市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
LANj300LA（日本語 / Japanese language education 300）教養ゼミⅡLiberal Arts Seminar II
日本語教育の世界
副島 健作Kensaku SOEJIMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | Q6146 |
| 旧授業コードPrevious Class code | － |
| 旧科目名Previous Class title | － |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市BT‐1003 |
| 配当年次Grade | 法文営国2～4年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 定員制 |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | 法・文・営・国生は300番台総合科目として履修すること |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
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Outline (in English)
【Course outline】
This course provides an overview of the field of Japanese language teaching, based on a variety of materials and specific situations in the field. In other words, it introduces a wide range of basic knowledge about teaching Japanese as foreign language, and what and how it is taught, to students taking course.
It also provides an opportunity for students to examine what learner-centered classrooms are, and to consider the creation of Japanese language teaching materials and class practices based on the current state of Japanese language education, which has been changing in accordance with the needs of the times.
【Learning Objectives】
(1) understand what kind of classroom management and what kind of teaching materials are desirable for teaching Japanese as a foreign language.
(2) set up a curriculum suited to the learners, make concrete lesson plans, select teaching materials, and create teaching materials.
(3) to introduce and explain grammar appropriately in Japanese classes and effectively perform tasks to ensure retention.
【Learning activities outside of classroom】
Students are expected to gather information on a regular basis so that they can express their own opinions on a given theme.
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
【Grading Criteria/Policy】
Final examination (40%)
Presentation performance (25%)
Attitude (active participation in discussions, etc.) (20%)
Submission of assignments (15%)
Based on this grading system, students who have achieved at least 60% of the course objectives will be considered to have passed the course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
日本語教育とはどのような分野なのか、さまざまな資料や具体的な現場の様子を知り，全体を概観する。
・日本語を外国語として教える「日本語教育」について基礎的な知識を幅広く身につけ，何をどう教えるかを考える。
・学習者主体の授業とはどういうものかを検討し，時代のニーズにあわせて変化してきた日本語教育の現状を踏まえて，具体的に日本語の教材作成や授業実践について考える。
到達目標Goal
(1)外国語としての日本語を教えるにはどのような教室運営がなされ，そこではどのような教材が望ましいかを理解できる。
(2)学習者に合ったカリキュラム設定を行い，具体的な授業計画を立て，教材選定，教材作成ができる。
(3)日本語の授業で，文法の導入・説明を適切に行い，定着を図るタスクを効果的にできる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科：DP3・DP4、法学部・政治学科：DP1、法学部・国際政治学科：DP1、文学部：DP1、経営学部：DP3、国際文化学部：DP2、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
グループやペアでの協働的な活動が多く設定されている。活動に積極的に参加し，クラスメイトと共に主体的に学ぶことが期待される。
課題等に対するフィードバックは授業内で適宜行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：日本語教育の歴史
日本語教育の歴史について概観する。
第2回[対面/face to face]：学習者中心の指導法
学習者中心の指導法とはどういうものかについて考える。
第3回[対面/face to face]：教材・教具
日本語を教える際に使用される教材や教具の特徴について理解する。
第4回[対面/face to face]：直接法による教え方
日本語を日本で直接教える方法とはどういうものか理解する。
第5回[対面/face to face]：タスク中心の指導法
実際に教える時に使われるタスクにはどのようなものがあるか概観するとともに，タスク中心の指導法について理解する。
第6回[対面/face to face]：初級と中・上級
学習者のレベルによって教え方がどう違うかを考える。
第7回[対面/face to face]：作文指導
作文，ライティング能力の向上のためにどんな指導法があるかをみて，効果的な方法を考える。
第8回[対面/face to face]：読解指導
読解力向上のためのどんな指導法があるかをみて，効果的な方法を考える。
第9回[対面/face to face]：会話やスピーチの指導
会話やスピーチ能力の向上のためのどんな指導法があるかをみて，効果的な方法を考える。
第10回[対面/face to face]：視聴覚教材の使い方
視聴覚教材の効果的な使い方について考える。
第11回[対面/face to face]：作成教材を用いた模擬授業①
受講生が自ら作成した教材を使って，実際に日本語を教えてみる。
第12回[対面/face to face]：作成教材を用いた模擬授業②
受講生が自ら作成した教材を使って，実際に日本語を教えてみる。
第13回[対面/face to face]：作成教材を用いた模擬授業③
受講生が自ら作成した教材を使って，実際に日本語を教えてみる。
第14回[対面/face to face]：討論・議論（授業内での期末試験実施の可能性あり）
これまでの学びを踏まえて提示されてきたテーマを扱う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
設定されたテーマに関して，自分なりの意見が披歴できるように普段から情報収集等を行うこと。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
決まったテキストを使う予定はありません。
参考書References
田中望(1988)『日本語教育の方法—コース・デザインの実際—』大修館書店
縫部義憲（1991）『日本語教育学入門』創拓社
石田敏子(1998)『日本語教授法』大修館書店
高見澤孟(2004)『新・はじめての日本語教育２・日本語教授法入門』アスク
川口義一・横溝紳一郎（2005）『成長する教師のための日本語教育ガイドブック上・下』ひつじ書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験（40％）
発表のパフォーマンス（25％）
受講態度 (議論への積極的参加など)（20％）
課題提出（15％）
・この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません。
その他の重要事項Others
日頃から日本語教育や国際理解等に関わる機会があれば，積極的に参加することが望ましい（具体的な学習者や教育現場をイメージすることで，授業内容がより深く理解でき，更なる問題意識が醸成されます）。