市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
PHY100LA(物理学 / Physics 100)入門物理学BIntroduction to Physics B
熱と光
石川 壮一Souichi ISHIKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | Q3056 |
旧授業コードPrevious Class code | P3026 |
旧科目名Previous Class title | 原子から宇宙までⅡ |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S602 |
配当年次Grade | 法1年H~N・Y/法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 3群(自然分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course introduces basics of physics related to thermal phenomena, light, atoms, etc.
At the end of the course, students are expected to understand how various phenomena around us, such as heat, mirage, rainbow, aurora, etc., are explained from the fundamental laws.
Before and after each class meeting, students will be expected to spend totally four hours to understand the course content.
Your overall grade in the class will be decided based on the following: Term-end examination (70%) and in class contribution including short reports (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
・本講義では、高校で物理を履修していなくても理解できるようにわかりやすく、熱(熱伝導、熱機関、...)、光(蜃気楼、虹、光通信、光電池、...)といった身の回りに日常的に起こっている現象を、巨視的(マクロ)、微視的(ミクロ)それぞれの立場から解説し、その背後にある基本的法則を説明する。
・学生は、身の回りに起こっている熱や光の現象の本質と、それらの微視的な立場からの理解を学ぶ。
到達目標Goal
・自然現象や我々の生活を支えている科学技術を理解するための基礎知識を身につける。
・熱、光といった身の回りに日常的に起こっている現象を、巨視的(マクロ)、微視的(ミクロ)それぞれの立場から理解し、その背後にある基本的法則を理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・学習支援システムで配布する資料を用いて講義を行う。
・適時、理解度を確認するための課題を出題する。
・課題等の提出・フィードバックは学習支援システムを通じて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:序章
講義の概要を理解する。
2[対面/face to face]:熱現象(1)
熱の諸現象の基礎的概念について学ぶ。
3[対面/face to face]:熱現象(2)
熱の移動や伝達、熱とエネルギーとの関係について学ぶ。
4[対面/face to face]:熱現象(3)
生命活動のエネルギー源、および熱を用いて仕事をする熱機関について学ぶ。
5[対面/face to face]:熱現象(4)
熱現象を微視的に理解することを考える。
6[対面/face to face]:波
波動一般についてその基礎的事項を学ぶ。
7[対面/face to face]:波としての光(1)
光の屈折や分散という性質について学ぶ。
8[対面/face to face]:波としての光(2)
光の回折や干渉という性質について学ぶ。
9[対面/face to face]:粒子としての光(1)
物の色と温度との関係について学ぶ。
10[対面/face to face]:粒子としての光(2)
光電効果、原子スペクトルの意味とその特徴について学ぶ。
11[対面/face to face]:原子のモデル
原子が光を放出したり吸収したりする性質を説明するための、原子モデルについて考える。
12[対面/face to face]:物の色と光(1)
光による現象・風景や物の色の例として、空の色、照明などについて学ぶ。
13[対面/face to face]:物の色と光(2)
天体の色やオーロラの発光について学ぶ。
14[対面/face to face]:太陽エネルギー
太陽から発生しているエネルギーと地球との関係を考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・配布資料、演習問題、参考文献を用いて講義内容の復習を行うこと。
・新聞等の科学ニュースに気を配り、講義で学んだこととの関連性について考えてみること。
・本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは特に設けないが、学習支援システムを用いて資料を配布する。
参考書References
・「グラフィック講義 物理学の基礎」 和田純夫著 (サイエンス社、2013)
・シップマン・自然科学入門「新物理学」(増補改訂版) J. T. Shipman著、勝守寛監訳(学術図書出版社、2002)
・「物理学入門」 大西直毅著(東京大学出版会、1996)
(その他、必要に応じて授業中に紹介する。)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(小テストを含む)と期末試験の点数を総合して評価する。配分は、平常点を30%、期末試験の結果を70%とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業時間外学習をほとんど行っていない人が多いようなので、予習・復習のための参考資料や課題をもう少し充実させたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布のために学習支援システムを利用する。