Department of Global and Interdisciplinary Studies

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IDN100LA(アイデンティティー教育 / Identity studies 100)
Introduction to Hosei Studies

Fumiko KOBAYASHI, Masayoshi KANEKO

Class code etc
Faculty/Graduate school Department of Global and Interdisciplinary Studies
Attached documents
Year 2023
Class code A6622
Previous Class code
Previous Class title
Term 春学期授業/Spring
Day/Period 金4/Fri.4
Class Type
Campus 市ヶ谷
Classroom name 市外濠‐S405
Grade 1~4
Credit(s) 2
Notes
Open Program
Open Program (Notes)
Global Open Program
Interdepartmental class taking system for Academic Achievers
Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes)
Class taught by instructors with practical experience
SDGs CP
Urban Design CP
Diversity CP
Learning for the Future CP
Carbon Neutral CP
Chiyoda Campus Consortium
Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title
Category (commenced 2024 onwards)
Category (commenced 2020-2023) 100-level General Study Courses
Value-Added Courses
Category (commenced 2016-2019) 100-level General Study Courses
Adjunct Subjects

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Outline and objectives

 ようこそ法政大学へ! みなさんのこの大学や学部がいつどのように、どうして作られたのか知ってみたくはありませんか?
 この授業では、創立から144年めとなる本学の歴史、校歌の成り立ち、明治期からの海外との関わり、特徴ある研究の蓄積、学生文化の今昔、卒業生の活躍など、多方面から法政大学に迫ります。最後には未来を考え、総長に提言する機会も設けます。長い歴史をもつ本学で学ぶ自らをみつめ、将来の目標やキャリアを考えてみましょう。

Goal

・法政大学の歴史を日本近現代史、世界史の流れのなかで理解する。
・〈法政大学らしさ〉を考え、ここで学ぶ自らの将来へのヒントを得る。

Default language used in class

日本語 / Japanese

Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )

毎回、科目責任者2 名のコーディネートのもと、総長以下、本学教員、卒業生等が、学部やキャンパスの垣根を超えて担当します。
講義の途中や最後に内容を確認するクイズ、グループワークなどで参加型・双方向型授業にしています。毎回の学習支援システムのコメントに書かれた質問のなかから講義担当者が重要なものを選んで翌週にペーパーにして応答します。

Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)

あり / Yes

Fieldwork in class

なし / No

Schedule

授業形態/methods of teaching:対面/face to face

※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。

1[対面/face to face]:市民社会の開明とノンエリートの夢~法政大
学と日本近現代史①

ガイダンスとして授業の概要を説明したのち、創立者の一人、青年薩埵正邦の「志」と「奮闘」を中心に、本学創立期について講義する。(科目責任者=金子匡良)

2[対面/face to face]:「山の手」の市ヶ谷キャンパス~法政大学
と地域社会

市ヶ谷キャンパス周辺地域の歴史・地理環境、本学の地域連携活動を紹介する。(小倉淳一)

3[対面/face to face]:ボアソナードと梅謙次郎~法政大学と日本近
現代史②

開学後約30 年の発展期に多大な貢献をした人物たち、その民法制定への関わりを学ぶ。(岡孝)

4[対面/face to face]:アジアからみつめる~法政大学と国際社会

20 世紀初頭に始まる留学生の受け入れをはじめ、本学の国際関係を概観する。(髙栁俊男)

5[対面/face to face]:リベラリズムの潮流~法政大学と日本近現代
史③

本学で教えた夏目漱石門の内田百閒らの文学者、三木清らの哲学者たちを紹介し、そこに底流するリベラリズムを考える。図書館にある旧蔵書も紹介。(衣笠正晃)

6[対面/face to face]:学生生活の今昔

写真や映像を交えて学生文化史を振り返る。戦時下の学徒出陣にも触れる。(古俣達郎)

7[対面/face to face]:校歌「よき師よき友つどひ結べり」

成立背景や作詞・作曲者、歌詞の意味などについて知り、応援団のパフォーマンスを見ながらアカデミー合唱団のみなさんより歌唱指導を受ける予定。(児美川孝一郎)

8[対面/face to face]:大内総長とその時代~法政大学と日本近現代
史④

戦後の本学の復興・発展期を担った大内兵衛総長の功績とその教育的理想を考える。(横内正雄)

9[対面/face to face]:先輩からのエール

社会で活躍する卒業生の体験を聞き、本学で学ぶ意義や可能性を考える。今年度は奥多摩に移住し、森林資源を生かした地域づくりに取り組む菅原和利さんをお迎えする予定。

10[対面/face to face]:ユニークな研究所

多数の研究所のうち他大に類例がなく、研究実績で世に知られる能楽研究所、沖縄文化研究所、大原社会問題研究所について知る。

11[対面/face to face]:近年の発展~法政大学と日本近現代史⑤

本学が大きく変貌した90 年代以降の改革と、市ヶ谷に設置された国際文化・人間環境学部について学ぶ。(職員・各学部教員)

12[対面/face to face]:近年の発展~法政大学と日本近現代史⑥、そして未来へ

前回に引き続き2000年代に市ヶ谷に設置されたキャリアデザイン学部・GIS(グローバル教養学部)について学んだ後、法政大学の展望を総長に聞く。(各学部教員・廣瀬克哉総長)

13[対面/face to face]:「自由と進歩」と法政大学憲章~「法政らし
さ」を考える

法政大学の学風として掲げられてきた「自由と進歩」から「法政大学憲章」へ、この講義の内容をふり返りつつ「法政大学らしさ」を考える。(科目責任者=小林ふみ子)

14[対面/face to face]:まとめのワーク

「法政大学と自分たちの未来」を話しあい、将来の法政大学への提言をする。本学の教学担当理事の講評を受け、もっとも優れた発表に総長賞を授与する。(小秋元段常務理事・科目責任者=小林)

Work to be done outside of class (preparation, etc.)

毎回、講師は代わりますが、一つの流れになっています。配付資料を読み直し、紹介した参考文献にも目を通すようにしましょう。
2020年にオープンしたばかりのHOSEI ミュージアムは必見。予習復習をかねてぜひ見学を! デジタル展示でつぎつぎと新しい情報が出てきます。
その他関連する特別展示なども紹介、見学を推奨します。
なお、本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。

Textbooks

写真でみせる『法政大学1880-2000 そのあゆみと展望』から抜粋本をつくり、授業支援システムに掲載します。さらに充実したバージョンはテキストとして生協で販売します。

References

毎回、適宜お知らせします。本学の大学史については、上述書のほか『法政大学八十年史』『法政大学百年史』『法政大学と戦後五〇年』などがあります。

Grading criteria

毎回の学習支援システムのコメントにみえる取り組み70%、期末レポート30%で総合的に評価します。

Changes following student comments

開設13年を迎える科目で、受講生が法政大学で学ぶ自分を見つめ直す役割を果たしているようです。毎回の授業内容を、テキストとより関連づけながら進めていくよう努めます。みなさんにとって興味深く、よい刺激となるようにする工夫を重ねていきます。

Equipment student needs to prepare

配付資料類は、学習支援システムを通じても配付します。

Others

・入学した段階で、本学で学ぶことの意味を考えられるよう1年次での履修を推奨します。2年生以上の受講ももちろん歓迎します。
・この授業で法政大学の経てきた歴史に興味をもったら、上位科目として開講されている「法政学の探究LA・LB」にもチャレンジしてみてください。