市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
BSP100LA（初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100）基礎ゼミⅠ（文・哲）Seminar on Basic Texts I
内藤 淳Atsushi NAITO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | Q0001 |
| 旧授業コードPrevious Class code | P0003 |
| 旧科目名Previous Class title | 基礎ゼミⅠ（文・哲） |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市富士‐F404 |
| 配当年次Grade | 文（哲）1年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 定員制（45名） |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 選択基盤科目 0群（自校教育、基礎ゼミ、情報、キャリア教育関連科目等） |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
(Course outline)
In this course, students will learn the basic skills necessary for university study, such as how to research literature and write reports and papers.
(Learning Objectives)
The goals of this class are for students to be able to explain their opinions rationally and to understand how to research literature and write reports and papers.
(Learning activities outside of classroom)
Before each class meeting, students in charge of reporting will be expected to write an essay on newspaper article. After the class meeting, students in charge of responding will be expected to write an essay on the reporting essay. Other students will research the literature on the reporting essay and come up with their own opinions after each class meeting. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content including writing short essays on the content of each class.
(Grading Criteria /Policies)
Final Grade will be decided based on assigned essays (80%) and contribution in class discussion (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
大学での学びに必要となる基礎的なスキルを身に付ける。ゼミでのディスカッションやレポート・論文作成などを行っていくための「読む」「書く」「発表する」「議論する」の４つの力を訓練・習得することを目的とする。
到達目標Goal
１．他者の書いた文章を正確に読み、その主旨や論理を把握できるようになる。
２．自分の考えやその説明を、日本語として正確な文章で書けるようになる。
３．自分の考えやその根拠を、他者に分かってもらえるように発表・説明できるようになる。
４．自分と異なる意見や主張に対して、合理的な根拠を示しながら問題点を指摘し反論できるようになる。
５．これらの作業のために必要な文献資料の調べ方が分かるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。文学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
社会で起こる現実の事象・事例を題材にして、それについての小論文作成、報告、討論を行う。毎回報告者・応答者を決めた上で、報告者による発表と応答者及び他の受講生との間で討論を行う。
報告者は、最近の新聞の社説・投書等から題材を選んで、それについての話題提供小論文を事前に書いた上で、担当回の授業で配布しそれについての発表をする。それを踏まえて、応答者及びその他の受講生の間で討論を行い（必要に応じてグループ討論を行う）、内容に関する論点・問題点を抽出する。応答者は、その話題提供論文に対して自分の主張を論じた応答論文を執筆し、次回授業までに提出する。詳細は初回授業時に説明するので、受講者は初回に必ず出席すること。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
授業の趣旨・やり方の説明
2[対面/face to face]：資料の調べ方
文献資料等の調べ方についての説明（必要に応じて図書館ガイダンスを行う）
3[対面/face to face]：報告と討論（１周目１）
担当報告者による発表とそれについての議論
（報告者A,Bの２名、応答者４名、各１回目）
4[対面/face to face]：報告と討論（１周目２）
担当報告者による発表とそれについての議論
（報告C,Dの２名、応答者４名、各１回目）
5[対面/face to face]：報告と討論（１周目３）
担当報告者による発表とそれについての議論
（報告E,Fの２名、応答者４名、各１回目）
6[対面/face to face]：報告と討論（１周目４）
担当報告者による発表とそれについての議論（報告者G,Hの２名、応答者４名、各１回目）
7[対面/face to face]：報告と討論（１周目５）
担当報告者による発表とそれについての議論（報告I,Jの２名、応答者４名、各１回目）
8[対面/face to face]：報告と討論（１周目６）
担当報告者による発表とそれについての議論（報告K,Lの２名、応答者４名、各１回目）
9[対面/face to face]：報告と討論（２周目１）
担当報告者による発表とそれについての議論（報告M,Nの２名、応答者４名、各２回目）
10[対面/face to face]：報告と討論（２周目２）
担当報告者による発表とそれについての議論（報告O,Pの２名、応答者４名、各２回目）
11[対面/face to face]：報告と討論（２周目３）
担当報告者による発表とそれについての議論（報告Q,Rの２名、応答者４名、各２回目）
12[対面/face to face]：報告と討論（２周目４）
担当報告者による発表とそれについての議論（報告者S,Tの２名、応答者４名、各２回目）
13[対面/face to face]：報告と討論（２周目５）
担当報告者による発表とそれについての議論（報告U,Vの２名、応答者４名、各２回目）
14[対面/face to face]：報告と討論（２周目６）
担当報告者による発表とそれについての議論
（報告W,Xの２名、応答者４名、各２回目）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講者は普段から新聞・雑誌・ネット等の記事やオピニオンに目を通し、それに対する自分の意見を考えておく。その上で、報告者となった授業回では、最近の新聞の記事・投書等の中から特に自分が関心を持ったものを選び、それに関する自分の考えを論じる小論文を作成する。授業時には、それを当該記事・投書と一緒に他の受講生に配布し、それについての発表と質問対応ができるよう中身を整理しておく。
応答者は、担当回の授業の後、報告者の小論文に対して自分の意見を論じた応答小論文を作成し、次の回の授業までに教員に提出する。
他の受講者は、報告者の小論文に関係する記事や文献等を適宜調べて、それについての自分の考えと根拠を整理する。
本授業の準備学習・復習時間は、各２時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
なし
参考書References
河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第4版』慶應義塾大学出版会、2018年
小笠原喜康『新版 大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書、2009年
成績評価の方法と基準Grading criteria
①話題提供小論文の内容、②応答小論文の内容を柱に、それに③授業と討論への参加状況を加味して、上記「到達目標」にて示した１～５の達成度を評価する。成績評価は、①②（いずれか各自の担当分）を80％、③を20％の割合で評価する予定である。なお、受講人数及び授業の進捗状況によっては、これらに加えて④期末試験もしくは授業内試験もしくは期末レポートを実施し、その結果も成績評価に加味する場合がある。詳細は授業の中で説明する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
各回の授業で受講生の発言機会を多くとれるように配慮したい。また、論点の解説を丁寧にすることで、真面目に取り組んでいる受講生の問題意識と思考力を伸ばせるようにしたい。