市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
GEO100LA(地理学 / Geography 100)地理学ⅠGeography I
前川 明彦Akihiko MAEKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名 Attached documents |
やや具体的に |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | Q2113 |
旧授業コードPrevious Class code | P2093 |
旧科目名Previous Class title | 地理学Ⅰ |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市G‐G201 |
配当年次Grade | 法1年Y、営1年A~J/法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Course outline: Regional or geographical issues in the modern world.
Learning Objective: Students will gain a deep understanding of various events in the modern world and learn the importance of thinking logically on their own.
Learning activities outside of classroom: Total of 4 hours
Grading Criteria:Examination 80% Contribution to class 20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
高校の地理では、世界・日本各地の様々な事象を「暗記する」ことが中心だったのではないでしょうか。しかし、大学の地理学では、空間・地域・景観・場所などの地理学的キーワードから、現代世界の様々な事象を深く理解し、学生自らが論理的に考えることの大切さを学びます。具体的には約50億年以上前に地球が生まれ、大気が生じ、数億年前に生物が生まれ進化と絶滅を繰り返します。その後20万年前に人類が生まれ、厳しい自然条件を乗り越えながら、現在に至ります。こうしてできた人間社会を自然地理学と人文地理学をとおして考える重要性を学ぶわけです。
到達目標Goal
現代世界の様々な事象を理解することを通して、地理学の考え方や自分で考えるという力を学ぶことを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義では、各テーマにかかわる身近なトピックを紹介しながら、すすめていきます。対面授業の利点を活かし「考える」ことを重視するために、一方的な講義を少しは変えたいと思います。基本的に、教材等は授業支援システムを使う予定です。感染予防対策のため、授業資料の紙での配布はいたしません(すべて学習支援システムにアップします)。なお、授業時にALとしてGD/GWを毎回ではありませんが試みます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回 [対面/face to face]:地理から地理学へ
高校地理から大学の地理学へ 地理学って何だろう
第2回[対面/face to face]:地理学が扱う諸問題
世界から見える課題と地理学の課題
第3回[対面/face to face]:身近な事象を通して地理学を考える(1)
地理学的な考え方を学ぶには?渋谷の街から見えてくるものは何だろう 新宿・池袋
第4回[対面/face to face]:身近な事象を通して地理学を考える(2)
メディアにおける地理学的考え方 ーブラタモリの世界ー
第5回[対面/face to face]:現代世界における生態・環境(1)
世界における生態・環境 なぜ、北海道の米がうまくなった
第6回[対面/face to face]:現代世界における生態・環境(2)
世界の環境 産業・経済と環境のジレンマ
第7回[対面/face to face]:現代の人びとの生活・文化
餃子で考える、食文化と環境決定論、可能論の世界
第8回[対面/face to face]:現代社会の経済・社会・政治
遅れた日本 失われた30年 DX,AI社会ほか
第9回[対面/face to face]:現代社会の情報・通信・観光
GISで観光の実態を可視化しよう
第10回[対面/face to face]:日本社会における諸問題(1)
地理学的な考え方を学ぶには?新たな産業といって30年
第11回[対面/face to face]:日本社会における諸問題(2)
災害をGoogleMapやハザードマップから考える
第12回[対面/face to face]:グローバル社会における諸問題(1)
グローバル社会の分断と混乱 地理学的な考え方で考える?
第13回[対面/face to face]:グローバル社会における諸問題(2)
格差・貧困とグローバル社会
第14回[対面/face to face]:試験 まとめと解説
最終レポートの解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
世界や日本の最新動向を知るために、ニュースや新聞を読むようにしてください。コロナやウクライナ問題などの世界での出来事や失われた日本社会の様々な出来事にも興味を持ってください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし
参考書References
適宜指示する
成績評価の方法と基準Grading criteria
対面授業予定ですので、中間・期末のレポート80%:持ち込み可)授業での平常点(20%)としますが、感染の拡大等から変わる可能性もあります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
コロナ下の世界で学生は孤独感や孤立感、ストレス等からコミュニケーションの重要性が問われた気がします。対面中心を予定していますから、授業を居場所としてコミュニティの重要性をフルに発揮していきたいと思います。むしろ、授業でたくさんの知り合いを、違う学年や他学部から増やし、ネットワークを広げてみてください。今期も前向きに考えてやってみましょう。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムでの資料配信などを行います。それを見ることができるようにPCなどの機器類を準備してください。
その他の重要事項Others
高校で地理を学んでいない人は大歓迎です。春学期のⅠでは地理学の基礎、秋学期のⅡはグローバルな地誌的な見方での応用が中心です。大学デビューのつもりで新たな柔軟な思考を持ちたいなどの人も歓迎します。
授業開始日までに、内容の詳細や要点をまとめて授業支援システムに上げておきたいと思います。必ずご確認ください。(仮登録すれば見れるようにします)状況次第ですが、対面授業形式の利点にALや今後の将来でも生かせるGD・GWなども試みたいと思います。あまり一方的な授業は避けたいのでみんなで知り合いを創るためにも楽しみましょう。授業アシスタントの人を予定していますので、1年生などはさまざまな相談をしてみてください。