知識などを予習していただきます(その方法などお知らせします).
また,レポートは授業の内容に沿って作成するようにしてください。インターネットからのcopy & pasteは、容易に判明することが可能ですので行わないように.
テキスト(教科書)Textbooks
進化生物学 -ゲノミクスが解き明かす進化-,赤坂甲治(著), 裳華房,2021年出版,定価3520円(本体3200円+税10%)
参考書References
必要に応じて,その都度指示する.
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回行うフィールドワーク後のレポート(60%)および,授業への積極的な貢献度(出席状況を含む)(30%)も加え,総合的に評価する.この成績評価の方法をもとに,本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とする.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
積極的に疑問点などについては,自分で調べることが大切である.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
適宜パワーポイント資料の作成をおこなってもらう.適宜パソコンを使用できるようにしておくこと.
その他の重要事項Others
1) 現地調査(フィールドワーク)のための,交通費(宿泊はしません)が必要です(5,000~9,000円程度:入館料,ガイド料,交通費など,金額は前後することがあります.).ガイダンスに必ず出席して下さい.
2) 選抜を行いますので最初の授業には必ず出席して下さい。また,受講希望者が定員(最大20名程度)を超えた場合にも、再度,選抜を行います.
3) 2017年度以降入学生:[半期科目「教養ゼミⅠ」、「教養ゼミII」として履修する学生]半期のみの履修登録が可能となる方.教養ゼミⅠ「自然史」と教養ゼミII 「自然史」を両方とも履修すること. ※どちらか一方だけの授業は履修できません.
4) 2016年度以前入学生:年間科目「自然史」または哲学科専門科目「人間学4(自然史)」として履修する方.年間科目として履修する方は、9月のオータムセッション(9月13日〜9月19日)での,フィールドワークへの参加が可能であることを前提とし、履修登録を行うこと.
5) 授業の初めに、その日に必要な事項の説明を行いますので、くれぐれも遅刻しないようにご注意下さい。正当な理由のある遅刻を除き、10分以上の遅刻は、イエロー・カードとなります。累積カード2枚で1回欠席となります。
6) 9月の初旬(オータムセッション:9月13日〜9月19日)に,東京・神奈川でのフィールドワークを実施予定とし、台風等により実施不可となった場合は、再スケジュールとする。