経済学部Faculty of Economics
CAR100CA(キャリア教育 / Career education 100)キャリアデザイン入門Introduction to Career Design
大八木 智一Tomokazu OYAGI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | K8503 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月1/Mon.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | B301 |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 2023年度以降入学生のみ履修可。2022年度以前入学生は「キャリアデザイン論(K8501)」を履修すること |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course Outline】
This class provides you with the long-term career design concept Lea you need to live your life and basic knowledge you need to work in society.
【Leaning Objectives】
The goal of this class is to find the problem ,to think about the solution ,and to have the ability to continue to perform.
【Leaning activities outside of class】
In addition to the lecture ,this class requires at least four hours to prepare ,review and create assignment report.
【Grading Criteria/Policy】
In the evaluation of the results, the content of each assignment report is evaluated as a total score. The on-time submission rate of the assignment report must be 70% or higher to earn credits. And also ,the total score of the assignment report must be 60% or more of the perfect score.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、①大学での過ごし方、②社会で働くということ、③自らのキャリアをデザインするための最低限のスキル、の3点について、一緒に考えていくことで、皆さんが学生生活を有意義に過ごしていくためのいくつかのヒントを提供していきたいと思います。この授業の中では、自らの人生を歩む上で必要となる長期的なライフデザインの考え方や、社会で活動していくことについての基本的な知見を提供もします。
これらを通じて、自分で考えて自分で行動できるような主体的で自律的な生き方の姿勢を培うことが、この授業の最大の目的です。
到達目標Goal
自分の頭で考え、率先して行動できるようになることを目標とします。受験を含む高校まででは、課題が与えられ、正解をできるだけ早く見つける能力が求められてきました。しかし社会では、自ら問題を発見し、解決に向けて行動していく必要があります。また、誰かが正解を与えてくれるわけでもありません。さらに、今日の正解が明日も正しいとは限りません。
そのような中では、自ら課題をみつけ、解決策を考え、そして実行し続けていく姿勢がみなさんには求められます。大学の4年間では、考えながら行動し続ける姿勢、言い換えればPDS(Plan,Do,See)サイクルを回しながら、みなさん自身が主体的に行動していける基本的な力を身につけてほしいと思います。
最初は小さな一歩でも構いません。半年の間に、授業をきっかけにして何か行動してみることを目指しましょう。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP9」「DP10」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【この授業は教室での対面授業で実施します】
基本的には教室での対面で授業を実施しますが、一部の授業回がオンライン(オンデマンド型)になります。また新型コロナの感染状況等によって一部の授業回がオンラインに変更になる可能性があります。
毎回の授業において各授業回に関連した課題を提示するので、一定期間内において指示された課題レポートの作成に取り組み、学習支援システムを利用して提出してください。(特に指示がない場合は、基本的に翌日までに提出)
教室での授業内では参加型の授業スタイルも可能な限り取り入れます。教員や学生同士のコミュニケーション機会を重視します(グループ・ワーク、対話、フィードバック、リアクション・ペーパー等)。
また、リアクションペーパー等におけるコメントや課題に関しては、授業内で紹介するなどしてフィードバックをします。
【その他の重要事項】の項目を必ず確認してください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:オリエンテーション
本科目の授業趣旨、授業の進め方、求める参加態度、カリキュラム等について概要と授業を受講する意義について説明する。また学生生活を送るにあたって必要な支援を受けられる学内の機関について紹介する【キーワード:キャリアデザイン、大学生としての学生生活を始めよう!】
2[対面/face to face]:大学での学び
大学とはどのような場なのか、何のために大学で学ぶのか、大学の付加価値について考える。また、大学生時代にしかできない法政大学という場を有効に活用する学び方や、大学生として生活、学修していく際の基礎知識について学ぶ。【キーワード:自ら学ぶ、大学の活用】
3[対面/face to face]:激変する社会環境と直面する課題
現代は世界的に社会環境が激変している時代である。このような時代において社会が直面している課題をSDGsの観点から読み起こし、みなさん自身がこれらの諸課題に対してどのような関与、貢献ができそうかについて考える。併せて、わが国の将来に向けて重大な課題となっている少子高齢化の問題についても考えていく。【キーワード:SDGs、少子高齢化、パンデミック】
4[対面/face to face]:働き方と多様性
これからの変化の激しい社会において自分を生かしていく働き方について考えていく。ダイバーシティーに関する基本的考え方に加え、雇用形態の変化やパラレルキャリア、短時間労働化の可能性、テレワークなど、新しい働き方のあり方について考える。【キーワード:ダイバーシティー】
5[対面/face to face]:働くことの意味
働くとはどういうことなのか?これまでの主な労働論や労働観にも触れながら、これからの時代の「働く」を考えていく。特に、働く目標と目的、動機、働くことを通じての自己実現と幸福の追求、提供価値の対価としての報酬、これからの働き方などの側面から考えていく。【キーワード:労働観、働く目的】
6[対面/face to face]:結婚、家族、ジェンダーを取り巻く諸問題
社会生活を営んでいくための基礎的な単位であるとともに生活の基盤ともなる家族、および、その周辺で密接に関連している結婚やジェンダーに関する諸問題について考察する。併せて共働き問題、子育て問題、家族関係の変容についても触れていく。【キーワード:結婚、家族、ジェンダー】
7[対面/face to face]:グローバル化社会と異文化理解
これからの世の中はグローバルな活動が今まで以上に当たり前になってくる。そのような社会において活動していくためには各自がグローバル人材として成長していくことが必要である。そのためにはどのような資質を備えていくべきなのかについて学ぶ。【キーワード:グローバル化、カルチャーマップ】
8[対面/face to face]:インターンシップ
インターンシップとひとことで言っても多種多様なタイプがあり、それぞれに期待できる効果も異なる。インターンシップは大学に在学しながら社会人としての体験を企業の内側から体感ができる貴重な機会なので、積極的な参加を期待したい。本授業では本学でのインターンシップ参加の窓口であるキャリアセンターの職員が先輩たちの事例や参加する際の注意点などについて解説する。【キーワード:インターンシップ】
9[オンライン/online]:社会で活躍する先輩に学ぶ①経済学部・社会学部OB/OG
【オンラインを予定】
社会で活躍している経済学部および社会学部出身の先輩たちから、大学での学び方、過ごし方、就職に向けた準備、キャリア形成等について、先輩方の実際の経験に基づいてお話しいただく【キーワード:経済学部、社会学部、学び方、就職、キャリア形成】
10[対面/face to face]:意思決定と認知バイアス
いま身の回りで起きていることがらのうち、皆さんのキャリアデザインに深くかかわってくる概念について基礎的な理解を深める。具体的には「ものごとの捉え方(認知)」、「自分が自由にできる裁量権(選択)」、「決めることに関するこころの動き(意思決定)」について学んでいく。【キーワード:二重過程理論、認知バイアス】
11[オンライン/online]:社会で活躍する先輩に学ぶ②現代福祉学部・スポーツ健康学部OB/OG
【オンラインを予定】
社会で活躍している現代福祉学部およびスポーツ健康学部出身の先輩たちから、大学での学び方、過ごし方、就職に向けた準備、キャリア形成等について、先輩方の実際の経験に基づいてお話しいただく【キーワード:現代福祉学部、スポーツ健康学部、学び方、就職、キャリア形成】
12[対面/face to face]:チャンスを広げるための行動様式の改革
チャンスを広げられる人は自分の前にある偶然の出会いをチャンスとして捉えて行動できるかどうかにかかっている。自分でチャンスを広げていくことができる行動様式について4Sトランジション理論、プランドハプンスタンス理論から学んでいく。【キーワード:4Sトランジション理論、プランドハプンスタンス理論、セレンディピティ】
13[対面/face to face]:学生生活と就職の準備
本学の学生は、卒業後の進路として9割が就職をする。就職がキャリアのゴールではないが、多くの学生が直面する就職活動がいつごろから始まり、どのような準備が必要なのかについて、卒業生のデータも踏まえながらキャリアセンターの職員が解説する。【キーワード:自己理解、就職活動】
14[対面/face to face]:学生時代の過ごし方
春学期が終わろうとしているいま、これから卒業までの3年半をどう過ごすかを考える。卒業までに成し遂げたいこと、それを成し遂げるためにどのような活動が必要かを具体的に議論する。そして、「明日から取り組むこと」をみなさん自身で決め、グループ内で共有する。【キーワード:過ごし方、付き合い方、自己戦略】
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習・課題レポートの作成等に要する時間は、講義時間以外に4時間以上を標準とします。より深い理解のために有益な資料、参考図書、作業等は授業内で示します。授業後にそれらに目を通したり、作業したり、インターネットや文献等の活用による自発的学習によって自分自身の知識やスキルの向上を目指されることを期待します。
テキスト(教科書)Textbooks
特に定めません。
参考書References
授業内において、必要に応じて副読本、参考文献等を紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の課題レポートの記述内容の評価を点数化し、それらを合計した総合点で評価(100%)します。記述内容の評価においては、記述内容のオリジナリティ、論理構成、表現法を重点に評価します。単位取得には特段の事情がない限り課題レポートの期限内提出率と教室授業の出席率がともに70%以上であることが必要です。また、課題レポートの総得点が満点の60%以上であることが必要です。やむを得ない事情で期限内のレポートの提出が難しい場合には、早めに担当教員(大八木智一)と相談してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度より課題レポートの記述内容において、みなさんの「オリジナリティのある考え方」に対する評価を重点評価項目に加えます。世間一般の考え、どこかの本やネットに書いてあったような考えでなく、みなさん自身が自分の頭でよく練った「考え」を評価します。一般的に「正しい」考えより、みなさんが「考え抜いた」内容を記述内容には期待します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
当日示す授業資料は、「学習支援システム」にもアップするので、各自パソコン、タブレット等を教室に持参することが可能です。同じ授業資料は授業中においても教室内で投影します。また、授業内容は一定期間学習支援システム上で公開する(課題を除く資料のみ)ので、復習等にも活用してください。学習用の使用機材は、できればスマートフォンではなく、PCやタブレットを用意されることをお勧めします。
その他の重要事項Others
【授業形態の変更の可能性】新型コロナ感染症の拡散状況によって、授業方法が春学期の途中でも変更になる場合があります。その場合は、随時ご連絡します。
【質問の受付】授業内容等に関する質問、問い合わせにはメールで受け付けます。必要に応じて対面での対応も可能です。コンタクト先(担当教員)については授業開始後に(初回授業において)お知らせします。
【受講制限】本授業の第1回目授業開始前日時点において仮登録者が教室定員を上回った場合(最大約500名)は以下の方法によって受講生を決定します。①まず低学年を優先します(授業内容が初年次に学ぶことを前提にした内容が多いため)、②それでも500名を大きく上回る場合は「抽選」とします。抽選結果は遅くとも第2回授業の前日までに学習支援システム上で告知します。
抽選になった場合、第1回目授業の前日までに履修の仮登録をしていなかった学生は抽選の対象とならないため、受講できません。後日の履修申請、履修変更では履修できませんので、ご注意ください。