市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LANd300LA(ドイツ語 / German language education 300)留学ドイツ語AGerman for Studying Abroad A
林 志津江Shizue HAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | Q6435 |
旧授業コードPrevious Class code | P6677 |
旧科目名Previous Class title | 留学ドイツ語Ⅰ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市BT‐0608 |
配当年次Grade | 法文営国2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 定員制(30名) |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | 法・文・営・国生は300番台総合科目として履修すること |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 総合科目 |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course is suitable for students with basic knowledge of the German language who wish to improve their ability to communicate in German over 3 Semester: Target groups are student who want to participate in short language course in Vienna (by Hosei University-Global Education Center), exchange program of Hosei University as well as Working Holiday experiences in any German speaking society. In the course, students try to get ability for basic, minimal skills for communication in German and combine German as a foreign language with cultural, historical and sociological issues, thus opening up interesting new perspectives.
【Learning Objectives】
・To develop an understanding of a wide range of topics relating to life, culture and society in German-speaking countries and to express and explain these in German.
・Able to express their own opinions and take part in discussions on abstract topics in German.
・Able to write texts of a certain length in German.
【Work to be done outside of class (preparation, etc.)】
・The standard preparation and revision time for this course is at least two hours each.
・There are prescribed preparation and review tasks.
・Assignments outside of class time will be given on a case-by-case basis.
・In addition to the above, please read the newspaper (daily) or listen to the news as much as possible. It is advisable to make effective use of the internet and social networking sites for German-speaking media.
【Grading criteria】
The course will be judged on the basis of a combination of 70% of ordinary marks (active participation and contribution to the class, presentations, submitted assignments) and 30% of every class assignments.
On the basis of this grading system, students who have achieved at least 60% of the objectives of this course will be considered to have passed the course.
授業で使用する言語Default language used in class
その他言語 / Other
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「ドイツ語圏で学びたい・生活してみたい」と考えている方の準備と、滞在経験者のドイツ語の復習とブラッシュアップを目指すクラスです。夏期ヴィーン大学短期語学研修(グローバル教育センター主催)や、法政大学派遣留学(協定校への派遣留学)やSAドイツ(国際文化学部専門科目)、ドイツへのワーキングホリデー等、ドイツ語圏での留学や滞在を念頭に、ドイツ語とドイツ語圏の多様性に触れながら、ドイツ語圏での快適な滞在に最低限必要なドイツ語運用能力の獲得とコミュニケーションの心がまえを学びます。
到達目標Goal
第一の目標は、ドイツ語文法の初歩(週2回/2セメスター程度学修済)の理解を徹底し、簡単なドイツ語でアウトプット(作文)ができるようになることです。
第二の目標は、ドイツ語が「言語」だということ、そして「言語」が構築物だということを理解できる学習者になることです。文法はただのお飾りやテストのための決まりごとなどではなく、何かを表現するために備わった機能的なしくみです。「言いたいこと」のさまざまな場面を想定しながら、ドイツ語のしくみとそのリアリティを実感してください。
第三の目標は、「ドイツ語(外国語)の学び方」を反省できる学習者になることです。「ドイツ(語圏)へ行ってみたい!」と思っているあなたに、外国語学習を通じて得た思考・感情の言語化能力、他者対応能力が身についているなら、怖いものは何もありません。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP1、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語を中心に、適宜ドイツ語と併用する
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・法政大学の2023年度授業方針に従い、感染症流行の状況が「レベル1」の場合は対面授業で、「レベル2」以上の場合はリアルタイム型オンライン授業(Zoom)で行います。
・授業の履修者以外にも、「ドイツ語カフェ」参加者ほか、ざっくばらんにドイツ語を話す時間が欲しい方の参加を歓迎します。
・授業内容・方法変更は全てHoppii上ないし履修者の法政Gメール宛周知します。5月以降、Google Classroomをツールとして使用します。
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毎授業、導入で、公共の場にあるドイツ語の掲示文を読み解く作業をします(グループワーク)。次に例文とモデル会話の発音練習・会話練習を行った後、各種Webサイトの入力やSNSでの発信を想定したドイツ語での作文、短いテクストの読解を行います。
SNSアプリや各種ウェブサイトを使ったグループワーク、マルチメディア教材・資料を多用しつつ、活気ある授業と参加者のより良い理解にも配慮します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:オリエンテーション
ドイツ語で自己紹介にチャレンジ
2[対面/face to face]:乗り物に乗って:その1
(話法の助動詞を使った表現・前置詞)まずは大学/学校へ行かないと!
3[対面/face to face]:乗り物に乗って:その2
(möchteを活用する表現・前置詞)DB(Deutsche Bahn)アプリで切符を買ってみよう
4[対面/face to face]:時々は観光もしたいな:その1
(公共空間で使える・必要な表現)自分の住む街を、訪ねてきてくれた親や友だちに案内してあげたい!
5[対面/face to face]:時々は観光もしたいな:その2
(イベントの予約やコンサートチケットの手配)ベルリンを朝も昼も夜も堪能するよ!
6[対面/face to face]:来たら食べて寝なくちゃね:その1
(食べ物を注文する時の表現)食べ物の語彙・レストランやカフェでの注文と支払いの表現
7[対面/face to face]:来たら食べて寝なくちゃね:その2
(予約やキャンセル、ホテルの中での表現)宿泊先を予約してみよう、ホテルで使う表現
8[対面/face to face]:道に迷うかもしれないよね:その1
(道先案内の表現)道に迷ったら?!市内交通をフル活用するために
9[対面/face to face]:道に迷うかもしれないよね:その2
(今の状況と要望を伝える)タクシーに乗るには?電車を乗り間違えちゃったら?急遽お金/両替が必要になったら?
10[対面/face to face]:とりあえずお天気次第?:その1
(天候の表現・屋内の活動に関する表現)天気を説明する・屋内でできること?
11[対面/face to face]:とりあえずお天気次第?:その2
(従属接続詞と副文)「天気が悪いから」を言い訳にするために…?!
12[対面/face to face]:なんか調子悪いかも…でも大丈夫!:その1
(身体の部位・体調の表現・再帰表現)「具合が悪い」のいろいろ・街の薬局で買えるものは何?
13[対面/face to face]:なんか調子悪いかも…でも大丈夫!:その2
(身体の部位・体調の表現・再帰表現)・病院にかかる・既往症を説明する
14[対面/face to face]:まとめ
学期末最終試験・まとめと解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
・授業ごと予習・復習の課題を出します。
・ドイツ語の文・テクストはどれも必ず音読をし、授業外でも積極的にドイツ語に触れられるようチャレンジして下さい。SNSのニュースフィードなどを使うのもいいと思います。
テキスト(教科書)Textbooks
佐藤修子ほか著『スツェーネン2 場面で学ぶドイツ語 (Szenen2 integriert)』(三修社、2007年)
参考書References
・中島悠爾ほか著『必携ドイツ文法総まとめ』(白水社、2003年)
・清野智昭『ドイツ語のしくみ<新版>』(白水社、2014年)
・新野守弘・飯田道子・梅田紅子(編著)『知ってほしい国ドイツ』(高文研、2017年)
・宮田眞治ほか編著『ドイツ文化55のキーワード』(ミネルヴァ書房、2015年)
その他、授業中に指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業の積極的な参加(70%)、授業ごとの課題(30%)を合わせ、総合的に判断します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生からは逐次ヒアリングを行い、相互の意志の疎通に努めます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・独和辞典は必携です。スマートフォン用の辞書アプリ(有料のもの)でも構いません。
・スマートフォンないしタブレット・PC類を準備してください。
その他の重要事項Others
・履修者に限らず、適宜ざっくばらんにドイツ語を話す時間が欲しい方の参加・聴講を歓迎します。希望者は担当者法政Gメール
shizuhaya@hosei.ac.jp
までご連絡ください。
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・授業の順序や内容の一部は変更されることがあります。
・履修者には、その他ILAC(市ヶ谷リベラルアーツ)開講の「ドイツ語コミュニケーションA/B」「ドイツ語コミュニケーション中級A/B」「SDGsで学ぶドイツ語A/B」や、国際文化学部専門科目「ドイツ語アプリケーション」等の履修を推奨します。
・受講者には「ドイツ語カフェ」への参加を推奨します。積極的に参加できる方や、運営に積極的に参加できる方については別途その点を評価します(全て「授業への積極的な参加」に含まれる)。
・法政大学の行動方針レベル(感染症の流行による)が「レベル1」以下の場合、GW中ないし夏休み前の期間に都内でフィールドワークを実施します。詳細は初回授業時に説明します。